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手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

お盆休み直前で、普通はサラリーマンは頭が長期休暇モードに入る頃合い。
しかしSEO業界はお祭りのような騒ぎである。

その理由は、Googleが手動ペナルティをWebマスターツール上で確認できる機能をリリースしたことだ。

詳しくは海外SEO情報ブログの鈴木謙一氏の記事をご覧いただければと思うのだが、ウェブマスターツールで手動ペナルティが行われている場合、その原因が分かるようになったということである。

一応、私の方でも確認できるものがいくつもあるので(いくつもあるのかよ!)そのうちの1つを危険にキャプチャーして貼ってみた。

これは本当に親切。
そして特筆すべきは、今までよりも記述内容が一歩踏み込んでいることだ。

このサイトへの不自然なリンク – リンクに影響
他サイトからこのサイトへの不自然なリンク操作が検出されました。一部のリンクはウェブマスターが制御できない可能性があるため、この件に関して Google ではサイト全体のランキングではなく不自然なリンクに対して必要な対策を実施します。

まあ、何かわかったようなわかんないような微妙な説明だが、親切になったと思う。
はっきりとは書いていないのだが、

不自然なリンクにだけ必要な対策を実施します。 

意味がわかりにくいが、まあ、人為的に順位を上げようとしたキーワードに対してだけ、ペナルティを課しましたよ。という意味であろう。
それはアンカーテキストなどから読み取っているっぽい感じ。

アンカーテキストがSEO対象キーワードに偏ると、そのキーワードだけ順位が下がるという現象が見られたが、まさにそれだろう。

1つ思うのが、これまでペナルティを意識したことがなかったWebマスターがこの問題を強く意識し始めるきっかけになると思う。

で、何が起こるかというと、ペナルティ回復のコンサルティングという業務が流行る。と予言してみるのだ。

それで、品質の悪いリンクをつけるのもSEO業者、ペナルティを回復するのもSEO業者ってことで、マッチポンプ的なことも起こるんじゃないか?ってなことも危惧しているのだが、どうなんだろう?この危惧が杞憂であってくれればいいのだが・・・。

検索数にむやみにこだわるのってやめにしないか

公開日: : SEO, ブランディング

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

記事を書くにあたって、検索数にだけこだわるのはどうかと思うのだ。

検索数にだけこだわると、非常にダサい記事ができる事が多い。

例えば、

「お風呂のリフォームのコツ」
「浴室のリフォームのコツ」
「ユニットバスのリフォームのコツ」
「システムバスのリフォームのコツ」 
「お風呂の改築のコツ」
「浴室の改築のコツ」
「ユニットバスの改築のコツ」
「システムバスの改築のコツ」

ってこんな記事が並んでいたら変だろう。
検索数は検索ユーザーのニーズの大きさを表しているので、 検索数の多いキーワードにフォーカスして記事を作ることは決して間違いではないのだが、程度ってものがある。

上記のような作り方をしていると、なんというか記事の品質が下がってくるというか、なんかだめなサイトになるのが普通である。

SEOは確かに重要であって、Webサイトに集客できなければ全ては始まらないのは、それは確かなことなのだけど、それが全てではない。

集客して、信頼を得て、コンバージョンする、その一連の流れを千切ってしまうような施策はダメだ。

信頼を得ることができなければ、いくら集客したとしてもダメなのだ。
まあ、上記のようなキーワードを全てSEOで集客するのは無理ではない。
そして、信頼を得るようなコンテンツを作ることも無理ではない。まあ、工夫と努力次第だ。

でも安直にキーワードだけを考えて作ってはいけない。

よくアフィリエイターが作っているSEOだけしか考えていないサイトはなんとも言えない負のオーラーが漂うケースがある。
それはそんなところにも一因があると思うのだよなぁ。

まあ、それだけじゃあまったくないのだけど・・・

 

SEOは万能だが常に最適ではない

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

様々なWebの販促手法があるなかで、SEOほど万能といえる販促手法はない。
集客に期間が要するため、短期決戦で集客しなければならない場合を除いて、ほぼどのような場合でも集客することができる。

今すぐ客だけではなく、潜在客も狙えるし、企業ブランドのPRといったことも可能だ。

しかし、残念ながらSEOが最適ではないケースも多い。

検索エンジンからの集客は今すぐ客を捕まえるのがちょっと難しい。
できないわけではないのだが、すぐにコンバージョンがとれるキーワード(例:パソコン 通販 アウトレット / 英会話 世田谷) で、検索結果上位に露出するのが難しい。

もし、コンバージョンに結びつく キーワードを上位表示させたければ、コンテンツをよっぽど作りこむか、被リンクで無理やり順位を上げるといった作戦が必要になる。
前者は頑張って(社内稼働をたくさんかけるつまり人件費を大量にかける)も上位表示するという保証はなく、後者は成果報酬型なら上位表示しなければコストは掛からないもののペナルティになるというリスクがある。

また、情報系コンテンツであれば上位表示は比較的難易度が下がるが、コンバージョン率が低くなる。

そこで即コンバージョンを取るためにはリスティングが第一選択肢となってくる。
商品の特徴をPRするページにいきなりランディングさせられるし、キーワードも選び放題だ。

あともう一つが、ユーザーとの信頼関係を築くという意味でもSEOは使える。
ある分野について充実したコンテンツを作れば、その関連のキーワードで検索すると、しょっちゅうその会社のホームページが表示されて、中を読むと充実した役立つコンテンツがある。
そういった状況を作り出せれば、信頼関係を築くことができるが、これまた実は難しい。

結局このような目的でSEOを行うのは中長期的な戦略としてはとてもよい戦略ではあるのだが、これまたやはり費用と期間が必要になる。
このような場合は、ソーシャルの運用とそれに連携する企業ブログといったソリューションが最も目的にかなっていて即効性がある。

SEOは常に使える戦略であるが、No2の戦略であると言える。
しかし、このNo2はあなどることができなくて、ひとたびうまくまわりだせばNo1を凌ぐ効果を生み出すことがある。

他の第一選択肢となる販促手法を使いながら、裏側で着実に準備しておくのがSEOというものだろう。 

WikipediaのSEOの定義は間違っている

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

Wikipediaに書いてあることは正しい」

と思ったら大間違いである。
Wikipediaは誰でも編集できる一種の匿名掲示板のようなものである。

言うなれば2ちゃんねるなどと変わらず、誰も文責を負わない仕組みだ。

税金を使ったプロジェクトでこれを印刷したものを報告資料として使ったことが問題視されたというニュースがあったが、まあ問題視されるのは当たり前なのである。

だれでも画面右上にある、「編集」というリンクをクリックすれば内容を書き換えることが出来る。
極端な話し、たった今この瞬間に、「SEO」という記事についてカレーライスの作り方に書き換えてしまうことも可能だ(とは言え、おそらくは数時間とか数日で元に戻されるだろうが)。

ってなわけでWikipediaは正しいという保証が一切ない。

それにしてもWikipediaのSEOについての記述はひどいわ。
しょっぱなから間違ってる。

検索エンジン最適化(けんさくエンジンさいてきか、: Search Engine Optimization、SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)はある特定の検索エンジンを対象として検索結果でより上位に現れるようにウェブページを書き換えること。または、その技術のこと。

だから、SEOって検索結果上位に現れるようにする技術じゃないんだって。

この誤謬は世の中に広く蔓延しているが、例えて言うと、

「剣道とは竹刀を試合相手の決められた場所に当てることを競う競技」

といった間違いとほぼ同じである。
剣道ってそもそもの本質が競技ではないし、確かにその場所に当てることを競うわけだけどそれが究極の目的じゃない。それはものすごく物事をせまーーーく解釈した結果だ。

SEOは何かというと、自然検索を介して、自社の顧客になりうるひとをいかにして集客するか?というマーケティング活動にほかならない。

もっと広い概念なわけである。

その他にもいろいろ突っ込みどころ満載だ。

有料登録は、検索エンジンにウェブサイトのリストを提出する有料モデルである。

歴史的に検索エンジンは、ウェブマスターやSEO会社、一般公衆に検索エンジンに登録したいサイトを自由に提出することを許してきた。しかしながら、評判のわるいSEO会社がこの仕組みを悪用し、登録したいページをとどまることなく送りつけるようになったため、検索エンジンの処理能力に支障をきたすようになった。そこで、サイトの登録依頼の提出に人為的な制限を加える一手段として、有料化が行われた。

