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WordPressはなぜSEOに強いのか | アリス「チャンピオン」

公開日: : SEO, Webサイト制作

WordPressはなぜSEOに強いのか | アリス「チャンピオン」

「WordPressはなぜSEOに強いのでしょうか?」

SEOができると称している制作会社にとって踏み絵的な質問である。
これっていい質問だと思うのだ。

SEOに強いと自称している制作会社は非常に多い。
というか、ほとんどの制作会社のホームページには「SEO」がなんちゃらと書いてあるだろう。

でも実際に本当にSEOのことがわかって制作している会社はなかなか少ないのである。
Web業界の交流会などに私は参加するのが好きなのだが、

「うーん、実際はあんまりわかってないんですよね。」

と面と向かって話すと、そういうふうに正直に話してくれる制作会社の人もとても多い。
それで、

「私のところでSEOの講習会をクリエイター向けにやりますよ。本当にSEOのことがわかるようになったら差別化になるんじゃないですかね?」
「それはいいですね。」

というような会話は時々あるのだが、一度も実現したことがない。
とても残念である。

どの制作会社を選ぶかによって、金額は同じようなものであったとしても出来上がった検索経由での集客力は非常に大きく変わってくる。 

そういう意味では、制作会社はクライアントのサイトの生殺与奪を握っているとも言える。
なので、クライアントの幸せのために是非SEOを学んで欲しいと思うのだ。

ちなみに会社としては案件を抱えており多忙なので、講習をやりたいと思っているわけではない。
クライアントの幸せのために、SEOを学びたいと考えている制作会社の方のためであれば頑張ってもいいかなって考えている。 

さて、WordPressはなぜSEOに強いのかという話。
ちゃんと答えられたらわりと大したものだと思う。 

これには色々な理由があるが、実はWordPressに限ったことではなく、MTやJoomlaやXOOPSといった他のCMSでも該当するのである。 

  1.  クローラビリティが確保される
    どんなにいい情報が存在するページであっても、Googleがそのページの存在を認識できなければ、存在しないのと同じである。
    クローラビリティとはGoogleが、Webサイト内をどれだけ巡回のしやすいかを表す言葉である。
    WordPressで作れば、特段考慮をしなくても比較的良好なクローラビリティを確保することができる。
    WordPressで作りさえすれば、SEOをちっとも考慮しなくても検索エンジンに記録してもらえる。
    上位表示されるかされないかはさておいて、検索対象になることがほぼ保証されることはとてもとても大きなメリットである。
  2. 階層構造が明確になりやすい
    HTMLでサイトを作ると、最初はよくても徐々にページを足していくとだんだんと構造がグダグダになってくることが多い。
    TOPページ → カテゴリ目次ページ → 個別記事
    といった構造が崩れてきたりする。この構造を保つことが、検索エンジンに対してテーマ性を強く認識させるために重要なのだ。
    WordPressを使って普通に作ればこの構造が崩れない。  
  3.  インデックスが早い
    Googleにページを登録を促す仕組みとしてping送信の仕組みを最初から備えている。
    普通にHTMLで作ると、Googleが巡回してくるタイミングまで登録がなされない。しかし、WordPressであればページを作って数分程度でGoogleに登録される。
    更に、PubSubHubbub(パブサブハブバブ)といったping送信よりも更に早い仕組みもプラグインによってサポートしており、こういったものを導入すればほぼリアルタイムにインデックスさせることも可能になる。
    こんなものをHTMLベースのサイトで作ろうとしたらえらい騒ぎである。
  4.  孤立したページができにくい
    HTMLだとトップページからどうたどってもたどり着けないページができてしまうことがある。
    ページの修正の際などに、リンク切れが起こったりとかしてしまうことがあるが、ブログのシステムならこのような失敗がない。
  5. ソーシャルネットワークでの拡散の仕掛けを簡単に作れる
    今のSEOはソーシャルネットワークでのPRが重要なファクターとなっている。
    簡単にFacebookやTwitterやはてなブックマークで紹介できるボタンの設置ができるのは大きなメリットだ。
  6. 更新が簡単
    なんだかんだといって情報量のあるサイトは、半端なSEOを簡単に凌駕するのである。
    更新が簡単であれば、Webが専門ではない担当者が更新できる。
    これが実は一番大きなメリットかもしれない。

他にもたくさんたくさんメリットはあるのだが、大体はこんな感じである。
こんなことはSEOに詳しければ当たり前のように知っていることだ。
もし、制作会社がSEOができるかどうかを知りたければ、この質問をぶつけてみるのはいいだろう。

これが答えられたからと言って、SEOができるとは限らないのだが、答えられなかったらSEOについてはわかっていない可能性が高いと推測される。 

蛇足である。

今日の選曲なのだが、あまりのベタさに死にそうなのだが思いつきません。
もう懐メロを紹介するのはやめようかと・・・

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