楽天市場「楽天優勝セール」は教訓にしなければならない | 研ナオコ「あばよ」
楽天市場の「楽天優勝セール」は本当にお祭り騒ぎだった。 私個人は楽天市場のヘビーユーザーである。
楽天会員最上位であるダイヤモンドランクをずっと維持しているぐらいである。
それくらい楽天ではモノをよく買っている。 なので、私は別に球団としての楽天には興味ないのだが(野球のルールすらよく知らんw)、楽天優勝セールをみてみようと思ったわけだ。
あんまり期待してなかったのだが・・・、案の定期待を裏切らない安くなさである。 私は5分ほど見たのだが、「あんまり普段と変わらないわ・・・」と思って離脱した。
でも丹念に見ると面白買ったらしい。
通常の販売価格書き換えて、あたかも大きく割引したかのように見せかけた商品が大量に氾濫したらしい。
ITmediaニュースの記事から拝借した。
あと、こんなものも、
ギャグだとしたら笑えなさすぎる。
この手の商品が大量に出品されたため、祭り状態になってしまって、楽天優勝セールはとっても盛り上がったという皮肉である。
ダマシであり、一度こういうことをやられると消費者はそのショップだけではなく、ECモール自体も信用しなくなってしまう。
絶対にこういうことはあってはならないのだ。
オオカミ少年は何度も嘘をついても何回かは許されたが、ネットの消費者はそうはいかない。
「インターネットショッピングにおいては、隣のショップまで2クリックしか離れていない」
ってことに留意しないといけないのだ。
さて、 こういったことななぜ起きるのか?
を考えないと、こういう問題は今後も発生する。
元々小売業にはずっとこのような土壌があった。
商品には値札がついているが、問屋から納品された状態で既に値札の金額に2重線が引かれて、その下に値引後の金額が印刷されているということが普通にある。
その店では2重線で消された金額では売られていた実績はないのである。
まあ、確かにシーズンの終わりなどで、メーカーの在庫処分でその金額になったのかもしれないが、それであればもともと店頭に並ぶタイミングでは、値引後の価値しかなかったわけである。
元々の価値を偽って、値引きしましたと表示するモラルハザードが横行しているのが小売業界である。
まあ、これは実店舗では通用する。
毎日値段を観察している人もいないし、他の店と見比べるわけにもいかない。
ところがネットでは、他の店と2クリックしか離れていないのだ。
あっという間に値段を検証されてしまう。
このような姑息な手段をとってもマイナスしかないと思ったほうがいい。
ダマすことは自分のためにならず、自分で自分の首を絞めるようなものだ。
そもそもネットのユーザーというものは、大体において疑り深いと考えておいたほうがよい。
疑ってみたけど、あんたの言ってることは正しいよ。あんたのことを信じて買うわ。
っていうのがネットのユーザーの購入過程である。
不利なことも包み隠さず書くことが、結局のところは自分の利益につながると考えたほうがよい。
いわんや、こんなバレバレの嘘を書くといったことは論外である。
さて、今日のアイキャッチ画像は研ナオコの「あばよ」である。
これは中島みゆき作詞作曲で、オリコン1位を獲得した研ナオコ最大のヒット曲。
歌詞がいかにも中島みゆきって感じ。
中島みゆきの歌には嘘をつく男が時々現れる。
心のない冷酷な男、別れたいと言えない卑怯な男、そんな男たちが嘘をつく。
このあばよに現れるのは卑怯な男である。こういう男ってやだよなあって思いつつ、共感しちゃう自分もいたりなんかしちゃったりもして、でもやっぱり嘘は唄や、物語の世界だけにして現実生活では嘘をつかずに正々堂々と生きたいものだと思う。のかもしれなかったり、したり、まあ、そんなところなのかもシレミレドミ・・・
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