有料登録で支払われる料金は、余分な提出に対するフィルタリング作業に用いられる他、単純に運営会社の収入源にもなっている。検索エンジン会社は、いまだに無料提出フォームを提供しているが、この経路での分類登録までの期間は保証していない。Googleは、有料掲載を取り扱うのに、倫理的な注意を払っている。検索結果は支払いの有無によって影響されず、有料の「広告」には、「スポンサー」という文字が表示されるので、「どの結果が有料登録により表示されているか」を知ることができる。また、有料掲載されたページが、無関係な検索の結果表示されることを防ぐ種々の手段を用いている。

これとか本当に意味がわからない。PPCとディレクトリ登録をごっちゃにしているし、因果関係も支離滅裂である。

Wikipediaの本質は匿名掲示板なのだけど、余りに誤った記述とかはそれ故に速やかに訂正されるという特徴を持っている。
それにもかかわらず、この程度の記事のままで放置されているという現状が、SEOというものが世の中にいかに理解されておらず、いかに誤解されているかという証拠のように思えてならない。

NTTドコモのプレミアクラブポイント変更額シミュレーションと自衛策

公開日: : ブランディング, 集客コラム

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

今日の記事だが、

ドコモの「ポイントサービス改悪」に泣くのは長期契約者」という記事が話題になっている。

NTTドコモのサービスがポイント付与サービスが著しく改悪されたという話題である。
大体この手の週刊誌の話題はタイトルを大げさに書くのが普通なので、タイトルだけ読んで騒いではいけない。
しかし、この改悪は実際に、NTTドコモのWebサイト上でも告知されている。

ドコモプレミアクラブ/ドコモビジネスプレミアクラブのサービス改定について

(1)ゴールドステージ新設(2)金額単位の変更 2014年4月請求分より、ご利用料金1,000円(税別)ごとにドコモポイントを付与(3)DCMXご契約でさらに1.5倍 DCMX(DCMX GOLD除く)をご契約のお客様はドコモポイント付与率がさらに1.5倍(4)グランプレミアステージ新設(5)ステージ決定条件の変更 年間利用金額の条件を廃止し、ドコモ継続利用期間とご加入サービスに応じてステージを決定(6)ドコモ継続利用期間条件の変更 2nd・3rdステージのドコモ継続利用期間条件を短縮

NTTドコモのページから実際に引用してみる。

このポイントは1ポイントにつき1円相当の割引として使える。
現状は10年ドコモを利用しているユーザーはプレミアムステージということで、100円につき4ポイントもらえている。
10年使っている人というのは、大切な顧客だと考えるべきだ。

以下は、10年以上利用しているユーザーを想定して話を進める。 

上記の新しいポイント付与の仕組みだと、1000円につき40ポイント。

まあ、一見するとあまり変わらないが、1000円未満は切り捨てられるのが違う。
例えば利用料金が1999円であれば、今までは76ポイントもらえたが、新しい仕組みだと40ポイントしかもらえない。

まあ、でもそれはまだいい。

このポイントをもらうためには、

  1. スマートフォンやタブレットの場合
    ・安心パック 630円/月
    または
    ・おすすめパック 525円/月
  2. ガラケーの場合
    ケータイ補償お届けサービス
    月額 294円または399円
    機種によって異なるが、399円が多い。
    ちなみに
    docomo STYLE series(ドコモスタイルシリーズ) 
    docomo PRIME series(ドコモプライムシリーズ) 
    docomo SMART series(ドコモスマートシリーズ)
    docomo PRO series(ドコモプロシリーズ)
    シリーズの122機種中、102機種が399円だ。
    ほとんどが399円ということである。

事実上このいずれかを契約する必要がある。
これらを契約しない場合、契約年数に関わらず1000円につき5ポイントしかもらえないという最低ランクに落ちてしまうからだ。

このページを見ている人の中には、あまりガラケーを使っている人はいないと思うので、スマートフォン、タブレットの場合を想定して書いてみる。
また、実質というのは獲得したポイント数から、おすすめパックの525円をポイント換算して525ポイントを引いたポイントとなっている。 旧ポイント制度ではポイントをつけるための前提は存在しないので、獲得ポイント数と実質ポイント数はイコールとなっている。

●旧ポイント制度

NTTドコモプレミアクラブ旧ポイント制度シミュレーション

●新ポイント制度

NTTドコモプレミアクラブ新ポイント制度シミュレーション

これで比較してみると一目瞭然である。
新ポイント制度では月間13,500円以下の利用料金では、すべてのステージにおいて赤字になっている。

1st、2ndステージでは、20,000円まですべてマイナスである。
ポイントをもらうために、 おすすめパックに入ったら赤字になるわけだ。

最上級のプレミアステージですら、13,500円まで赤字であり、通常一人でこの金額は使わないので、家族でドコモを使っているといったケースでもない限り必ず赤字になるのだ。

長年継続しても赤字になるというこのポイント制度に切り替えたDocomoの意図は、通話料収入が減っていることを補おうとしているのかとも思い、Docomoの財務ハイライトを見てみたところ

営業収益(売上高)の推移グラフの画像

営業収益は減っておらず、

当社に帰属する当期純利益の推移グラフの画像

純利益も減っていない。
巷で言われるように厳しい状況にはないわけである。

なのになぜこのタイミングで顧客切り捨てをするのか?
理解に苦しむ。

さて、自衛策について書いておこう。

DCMX GOLDクレジットカードを使ってポイントをためた場合のシミュレーション

DCMX Goldというクレジットカードがある。
これはNTT Docomoのゴールドカードである。
ゴールドカードなので年会費は高い。10,500円である。

しかし、これを契約すると年間2500ポイント以上貯まるのであれば、3000ポイント付与される特典もあり、かつ1000円につき100ポイントも貯まる。

なので年会費を差し引いても上記のようにバンバン貯まる。
月間11,000円以上使うのであれば、旧ポイント制度より効率が良い。

とは言え、これは契約年数に関係なく使えるっていうのが、ロイヤルカスタマーを無視しているとしか思えない。

おそらくは、転出超なので、もっと他のキャリアから転入をしてもらいたい。
だから、契約年数が短くても、ポイントが貯まる制度を作りたかった。ということなのかもしれない。

そんなことを考えたりもするが、謎である。

【超裏ワザ】誰も語らなかったSEO業者からリンクを大量に無料でもらう方法

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

そんな裏技が存在するのか?

実はある。

しかもどんな情報商材とかでも多分語られていない(と思う・・・)。
まあ、いいか悪いかはおいておいてだな・・・。

あまりにもどす黒い手法で、かつ、ペナルティを受ける可能性があるのであまりおすすめはしないが・・・。

って、ここまで書いてきてやっぱりあまりにどす黒すぎるし、こんな手法を使うアフィリエイターとかが増殖したら困ったことになりそうなので書くのはやめることにした。

もし興味があったら、SEO質問箱の質問フォームに入力して下され。 

お気に入りのSEOブログについて

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

最近定期的にいつも読んでいたSEOブログが軒並み更新されなくなっている。

このあたりである。
とくにホワイトハットジャパンさんは当ブログをよく引用してくださって、アクセスを集めてくれていたので非常に残念だ(結局自分の都合かよ!)。

私も今の段階では不思議とネタ切れはしないのだが、さすがに毎日のように更新しているとしんどいのだ。

でも最近嬉しいのが、

バカに毛が生えたブログ

が面白いことである。
「読んでもSEOスキルが全然上がらなそうな検索ニュース」と銘打っているだけあって、SEOに対する役に立たなっぷりは超一流である。

で、サブタイトルが笑える。

「バカに毛が生えたブログ」のFGによる、SEO/SEM情報コーナー。毎週金曜日に、国内と海外の役に立たない検索関連の情報をさらっとまとめてお届けします。

これはもちろん「Web担当者Forum」の金曜日の鈴木謙一氏の「海外&国内SEO情報ウォッチ」のパロディだ。

海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、国内と海外の検索マーケティング関連情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届けします。

が元ネタ。
私的には実は甲乙つけがたいほどどっちも好きって感じ。
鈴木さんがすごいのは当たり前だけど、あれを書けるFGさんってすごいわ。 

昨日の記事

【雑談】テキストリンクを埋め込むことによってサイト全体に脱力感を与えたい

これなんかはSEOギャグとして秀逸!

