Webマーケティングの様々なセミナーは役に立つのか | 爆風スランプ「青春の役立たず」
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全般
Webのマーケティングのセミナーって、大くくりすぎて何を言いたいのかわからないような気がしたのだが、それ以外に言いようが思いつかなかったので仕方がない。
例示すればわかりやすい。
「自社の強みをサイト上で表現するためのコンテンツ戦略セミナー」
「CPAが1/3になる、インハウス担当者のためのリスティング運用セミナー」
「2015年のアルゴリズムを予測し味方にする最新SEOセミナー」
こんな感じだ。
ちなみにタイトルは自分が適当に考えました。こんなセミナーがあったらひょっとしたら参加するかもしれないというような内容。
さて、セミナーが役に立つか?
という質問だが、当然役に立つ。だから行くわけだ。オシマイ。
って言いたいところなのだが役に立たない場合もたくさんある。
絶対に行くべきというのは、今の自分が突き当たっている問題について語られている場合だ。
講師は答えを知っている場合もあるし、答えを知らなくても回避策とか、答えを導くための試行錯誤といった経験を持っている。
自分が同じ問題にぶち当たった時に、それらについて講師から語られた言葉を聴くととても心に染みこむように理解できたりする。
「おお、おおおおお、そうだったのかぁ」
みたいな感じだ。
ほんの一言語るだけの正解が、膨大な試行錯誤に裏付けられたものだったりするので、とてつもない近道にもつながる。
この手のことはWebで探しても、書籍でもなかなか情報を見つけられないので貴重だ。
セミナーがあったらあとで講師に質問の時間があるのかどうかは確認すべきである。
セミナーそのものよりずっと有意義かもしれない。
さて、自分の今突き当たっている課題以外のセミナーについては、そのうち役に立つかもしれないと思って出席するセミナーもある。
でもこの手のセミナーは大抵時間やお金の無駄遣いになる。
たまには開眼することもあるのだが、それ以外に勉強しなくてはならないことや、やるべきことは多い。
今現在、役に立たないことならばパスしてしまうのが吉だと思う。
そうそう、交流会についても書いておきたい。
自分が実際に会いたいと思っている人が来るとわかっているのであれば、有意義だったりもする。
特にソーシャルで絡んでいる人と会うといったことができると、つながりが強固なものになるのでとても有意義。
しかし、多くの人が書いているように、交流会の名刺交換からビジネスに発展することはまずない。
今までこの手の場で何十回となく名刺交換をしてきたが、そこからビジネスに発展したケースはゼロではないが、本当に少ない。
それを期待するのであれば、労力対効果が悪すぎるのでやめたほうがいいだろう。
そうそう、最後になるのだが、実はこれを書いておきたかった。
講師がある事柄についてどれだけ強調しているのかがセミナーだとよく分かる。これが大切なポイント。
「スマホ対応は重要です。」
とWebサイトや書籍に書いてあったとしてもどれくらい重要なの?
がよくわからない。というか、重要なことあり過ぎで優先順位がわからない。
でもセミナーだと講師が「こんなに大切なんですよ」って力説するポイントがある。
これがわかるのはライブならではなのだ。
重要なことは非常にたくさんある。
しかし、その中でも死活的に重要なポイントは何なのか?
それがわかるということはとてもとても有意義なことである。
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