相互リンクはもう終わってる
公開日:
:
SEO
今でも相互リンク集ってあるのだが、正直、相互リンクは無駄だなって思う。
これほど無意味なSEO施策があるだろうか?いやないっていうぐらい無意味だと思う。
今から2年前ぐらい前までは、相互リンクはそれなりに価値があった。
自作自演を行わないで、確実に外部リンクをもらう手法としては唯一無二だったといっても良い。
実際に相互リンクをメインの手法として検索順位をあげているサイトもあった。
しかし、今となってはもうダメだ。
ダメな理由は2つ。
- もう相互リンクじゃ上がらない
ペナルティを受けたり、まだペナルティを受けていなくても心配なため相互リンクを解消するケースが最近は多い。その結果、順位はほとんど変わらなかったことを実感した人も多いだろう。
ほとんど検索エンジンから評価を得られていないのだ。 - そもそもやばい
相互リンクを積極的に受け入れているサイトは、そもそもSEOに熱心なサイトだ。
SEOに熱心なサイトの多くは、スパムに分類する施策を行なっていることが多い。
そのようにスパムを行なっているサイトにリンクするということは、自サイトもスパムに加担しているとGoogleから認識される可能性が高い。昔の相互リンクとか見るとホントにすごい。
その当時まともだった(のかもしれない)サイトが、全然違ったサイトになっている事が多い。
当時は真面目なショッピングサイトだったのに、運営者の気が変わったのか、あるいは中古ドメインを買われたのかわからないが、出会い系のサイトに変わっていたりとか・・・。こんなことはよくある。こういうのはSEO的な意味でも宜しくないし、ブランディングを損ねる可能性もあるので非常にまずいのだ。
やってみるとわかるが、相互リンクはかなり面倒くさい作業だ。
その割には効果がなく(っていうかほとんどない)、かつリスクだけがあるということで、新しく相互リンクなんかやる価値なんかない。
できることなら、リスクを減らすために今ある相互リンクはやめてしまったほうがずっといい。
(SEO目的ではない相互リンクはその限りではないけど)
てなわけで、相互リンクはもう終わっているし、終わりにしようってな話であった。
関連記事
-
SEOはシステムエンジニアリングではない
コンピュータ将棋がついにプロの将棋指しを破る時代になった。ちなみにプロの将棋指し(プロ棋士って言い
-
-
検索順位の高いサイトと比べてみるとわかる
SEOをやっているのであれば、否が応でも順位が気になる。 順位なんてものは数ある指
-
SEOのOは「Optimization:最適化」では最適化って何? | 園まり「何も云わないで」
園まりはいいよなぁ、歌声を聴くだけでとろけそうになるわぁ、ってそれはともかくおいておいて本題。 コ
-
-
2015年のSEOのトレンドを勝手に予想してみる | 沢田研二「勝手にしやがれ」
2015年以降のSEOを予想するという記事は良い記事があるので、そこをあえて今年限定で書いてみるのだ
-
検索エンジンにもコンテンツをアピールしなくてはいけない
ユーザーが必要としているコンテンツを作るのが基本である。 ユーザーが必要としているコンテンツを
-
-
ミラーサイトなんか気にしなくていい
近頃コンテンツをコピーされることに神経を使いすぎるWebマスターが増えている。ほとんどが他のペー
-
コンテンツそのものはSEOぢゃない
良質なコンテンツを作ることイコールSEOであるといったことが言われているが これは間違いである 良
-
ニュースは常にウォッチしておこう| 最後のニュース「井上陽水」
今日のアイキャッチ画像は井上陽水の「最後のニュース」だ。うーん、これ懐メロというには新し過ぎじゃね
-
-
ナチュラルなリンクと人工リンクの見分け方
これはあくまで原則論である。しかし、この原則論をおさえておけば基本的にはOKである。 現在ではペ
- PREV
- NAVERまとめってそろそろやばいと思う
- NEXT
- 検索順位上位をとれる裏ワザ