あ、そうだ、最近おもしろいブログが登場したので紹介したい。

汚れを洗い流して真っ白になる|SEOマニア:平成のねずみ小僧

これはすごい。
超絶にレベルが高く、実践的。
単なる上位表示のテクニックではなく(これはほぼ死んだしね)、ファインダビリティの計測といったSEOのプロのノウハウを惜しみなく記事にしている感じである。

プロも読むべきだし、あとはインハウスのSEO担当者が読んでも気づきがあると思う。

超おすすめである。

LP(ペライチページ)の有効性

公開日: : SEO, リスティング, 集客コラム

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

有限会社アズモードの宮脇氏のWeb担当者Forumの記事、
ページを開いたらまずスクロール、という意欲を満たすペライチコンテンツ
について補足してみたいのだ。

私はひっそりと宮脇氏のファンなのだが、今まで残念ながらお目にかかったことがない。
まあ、きっとそう思っていれば会える日もあるかと思って幾星霜である。
ここにこうやって書いてみれば、願いは叶うかもしれないので書いてみる・・・。
書いたことっていうものは実現するそうだし・・・。

さて本題。

LP(ペライチページ)ってどうなの?

って話だ。
LP嫌いって人もいる。
デザイナーとかそんな人にも多数存在する。
宮脇氏が書いているように、 制作者にはペライチが嫌いな人が多いのだ。

「必要に応じてクリックすれば見られる」

という考えは制作者の傲慢である。という言葉には深く頷くものがある。
とかく制作者は、ペライチページをバカにする傾向があり、ペライチをありがたがるのは情弱の証拠。
って思ったりする。

でもこれは間違い。

情弱っていう言葉で切ってはいけない。

バリアフリーって言葉がある。
誰に対しても優しい作りということだ。
目が不自由な人、手が不自由な人、老人、子供、知的障害者、誰にとっても使いやすいものは、普通の人にとっても使いやすい。という意味を含んでいる。

情弱っていうのではなくて、慣れていない人でも使えるって考えたほうがいい。
いわんや慣れている人もってことだ。

楽天は慣れた人からするとすごくださく見えるけど、あれはあれですごく使いやすい。
私はあのバタ臭いユーザーインターフェースは正解だと思っている。
まさしくバリアフリーだ。 

リスティングやSEOにもメリットがある。

リスティングであれば、LPの重要性は言うまでもない。
普通のサイトにランディングさせると、ユーザーは思ったようにページを遷移しない。
このページにランディングして、次にこの価格表を見てもらって、ユーザーの感想のページを見てもらって、その次に問い合わせフォームに・・・。なんていくわけがない。
ユーザーは好き勝手に動くのが当たり前で、いくらLPOと巧みにやったところで思ったとおりにいくわけがない。それができると思うのは制作者の傲慢である。
だからLPがいい。 

SEOについてだが、宮脇氏はペライチは順位が上がったと言っている。
これは当然過ぎるほど当然だ。

1つのページにすべて必要な情報が詰め込んである。
ということは、そのキーワードに関する様々な情報が網羅的にあるページだとGoogleは認識するのである。 

といったわけで、LPは様々な観点からよいのだ。

八代目儀兵衛というお米の有名な通販サイトがある。
これなんかまさしくLPって感じ。

でもデザインとかもなかなかイケていてクールだ。
そして、SEOやリスティングもバッチリである。

こんなもんをまずは目指してみるっていうのも面白いと思う。 

記事を書くには理由がいる

公開日: : SEO, コンテンツマーケティング

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

あなたの会社で、理由を書かずに稟議を出して、

「お金を出してください。100万円」

って通るだろうか?
多分通らないだろう。っていうか、絶対通らないだろう。

でもこれがまかり通っちゃうのがWebサイトの運用だ。
よくありがちなのが従業員ブログ。

従業員が持ち回りで毎日書くって感じだ。
これは何の目的でなされるのかはっきりしないケースが多い。

ブログの記事を書くのに1時間かかったとする。
従業員の日給が2万円だったとしたら、大体3千円のコストが1記事あたりにかかる。
1ヶ月22稼働日だったら、6万6千円。
これを1年続けたら、79万2千円。

で、会社っていうものは、人間が稼働するってことは、人件費だけで考えてはいけないのである。
従業員という立場で働いていると、自分がもらう給料でしか考えないのだが、これだとビジネスというものを永遠に理解することができない。

人を使うためには、募集・採用・研修経費もかかる。人が座っている場所にも家賃がかかり、家賃を全員の頭割りで割る必要もある。 
それよりもさらに重要なこと。

その人が他の仕事をしていたら、利益があがったはずなのだ

日給2万円の従業員が、2万円しか稼がなかったら会社は倒産する。
すくなくともその3倍程度は稼がないといけない。まあ、それでトントンというものだ。
日給2万円の従業員は少なくとも、1日に6万円ぐらい稼いでいるはずなのだ。
(これは経理とか総務といった間接部門であっても同じだ。直接社外からお金を引っ張っては来ないが、付加価値としてそれくらい以上は稼がなければならない) 

とすると、日給2万円の従業員は日給6万円と考えねばならない。

そうすると、1時間の稼働は驚くなかれなんと9千円である!

ブログのしょうもない記事を書いて9千円!
アメブロに「今日の昼飯に食ったカレーライス超うまくて、すげー満足した」なんてそんな記事を書いて9千円!
アメブロに「35歳の高校生の最終回めちゃめちゃ面白くて、腰ぬけそうだったよね」になんと月間に19万8千円!
アメブロに「最近ダイエットを始めました。痩せたいと思うけどケーキとか美味しいから食べちゃうよね」に年間では237万6千円!

先ほどの100万円は稟議がおりないのに、こんなバカみたいな無駄は許容されてしまうのだ。

ブログを書く理由、それは何であってもいい。

目的が明確で、ビジネスとして必要であればきちんとやるべきた。
例えば、ロングテール狙いでSEOで集客するとか、会社の現場を公開することで親近感をもってもらうとか、人気のコンテンツを作って被リンクを獲得するとか、製品のPRをするとか・・・。
まあ、いろいろだろう。

その手間を掛けるメリットがあるかどうかで記事を書くべきかは考えねばならない。

それがない記事の作成は壮大な無駄使いなのである。

ちなみにこのブログはどうなのかというと、

  1. 社内でSEOをやっている人がいますよというアピール
  2. ロングテールSEO
  3. 被リンク狙い

という目的がある。というわけで、気に止まったらはてブしたり、他のブログとかで紹介してください(笑

SEO業者とハサミの使い方

公開日: : SEO, リスティング

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

こんなタイトルの記事を、SEO業者自身が書くっていうところがまあ笑わせどころではあるのだが・・・。

SEO業者は悪の権化みたいに言われるわけだが、SEO業者も使いようではある。

  • とりあえずSEO業者は自然検索まわりの挙動には詳しい。
  • バックリンクの作り方に詳しくて、大量にバックリンクの資産を持っている。
  • どんなことをするとペナルティを食らうのかとかそんなことも詳しい。 
  • ペナルティを食らった場合はどうすれば脱出できるか?そんなことにも詳しい(かも知れない)

ってな特徴があるのがSEO業者だ。
SEO業者を毛嫌いするのではなく、それをわかった上でうまく付き合うって選択肢もある。

大体のSEO業者はバックリンクを売っているわけだが、バックリンクは今でも効果があることも確かだ。
ペナルティを食らう危険性があるってことを承知のうえで、やるっていう選択肢はありだ。

