AISASモデルの謎 | イモ欽トリオ「ティアドロップ探偵団」
公開日:
:
SEO
今日のコラムは単なる独り言なので華麗にスルーして下されって感じである。
AISASモデルって消費者の行動モデルとして、一番ネットの世界では浸透している。
しかし、電通が商標登録しているため、あまりおおっぴらに使えない言葉でもある(でもないか)。
AISASモデルについては、 ソーシャルメディアマーケティングラボの解説がわかりやすいし面白いので是非ご覧頂きたい。
このマンガはソーシャルメディアマーケティングラボさんからお借りしました。
それにしても、こんな言い方したら歩ちゃんかわいそう・・・
と思いつつも、実際にこんな部下がいたらうざいだろうなぁ。
さて、まるごと引用させていただきます。
Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(購買)→ Share(情報共有) の頭文字を取ったもので、インターネット普及後の時代の消費者による購買行動を説明するモデル。
AIDMAからDesire(欲求)とMemory(記憶)がなくなり、3番目のプロセスとして「Search」が、Action(購買)後のプロセスとして「Share」が追加されている。
やっぱりこのモデルは電通だよなあって思うのが、Attentionから始まることである。
これがないと始まらないってこともないと思うのだが。
AISASモデルって謎だよなあってずっと考えていたのだが、当てはまらないケースのほうがやっぱり多い気がする。
まあ、でも色々な消費行動モデルの中で、AISASモデルよりもしっくり来るモデルってない気がするので、まあこれは正解だと思っている。
それに自分は専門がSEOだったりするので、ついSEOを中心に持って来たがるって習性もあって・・・。
>でもこれに当てはまらないパターンはたくさんある。
これもまた記事の中に書かれている通りである。
当てはまらないパターンはたくさんある。
- ダイエット食品の純広告のキャッチフレーズに惹かれてクリックしていきなり購入してしまう
Amazonで何か買い物をした時に、レコメンドされたものをついでに買ってしまう
Facebookで知り合いが買った口コミを見て買ってしまうAttention → Interest → Action
- いきなりわけもなく唐草模様の風呂敷が欲しくなってブックマークしてあった楽天で買う
Search → Action
Sは楽天の中での検索
こんなケースを網羅できるようなモデルってないかなぁ。
前まではこんなケースについてもAISASで説明できないかって無理やり考えていたのだが、まあ無理なものは無理なわけで。
こうなのかなってちょっと思っているモデルはある。
Attention(認知:必ずしも目にしなくても可・心に想起しただけでOK)
Research(調査:その商品なりサービスの特徴・どこで買えばいいのかといった情報を収集したり比較検討する)
Decide(意志決定:調べたり、情報を見た結果意思が固まる)
こんなモデルはゴロが良くもないし、アレなんだけど、色々なケースに適用できる汎用的なモデルのような感じもするのだが、どうだろうか。
関連記事
-
レンタルサーバーの選択は死活的に重要である | 来生たかお「君の選択」
ひどい目にあったのである。 付き合い自体は結構古く、色々お世話になったのだが今はコンサルティング契約
-
検索順位上位をとれる裏ワザ
このタイトルは半分釣りだが、半分は釣りではない。役に立つかもしれないし、役に立たないかもしれない。
-
内部施策と外部施策どっちが大事?
たまにありますわ。コンテンツ自体はスッカラカンなのに上位表示しているってふざけたページ。ペンギンア
-
対策を考えず非難だけしていても状況は変わらない
最近また逆SEOの話題がちょっと盛り上がっているようなので、思うところを書いてみることにする。 イ
-
晴練雨読について思うこと
SEOをやっている人だったら誰でも知っている、そんな業界人にとっての超有名サイトが 「晴練雨読」
-
SEOは誰のために行うのか?それはもちろん | 浜田省吾「誰がために鐘は鳴る」
誰のために行うのか? まあ、普通は検索エンジンのために行うという答えが帰ってきそうだが、実際は違う
-
最近面白いと思うSEOブログ
SEOブログを日々更新しているので、やっぱりネタ欠乏症に陥るのである。そんなわけで、晴練雨読の新着
-
SEOにおけるよこしまの定義について多くのWebマスターは誤解している | 村下孝蔵「美しすぎるミステイク」
何で検索順位が落ちてしまったのか?正しく理由を知ることは非常に難しい。 それがわかったらそれだけで
-
検索順位は評価とイコールではないから・・・
アイキャッチ画像には大した意味があるわけではないので、スルーして下され。 今日は「検索順位は評価だ
-
リンクは取りにいくものだ
これまでのSEOにおいて、リンクは「買うもの」あるいは「貼るもの」であった。しかし、 これらは危険