例えば短期間だけしか売れない商材のPRであるとか、本サイト以外のサテライトサイト的なPRページであるとか、あるいは別ドメインになっているLPであるとか・・・。

特にリスティング広告用に作ったLPに対して被リンクをバンバン当てるって手法は非常に使える。
(自分で書いていながらあまりの真っ黒発言にめまいがするが)

通常、ホワイトハットであげようとする場合は、サイト全体の力で上げる必要があって、ひとたびペナったら、リンク剥がしとか、ドメイン移転とかそんな面倒だったり、切ないことになる。
そして、コンバージョンが狙えるページを上位に上げるのがだいたい難しい。
情報系のページを上位に上げるのは比較的ホワイトハットでも出来るのだが、コンバージョンを取るためのページを上位に上げるのが難しいのがホワイトハットだったりする。

これに対して、コンバージョンを取ることに特化したLPに対して被リンクによる上位表示はとても相性がいい。

速攻でコンバージョンが狙えるわけだ。
そして、ペナったとしてもLPだったら1ページしかないわけで、ドメインを移転して、リスティングの設定を変更すればそれで終わりだ。

こんな焼畑農業的な販促手法もありうる。

リスクを最小限にして、メリットを積極的に取りに行くというのは倫理の問題をとりあえずおいておけば正しい。

こんな手法をSEO業者に頼むのはお互いにメリットがあるだろう。

とは言っても、当社ではやりませんので他所の業者でお願いします。
この手法は大丈夫でしょうか?といったリスクの判断だけならやりますけどね・・・ 

テレビCMをやっている会社はtwitterを見たほうがいい

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

我が社のクライアントにもテレビCMを頻繁にやっている会社がいくつかある。
(実はいくつかあるんです)

なのだが、テレビCMとソーシャルメディアの連携という部分については、かなり無頓着である。
まあ、私のクライアントがたまたまそうなのかもしれないが、まあ、世の中の会社の多くはそうなんじゃないかなと思っている。

わたしは、CMについてツイートされた数・内容と、CMが流れた番組の内容について分析をしているのである。
本来はそのあたりはD◯さんとはH◯さんがやるべき仕事なんじゃないのかなぁっと思うのだけど、そういうサービスはしてもらっていないらしい。
月間に数千万から億ぐらい使っているんだったら、無料でそれくらいしてくれてもいいのになぁ。

まあ、でもそんなわけなのでうちに仕事が回ってくるのはいいことではあるのですけどね。

それはともかく、テレビCMってリスティングに似てるなあって最近思うことがある。 
リスティング広告の文面と、そこからランディングするページがカチッと噛みあうと爆発的にコンバージョンすることがある。
そんな時は、「カチッ」という音が聞こえる気がする。

テレビCMもこれと一緒で、番組内容とCMが親和性があれば(CMに話題性があればだが)ツイートがバンバン飛ぶ。

大体においてCMの広告効果は測れないのだが、これは明確に測れる。

今まではCMの効果というものは測れなかったのだが、測れる。
まあ、Analyticsとかで見れば(CMをバンバンやるような会社だったらAnalyticsじゃなくって、SiteCatalystとか使ってるかな・・・)ある程度読める部分もあるのだが、ツイートはCMを流したタイミングで流れるので、非常に明確だ。

なので、テレビCMをやっている会社の担当の方は、一度CMを流した時間のツイートをみてみることをおすすめする。

ツイートの数と視聴率は全然比例しないことに驚くだろう。

もとにして、PDCAのCを行うことも理にかなっている。
あくまで指標として一面的なものでしかないが、可視化出来る数少ない指標なので、見ないという手はないだろう。

数千万以上かかるのだから、ほんの数時間でできることチェックぐらいはやるべきである。

中古ドメインに関して思うこと

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

今回のアイキャッチ画像は分かる人は分かるってことで、分かる人は「ああ、あれね」って思ってくれればそれで本望である。わからなくても別にどーってことないので、まあ、どうでもいい話ではある。

さて本題、中古ドメインに関しては今でも効果がある。
って言うか、いい中古ドメインであれば効果は絶大だ。

例えば、ごく稀だがページランク7とかっていう中古ドメインなどもあって、このページランクが偽装でなければとんでもないパワーがある。

まあ、新規ドメインで普通に戦ったらチョロQのパトカーとパトカーが戦うようなものだ。
全然勝負にならん。

現在中古ドメインの効果はなくなったとは言われるが、効果が小さくなっただけで依然として効果はある。

ページランクのパワーは一説によると、ページランクが1増えると6倍違うと言われる。

この仮説が正しいならこんな感じ。

  1. PR0  1
  2. PR1  6
  3. PR3  36
  4. PR4  216
  5. PR5  1296
  6. PR6  7776
  7. PR7  46656
  8. PR8  1679616
  9. PR9  10077696
  10. PR10 60466176

ページランクなんて関係ないわって思うことはよくあるが、例えばこの仮説が正しいならば、ページランク0とページランク3では確かに36倍違うものの、違いは35でしかない。

新規ドメインのサイトでページランク3ぐらいのサイトに勝てるのはよく経験することである。
それはそんなわけだからだ。6倍違うというのは仮説にしか過ぎないが、このような感じで、ページランクが大きくなっていくとページのパワーが桁違いに増えることは確かなのだ。

ページランク6とか7とかにはさすがに勝てないはずである。
それはこの違いを見ればわかること。
ページランク7と0では46655倍も差があるということになる。

だから中古ドメイン、特に高ランクのドメインには価値がある。
以前は、Googleサンドボックスという現象があると言われていた。
新規ドメインはしばらくは全くといっていいほど順位があがらないという現象のことだ。

これを回避する上でも、中古ドメインには価値があると言われていたのだが、現在この意味では意味がないといっていい。

ページランクは以前ほどの価値はなくなってきているので(6倍って仮説ではなくて、別の仮説にするべきなのかも)、ページランク3程度のドメインを大枚はたいて買う必要はない。
(ちょっと追記すると、同じページランク3でも4に近い3と2に近い3では全く違うということはわかっていただけると思う。そういう意味ではエイヤって3を買っちゃうものありかな )

しかも、中古ドメインには当たり外れがあって、外れだとページランクが5とかとなっていてもペナルティになっていたりとかして、こんなもん大枚はたいて買った場合は切ないことになる。

だから、基本的には中古ドメインは買わないほうがいいとは思うのだが、もし、瞬間的に上げたい、っていうのであれば、博打を覚悟でページランク5以上を買ってみるっていうのはありかもしれない。

まあ、外れた時のダメージがでかいし、また、内容を書き換えた時にドメインのパワーがゼロに戻る可能性も決して小さくはないので、お勧めはしないのだが、やりたい人はやってみたら?
っていうことである。

まあ、うちではやりませんが・・・ 

SEO業者に対する眼差しが冷たいのは

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

私は交流会とかセミナー等に行くのが結構好きである。
職掌柄、あまり社外に出ることがないので、この種のイベントで他の会社の人に会うのは楽しみなのだ。

でも、SEOの会社であるとわかると、露骨に嫌がられることがある。
結構切ないのだ。

まあ、何で嫌われるのかはわかっているので仕方がないと思うのだが、世の中においてSEO会社の認知ってこういうものなのねって思うとさみしい。

まあ、SEO業者って悪であるのがデフォルトなのだから仕方ない。

善の定義って難しいが、いわゆるSEO業者の施策の大半が悪だ。
被リンクで検索順位を上げるというのがSEO業者の生業で、それはGoogleのガイドライン違反でもあるし、またクライアントにとってもためにならないことが多い。

SEO目的のために、ブランドイメージを悪くするような内部施策をやってサイトを改悪したり。
そんなろくでもないキーワードで上位表示されたところで、コンバージョンなんてありもしないことがわかっていても、それを指摘せずに施策を行なって高い課金を取ったり。
挙げ句の果てには施策が悪くてペナっても責任を取らなかったりとか。

こんなことはよくあることだ。
まあ、こんな目にあったら、SEO業者ってものは悪の化身だと思うわ。無理もない。

あと、私も思うことだが、業者だけではなくてSEOをゴリゴリやっている人にはスパマーがすごく多くて、しょうもないページを作って上位を独占していたりする。
そのために、まっとうなページ、ユーザーが本来見たいページが見られなくなっているというケースも多々ある。
まったくもってSEOってしょうもない、それを社業としてやるSEO業者なんてものはますますもってしょうもないと思われてしまうのも致し方ないと言えば全くその通り。

じゃあ、今後はどうなるのか?SEO業者が社会的信頼を得られる日は来るのか?

私は来ないような気がしている。
社会的信頼を得るより前に、いわゆるSEO業者ってものは絶滅するのではないか?
そんな気がするのだ。

最近ブラックハット系のブログに元気がない

公開日: : SEO

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当社としてはブラックハットSEOをクライアントさんにお勧めはしないのだが、やはり商売柄黒い手法も知っておく必要がある。

クライアントにおすすめをするわけではないのだが、

  • 競合サイトが何でそんなに強いのか? 
  • どうやったら競合に勝てるのか?
  • 競争を回避した方がよいのか? 

といったところは、ブラックハットの手法を知らないと判断できない。
特に重要なのが、競争を回避しなければいけない場合だ。

ブラックハットSEOをバリバリにやっているところに、ホワイトハットSEOで正面から立ち向かうのは大体において無謀である。 
違法な武器を携えたならずものに、こちらが正義の味方だったとしても正面から向かって行ったら死ぬ。
映画の中みたいにはうまくいかないのだ。

だから、ブラックハットSEOバリバリのところとは戦わないのが吉である。
で、一番の対抗策は、

「静観」

することだ。
ブラックハットの手法というのは賞味期限が短く、場合によってはペナルティになる場合がある。
だから、一時的に負けても、コンテンツで上回ればいずれは勝てるということで、無理やり勝とうとしないのがよいわけだ。 

てなわけで、ホワイトハットSEOをやっていてもブラックハットは知っておいたほうが得である。
また、我々みたいな業者としては、検索エンジンの挙動を知っておくのはまあ、最低限重要なことでもあるし。

そうして(これ重要かな?)実際のところは、ホワイトハットはSEOの技術論としてはそれほどおもしろくない。やっぱりブラックハットはSEOの精華だと思う。
言い換えればブラックハットはSEOオタクの興味をそそるのだ。

でも最近残念なことに、ブラックハット系のSEOブログに全く元気が感じられない。
昔はSEOブログのほとんど(は言い過ぎか)が、ブラックハット系だったのだが今は晴錬雨読の有用ブログからは消え果てた感がある。
私個人的にはその手のブログはかなり好きなので(やっぱりSEOが好きだからだろう)、それ自体は残念だったりする。

まあ、Googleが進歩してブラックハットで上がらなくなったって証拠かもしれないし、情報を公開すると、Googleはそこを狙ってアルコリズムを強化してくるって疑心暗鬼になっているのかもしれない。

まあ、ともかく今はそういう状況で、今後も多分変わることはないだろう。
ちょっとさみしいと思う今日このごろである。 

 

もしライバル社の広告をクリックできたら?

公開日: : SEO, リスティング

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「 もしライバル社の広告をクリックできたら?

っていうとんでもないスパムメールがうちの会社にも届く。
こういう文面だ。 

ライバル社の広告費がかなり膨らむのでは
はないでしょうか?

はじめまして
「ファーイースト・アイズ」の花村と申します。

「ライバル社の広告をクリックできたら?」

と思った事はないでしょうか? 

間違いなく、ライバル社の広告代は
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マジで、こういう業者を何で行政は野放しにしているのかようわからん。

ファーイースト・アイズとやらは、どうせ正式社名ではないのだろうが色々な社名で営業している。

私の好きなブログである「ブログ名の設定は、まだ。にもこれに関する記事がある。

もうなんというか、私は2ちゃんねるは嫌いだが、2ちゃんねる用語の、
「こういう社会のダニは氏ねじゃなくて、死ね」
ってホントそう思う。

しかしながら実際のところ、リスティングに詳しい様々な人に 聞いてみると、実害はないようなのである。

要は、これは詐欺らしいのである。

実際のところは、何もしない。ということらしいのだ。

でも何もしなかったからといって、クライアントが訴えるということもできない。
誰かに殺人を依頼してお金を払ったとする。でも請け負った人は実際は人を殺す気などはなからなくてただ金だけもらうつもりだったというケースと一緒だ。これは詐欺罪なのだけど訴えるわけにはいかない。

殺人請け負いの場合と違って、この場合は更にある意味たちが悪く(?)、妨害クリックをやっているのかどうかがわからないのだ。何もしていなくてもわからないのである。

そんな訳で、ずっと月額料金をもらい続けることができる。

ってな感じで、ずっと血を吸い続ける、ダニのような商売だ。
まあ、頼む方も頼む方だけど、ホントに悪だよな。

で、 「ブログ名の設定は、まだ。」の中では、サイトのキャプチャーがあって、

「攻撃的SEO」
という言葉が書かれている。

何というか、こんなことに「SEO」って言葉を使わないでくれなのだ。

迷惑千万

そもそもSEOじゃないし(広義のSEM?)、悪者から血を吸うだけではなくて、SEOの地位を貶めるのはホントに辞めて欲しい。

まあ、このブログでは正しいSEOというものを広げるように頑張っているのだが、こんな不人気なブログじゃ追いつかないよなあ・・・。

インハウスSEOとSEO専門業者の知識の違い

公開日: : SEO

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今回のアイキャッチ画像はSEOの世界では伝説ともなったセミナーCSS Nite LP, Disk 24のハント肇子氏の講演の模様である(撮影:飯田昌之氏)。

専門業者はやっぱりインハウスに比べて持っている知識の量が違う事が多い。

最も大きな違いは、

見ているサイトの数、種類が違う

ということだ。
ウェブマスターツールやAnalyticsで見られるサイトの数が全く違う。
インハウスの場合は、5サイトも管理していればかなり多い部類だと思う。
業者の場合だと、100サイトとか普通に見ている。

こんな施策をしたらこうなった。
とか、
こんな感じのサイトはこうなる。

といったことを見ることができる。

またインハウスの場合だと、多くサイトを運営していてもビジネス領域が近かったり、サイトの構造が似ていたりするのでそれほどバラエティがない。

ところが専業業者の場合だとこれが実にバラバラだ。 金融系あり、アダルト系あり・・・、といったようにジャンルもバラバラ。
個人アフィリエイターのサイトがあったり、大企業があったりとか、規模も色々。
WordPressがあったり、HTMLのサイトがあったりとか、造りも様々。

ってなわけで、こういったものを継続的に見ていることで、自然自然と様々なサイトの中にある、共通する性質みたいなものを会得する機会が増えるわけだ。

あと、インハウスの担当者はSEO以外の業務が多い。
担当者がSEOだけやっていられるというのはよほど大きな会社か、ネット専業の会社しか普通はない。
たいてい広報とか、システム担当といった仕事を兼ねているので、その仕事が忙しくSEOは片手間になるのが普通だ。

専門業者の担当者はそれこそ四六時中SEOのことをやっているというところは違う。
あと、社内にSEOのエキスパートがいるので(いない場合もあるかな)、知識を早く覚えられるという違いもある。

こう書いてみると、SEO業者が絶対的に知識として有利に見えるが、必ずしもそうとも言えない。

SEO業者の場合は1つのサイトを継続的に見ていることは少ない。
また、サイトからの売上に対して責任を負っていないので、関わり方は浅くならざるを得ない。
インハウスのであれば施策をしつこく、偏執的に追い回すことも可能だ。業者の場合だと、そこまでやるとたいてい赤字になるので、上っ面をなでただけの施策になることが多い。

といったわけで、どっちでやってもSEOに詳しくはなれる。

インハウスの場合は、時間を確保すること、情報源を確保すること、サイトを比較すること。

この3つが重要だと思う。
時間を確保するのが最も難しく、まずは成果を出して認めてもらう必要がある。成果を出すためにも最初は時間と知識が必要になるのだが、そこをいかに突破するかが一番難しいところだろう。

情報源に関しては、SEO人は結構オープンな人もいるので、なんでも教えてくれる人も多い。
そういう人とソーシャルメディア上で友達になるのが一番の近道だと思う。

サイトを比較するのは自社と同業だけではなく、他の業界も見るといい。
様々な検索キーワードで、どんなサイトがどんな順位になっているか?
それを意識してみる事で、カンを養うことは可能である。

もし仮に、零細企業のWebサイトを担当しているといっても悲観することはない。
オーナーが一人でやっているようなサイトでも、SEOを極めている人もいる。

凄腕のSEO担当者になる方法は結構身近にあると思っていい。 

検索エンジンにもコンテンツをアピールしなくてはいけない

公開日: : SEO

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ユーザーが必要としているコンテンツを作るのが基本である。

  1. ユーザーが必要としているコンテンツを作る。 
  2. 検索エンジンがコンテンツを評価する
  3. 検索順位が上がったり、様々な複合キーワードなどで検索結果に表示されるようになる
  4. サイトに集客できる

まあ、大雑把に言うと、必要とされるコンテンツを作れば検索エンジンから集客できるって話だ。

原則はそういうことなのだが、気をつけないといけないことがある。

検索エンジンは人間と違って知識をもっていないことだ。
その分野についてある程度知識のある人間が読めば、そのコンテンツには価値があるということがわかるとしても、検索エンジンが理解してくれるとは限らない。

例えば、自分はネジ屋をやっていたとして、日本一の品揃えがあったとする。

しかし、モノはネジだ。

ネジのサイズの数字と金額がひたすら羅列されていたらどうだろう。
ちゃんとサイズ別や形状別に分類されていれば、ユーザーから見れば非常に利用価値のあるサイトである。

しかし、検索エンジンから見た場合は、その数字の羅列が何を意味しているのかわからない。

だから、

「これはネジのデータである」

ということを伝えてやらないといけない。

例えばネジのコラムページといったコンテンツを作るのも必要だし、個々の商品ページにはネジという言葉を必ず入れるようにするといった、アピールが大切だ。

せっかく充実したコンテンツがあったとしても、充実したコンテンツであることをアピールしなければ、検索エンジン対策にはならないのだ。

町工場や地方の素晴らしい産品を扱っているようなWebサイトにはこんなもったいないと思えるケースがよくある。
この考え方が少しでも普及したらと願いつつ締めくくるのであった。

2ちゃんねるは思うほどSEOに強くない

公開日: : SEO

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2ちゃんねるは検索上位にいつもいるような気がしている人も多いだろう。
SEO的に最強だと思っている人も多いかもしれない。

しかし、意外とそうでもないって話である。

2ちゃんねるは情報量の割には上位表示されていないケースが多い。
それはなぜか?

SEOを全く考慮しないで作られているからだ。

2ちゃんねるは非常に古いサイトで、作られてからSEOに関する考慮はなされないままである。

SEOの観点からすると、2ちゃんねるにはだめなポイントがたくさんある。

  1. 重複コンテンツがたくさんできる。
    2ちゃんねるは1つの記事(スレッドって言う)に多数のURLが存在する。
    1番から999番まで書き込まれた状態だと、それぞれの書き込み番号に対して全てURLが付与される。
    最大で999URLだ。
    それだけではない。
    最新50書き込み 
    1から100番まで・101から200番まで・201から300番まで・・・

    また、その他にも、携帯用の2ちゃんねる(c.2ch.net)も存在する。
    といった感じで多数の重複URLができる。

  2. サブドメイン単位で分かれている
    サーバーが異なると、サブドメインが変わる。
    今の2ちゃんねるはサーバー名が海産物の名前であるが、
    (toro.2ch.net とか awabi.2ch.net)といった感じ。
    1つのドメインに集約されていないので、個々のサブドメイン単位で見た場合には、ページ数が非常に多いとまではならない。 
  3. frameとか使ってるし・・・
    事実上のトップページは www2.2ch.net/2ch.html であるが、このページはframeで2分割されている。
    ダサい、ダサすぎる。
  4. 誰でも書き込めるため荒らしが存在する
    関係のない書き込みが大量になされると、テーマ性が薄まる。 

2ちゃんねる自体の倫理的な良し悪しはおいておいて、中身は紛れもなくオリジナルコンテンツであり、読む人にとって、欲しい情報を提供していることは確かだ。

それなのに検索1ページ目に来ないことがままある。
逆SEO業者に落とされることもよくある。
それはそういった理由だ。

とは言え、個人的には2ちゃんねるがSEOを考慮して内部対策をするなんてことをして欲しくない。
2ちゃんねるが検索上位にあると、誰もが目にしてしまう。

ネガティブな書き込みってものは、人の心からエネルギーを奪う。
わざわざ2ちゃんねるを見たい人、書きたい人だけが集う掲示板であって、それを望まない人には見えない場所にあって欲しいと思うのである。

独自ドメイン+WordPressの設定なんか簡単

公開日: : SEO

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SEOだけではなく、様々なことを考えればなんといっても独自ドメインがいい。

無料ブログが色々なビジネス的な制約条件がある。
特に何の前触れもなく消される可能性があるのが最大の欠点だと思う。
当社でもクライアントさんのペナルティの回復を業務としてやっている(ホント辛いですこれ・・・。すごく不毛)。
それで、無料ブログについては、ブロガーへの連絡先がない場合、削除依頼をブログ運営業者に依頼することがある。 

その結果場合によっては、

「削除しました」

って回答をいただくことがある。
ブログまるごと削除されたりする。

ホントにびっくりだ。
ってなわけで、ブログ運営者側の判断によっていつ消されるかわからないのが、無料ブログだと言いたかったわけだ。

無料ブログで重要なビジネスを展開するということは絶対避けねばならない。

湖の氷の上に工場を建てるようなものだ。
いつ割れるかわからない。
割れて水没したら、設備はもう回収できない。

これと同じである。
無料ブログで作っていてある日突然コンテンツが消えたら・・・。

消えたコンテンツは回収できないし、これまで培ってきた様々な資産も消えてしまう。

だから、独自ドメインでやるべきなのだ。
そして、更新は普通のHTMLじゃ大変なのでブログがいい。
今なら、ブログは何といってもWordPressだろう。

でも、設定するまでが大変じゃないか?って思われるかもしれない。

慣れれば簡単である。

先週であるが、新しいサイトを立ち上げたのだが、

  1. さくらインターネットで新しいサーバーを借りて
  2. 新しい独自ドメインをムームードメインで取得して
  3. 新しいサーバーに独自ドメインを設定して
  4. WordPressをインストールして
  5. Googleアナリティクスとウェブマスターツールを設定して

と、一連の作業をやってみたのだが、40分で終わった。
慣れるとこんなもんだ。

でも、できないし・・・。

という方に、当社では3万円で代行します・・・、と書こうと思ったのだが(たったそんだけの作業なのにそんなに取るのかよって突っ込まれそうだが、やり取りや請求手続きエトセトラを考えるとなんだかんだ言って半日仕事になるのでそれくらい欲しい)、

ココナラという、自分の得意分野に関することを500円で手伝ってくれるサイトがある。 

独自ドメイン + レンタルサーバーの設定代行 

というサービス、ありました。上記の1~3をやってもらって500円。
安いわぁ。値段で対抗するのは無理です。

おすすめだ。 こんなサービスもあるので自分でできなければ、やってもらえばいい。

大切なWebサイトであれば無料ブログなんか使う理由がないのである。

WordPressの初期設定ではURLに気をつける

公開日: : SEO

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WordPressの初期設定はそれほど気にしなくてもいいと思っている。
デザインといったようなものは後でいくらでも変えられる。

しかし、重要なことは2つあると思っている。

1つは、セキュリティの設定。
これだけはクラッキングされてしまう可能性があるので、くれぐれも類推されやすいパスワードを使うのだけは避けたほうがよい。それで、ユーザー名adminも潰しておいた方がいい。
できれば2段階認証にすればもっといい。

とは言え、これらの設定はWordPressを設置する時でなくてもいい。
いつでもできることである。 

しかし、決定的に重要なことはURLである。

URLは最初に設定してしまうと、変更できない。
いや、言い方が適切じゃない。

変更すると非常にまずいことが起きる。

Googleは評価をページ単位、言い換えるとURL単位で把握している。
もし、URLを変更してしまうと、新しいページとなり評価がゼロになってしまうのだ。

今までの評価が失われてしまうのである。

そこで、最初にURLは熟考が必要だと言いたいのだ。
絶対ダメなのが、

http://www.nj-technology.co.jp/marketing/?p=123

このデフォルト設定である。
これだけは絶対ダメである。
(絶対ダメなものがデフォルトって勘弁してほしいな)

現在は?の入るURLであってもさほどの不利はないと言われている。
しかし、ダメだ。

なぜかというと、誤ってページネーションが発動してしまうことがあるからだ。
これが起こってしまうと、ペナルティでもなんでもないのにアクセスが激減するという現象が起きる。

ページネーションの概念は難しいのでここでは触れないがそういうことだ。

他にも、ブランディングの観点、分かりやすさ、などURLには考慮すべきことがある。
これは作成前にきちんと考慮しておかないと後で大変なことになるのだ。

※URLを変更して、旧URLを新URLに評価を付け替えることは実際は可能だが、かなり煩雑だし、評価が100%付け替えられる保証はない。

SEOの相見積もりに意味なんてない

公開日: : SEO

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画像はフリー画像の女性の写真。
あっちこっちで見かける。
ひっそり隠れた有名人ってところかもしれない。

さて、法人が何かを契約する場合は、相見積もりを取るのが普通だろう。

SEOのサービスもそうだろう。
しかし、SEOに関しては相見積もりに意味なんてないと思うのだ。

その理由であるが3つある。

  1. 手間をかける量がピンきり
    順位保証型SEOの場合は、どれほどの量のリンクを貼るか、どれだけ質のよいリンクを貼るかによって全く値段が変わってくる。

    そして、手間を掛けるほど上位表示される可能性は増える。
    しかし、全く手間をかけない、

    極論すれば一本もリンクを貼らないという業者もありうる。

    一本もリンクを貼らなくても運が良ければ上位表示されることもあるわけだ。 
    まあ、詐欺の一種だけど、変なスパムリンクを大量に貼られてペナっちゃうよりは、こっちのほうがむしろマシかも・・・、って最近は思う。
     

  2. どれだけ手間がかかっているかを検証できない
    1.と関連しているのだが、Webマスターツールから被リンクをダウンロードして見てみたとしても、SEOの素人にはどれがSEO業者が用意したリンクなのかがわからない。

    買ったものの内容がわからないサービスであるというのが、被リンク型のSEOの特徴だったりする。
    IT関連のサービスは、提供している役務がわかりにくいものが多いが、その中で最もわかりにくいサービスかもしれない。
    実際は、何のサービスも提供しなくても、値段は他業者よりも高いってこともあり得るし、その見分けもつかない。 
     

  3. サービスを購入することは逆に負の価値になりうる
    SEO業者からリンクを買うと、順位が上がるかもしれないが、これが原因で順位が大きく下がる、あるいはまったく検索結果に表示されなくなってしまうことがある。
    このような事態が引き起こされる確率もまた、 値段に比例するわけでもない。

といった3つの理由があるため、SEOの相見積もりを取ることには意味がないのだ。

もし、SEO業者を評価したいなら、自分もSEOの知識を身につけて、SEO業者の施策を理解できるようにする必要がある。

とは言え、これができるぐらいならばSEOを外注する必要もないわけである。

SEO業者がテレアポやダイレクトメールなどを送る理由

公開日: : SEO, 集客コラム

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SEMラボの阿部氏が「SEO会社が何故電話営業するのか?に答えます。」という記事でこんなことを書いていた。

「SEO会社が何故電話営業するのか?SEO会社ならSEOで1位になってから営業しろ」

この話題は数年前にも流行った話題ですし、長年検索エンジンマーケティング業界にいる方々には周知の事実ではありますが、毎年このくらいの時期になるとこの話題が再熱する傾向があるのに付け加え、先日の大分遠征でも聞かれてしまったのでこの場を借りて端的に回答してみましょう。

答えは「手っ取り早い」から、「ビジネススケール」があるからです。

Webライダーの松尾茂起氏は「SEO業者からの営業電話対応マニュアル」にこう書いている。

「弊社は現在、『●●』で検索していただければ分かるように、ネットで十分な販路を得ております。しかし、ネット上のダイレクトアクセスだけでは集客に限界がありますので、マーケティング戦略上、電話営業も行っています」

という回答なら、良い切り返しだと思います。
この切り返しが上手いかどうかで、電話を続けて良いかどうかを検討します。

まさしくこの通りである。
SEOだけでSEO会社が成り立つのか?
まあ、成り立たないと言うことではない。

しかし、大きな売上は望めないのである。

これには2つの理由がある。

  1. SEOに関するキーワードで検索する人の絶対数が少ない
    キーワードツールで調べてみるとわかる。
    SEOというサービスは、SEOで売ることにあまり向いていないのだ 

    SEOというキーワードだけはローカル月間検索ボリュームが4万回程度もあるが、 大体のキーワードがせいぜい3桁の前半ぐらいしか検索数がない。

    コンバージョンが取れそうなキーワードとして、一番検索数が多いのは「格安SEO」だが、月間590回。
    一番多くてこのレベル。
    上位表示したとしてせいぜい100人をWebサイトに連れてくるのがやっと。
    コンバージョン率が1%あったとしてたった1人である。
    問い合わせからの成約率が20%だったとしたら、5ヶ月で1件成約するってペースだ。

    こんなんじゃ、とてもではないがビジネスにはならない。

  2. SEOは潜在層にリーチできない
    SEOをやりたいという目的で、SEOと検索する人はごく僅か。
    ネットからの売上を増やしたいと思っていても、その時に何らかのアクションを起こす人は非常に少ない。
    潜在客と顕在客の領域

    もし、もっと売上を取りたいと思っている人のすべてが、売上向上のハウツー本を買うなら、その手のハウツーは常にベストセラーになるがそんなことには決してならない。

    たいていの人は、現在の問題に対してなんら積極的にアクションを起こしもしないし、情報収集すらしないのだ。

    潜在的にニーズを抱えている人は、誰かが積極的に働きかけない限り動かないのだ。
    そして、潜在的ニーズの方が圧倒的に大きいわけなので、プッシュ型で積極的に営業をかけることは、営業戦略上正しい。

といったわけで、恐らくSEO業者の電話営業は今後もなくならないだろうと私は考えている。

とは言え、詐欺まがいのSEO業者は多数存在するので、すぐに判断するのは危険である。
業者の主張をうのみにしてはならない。

最終的なリスクを負うのはあくまでクライアント自身である。
よくわからない、判断できない、と思ったら、断るのが正解だ。

ブラックハットとダークサイド

公開日: : SEO

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今回のネタは何の役にも立たない単なる駄文(いつもか)なので、時間の無駄かもと思ったら、読まないことをお勧めする。

スターウォーズを見ていて思ったことがある。

あまり好きではないのだが、家族が時々見ているためたまに見ている。
(好きではない理由は、
あまりにもSF的な考証がアレなことと、
科学があれほど進歩しているにもかかわらず、個人の技能に戦闘の帰趨が委ねられていて、逆に大昔に退歩してしまっているところ
まあ、そんなことを言い出した野暮ってものなのだけど、まあ、自分はそんなところが気になる奴なのだから仕方がない。
ハイパードライブでデススターの急所にミサイル送り込めよ!とかってイライラしちゃう。

といいながら、DVD全巻買っちゃったり、NHKで放送されていたクローン・ウォーズもほとんど見ていたってことも考えると、なんだかんだ言いつつ好きなのかもしれない・・・) 

今回はホントにどうでもいい話題で、何の役にも立たないのでごめんなさいなのだが、しみじみSEO人の立ち位置と、スターウォーズの中のジェダイって似てるなぁって思うのだ。

普通のジェダイさんたちは自分のことが普通だと思っていると考えられ、ライトサイドって言い方はしない。
で、ダークサイドって言葉で、ダークジェダイ(そんな言葉は映画の中には出てこないけど)を区別した。

自分たちが普通であり、その価値観と異なることが特殊であるという価値観がそこにある。

SEOもこれに似ているなあって時々思うわけだ。
通常ホワイトハットを行なっている人たちは、自分たちのことをわざわざ「ホワイトハット」って言ったりしない。
それが普通だから。
で、わざわざ、スパムSEOをやっている人たちを区別して、「ブラックハット」と呼ぶ。
「ブラックハット」の人は、自分をブラックハットであることを基本的には肯定しており、スターウォーズの世界のダークサイドの人に似ているなあって思うわけだ。

SEO業界にはブラックハット、ホワイトハットが反目しあいつつ、あるときは一人の人間が相互を行き来したりしつつ、、微妙な勢力争いが展開されている。

この勢力争いは終わることはないだろう。

でも、1つだけ感じることがある。

ダークサイドに生きていくことは、自分をダークサイドの側の人間と定義づけることである。
わざわざエネルギーを使って、常にアイデンティティを保ち続けないといけない。
それは苦しいことだと思う。

それに比べると、ライトサイドの人は自分を定義付ける必要がない。
ありのままでいいのだ。

SEOの世界であれば、わざわざ検索エンジンに対して敵意を常に燃やす「ブラックハット」という生き方は疲れるから、やめてしまうのが楽だと思う。
ホワイトハットの人は「ホワイトハット」と名乗る必要はない。
それが普通だから。

普通にやる、それが一番楽なんじゃないか?っていうのが今日の言いたかったことである。

画像検索で上位表示させちゃうっていう裏ワザ

公開日: : SEO

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裏ワザでもなんでもないって言えばそのとおりなのだけど、SEOブログなので「裏ワザ」って書いてあればアクセスが集められるかな?なんてよこしまな考えのもとにタイトルは付けております。

さて、画像表示で本当に上位表示しちゃうのか?

という話だが、

「する」

というのが結論だ。
画像として表現されることが少ないキーワードなどは、意外に簡単に上位表示されたりする。

そういったキーワードはそもそも画像が検索結果に含まれてくること(ユニバーサール検索っていいますな)は少ないのだが、もし含まれるのであればラッキーだ。

ALTに狙いたいキーワードを含み、例として「上位表示」というキーワードを狙いたければ、「上位表示を達成してガッツポーズしているサラリーマンのイラスト」といったALTを入れ、画像の周辺や、またタイトルタグにも「上位表示」ってキーワードを入れる。
これで検索エンジンに対して相当アピールする。

何というか、授業で言えばすごい勢いで「ハイハイハイハイ」ってって叫んで、手を挙げながらフリフリするぐらいの勢いだ。

もし、「上位表示」ってキーワードで検索してユニバーサル検索で画像が出るようになったら、表示される可能性がある。

自分が狙っているキーワードで、「上位表示無理だな・・・」と思っているキーワードがあったら一度やってみる価値はあると思う。

但し、画像というものを検索意図として求めていないユーザーはクリックしない可能性が高いので、何かクリックさせるための仕掛けは必要である。

そこは単に目を惹くというだけでは不十分で、画像の中に、欲しい情報が存在するということをそれとなくわからせる情報を盛り込むことが必要になる。
サムネイルのサイズなので小さいのでそこが更に難しいのだが、 まあ、上位表示にチャレンジするのに疲れたらやってみたらいいのではと思う。

Googleは自サイトをどう評価しているのか

公開日: : SEO, コンテンツマーケティング

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アイレップの渡辺氏は
 うっかり有料審査型スパムディレクトリに登録しないために – (今更) SEOとディレクトリ登録の歴史
という記事を先日書いていた。
その中の記述がとてもお役だちなので紹介したい。 

ちなみにディレクトリの品質は、簡単な作業で推定できる。
たとえばドメインのルートディレクトリとディレクトリトップのPageRank値の差分を比較する、site:(ディレクトリURL)で検索して、推定ページ数とインデックス登録数の差分を計算しておおよそ何割のページが登録済みか計算する、ざっとディレクトリをブラウジングして、どんなサイトが掲載されているのか、一応でも審査が行われているかどうかを見てみる。しょうもないサイトばかりが掲載されていたら、それは実質無審査のディレクトリ(=スパムディレクトリ)の疑いがある。

ということである。
これは非常に応用が利く手法だ。

特に、推定ページ数とインデックス登録数の差分を計算する手法には汎用性があり有意義だ。
小規模なサイトしか運営していないと気が付かないのだが、最低でも数百ページ、通常は数万ページを以上といったサイトを運営しているとこれはよく分かるだろう。

新しいコンテンツ群をsitemap.xmlを登録してやると、ほぼ数時間程度で送信したページ数はとりあえず登録してくれる。

で、問題はその後。

スパムを行なっていなくてもすごい勢いでインデックスから捨て去っていく。
体験してみるとわかるが、この捨て去りっぷりはすごい。

その理由は、多分こういうことなんだと私は思っているのだ。

  • Googleって律儀なので、まずはそのコンテンツがインデックスするに値するものかどうかを判断するために、一旦インデックスする。
    これは、読書にたとえれば、価値のある本かどうか判断するために一旦は全部読むということに等しい。
  • サイト全体の価値との兼ね合いを考えた上で1ページ1ページ価値を判断したり、サイト外にあるコンテンツとの類似性を照合したりする。
  • 結果としてインデックスに残すページを決める

といった作業を行なっていると推測している。
それで、価値の低いサイトというものは結果として、1000ページ登録しても30ページしか残らないなんてことが起こってくる。 

Googleがサイトをどう評価しているかを知るには・・・

インデックスされる速度が速いサイトは評価が高いとか言われるが、そんなことはあまり関係ないと私は思っている。同じWordPress内で作ったサイトであるにもかかわらず、固定ページはやったらめったらインデックスが遅かったりするし。多分Ping送信の有無のせいかとは思うのだが・・・。

ページランクもまあ使えるが、ページランクがゼロでも高く評価されているサイトも少なくない。
だから、このインデックス数と、実際のページ数の差異はかなり指標として使えると思っている。

とは言え、数百ページ程度しかないサイトであれば、違いがわからないことも多いので、あくまでも基準の一つだと思ってもらえばってことである。

プレゼンにこそKISSメソッドを

公開日: : 集客コラム

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KISSメソッドである。

って言われても知らない人も多いかと思う。
そういう自分も住太陽氏のWebサイトで読んで初めて知ったのだ。

住氏の記事から引用してみる。

「Keep It Simple Stupid(誰でもわかるくらい単純にせよ)」という考え方は KISSメソッドなどと呼ばれ、デザイン、プログラミング、SEOなど、様々な分野でよく使われる概念でです。

私はお客さんと話すときに気をつけていることが2つある。

  1. できる限りゆっくり話すこと
    テンポ遅すぎではないか?
    と思えるぐらいで多分ちょうどいいのだと思う。
    まあ、早口になりがちなのでそうするのが吉だ。

    また、「間」をあけること。 
    何か話したあとで、ちょっと話題が変わるときには少し間を開けた方がいい。
    それがないと頭の中を整理する時間がない。
     

  2. めちゃめちゃ簡単な表現を用いること
    ド素人にもわかるように資料を作り、話すことが重要だと思う。
    実は、結構これが難しい。

    相手をバカにしたように思われたらいけないのだ。簡単な表現で伝える意味とは、

    「相手が知らないんじゃないか?」

    と疑うのではなく、 

    「相手と共通認識を持つために、出来る限り認識のズレが生じにくい言葉を選ぶ」
    と考えることが重要だ。

知らないんじゃないか?だから簡単に話さないといけないと思うのは驕りだ。
同じイメージをもってもらおうと努力することは対等の人間として向き合うことである。

その中で、クライアントはそのビジネスにおけるプロであり、自分は、Webビジネスのプロであり、双方が智慧を出しあって、一緒に問題を解決するという雰囲気が生まれてくる。

KISSメソッドは言葉は悪いが、共通認識を持つための基本的な考え方と思えばよい。
共通認識を持つことが重要で、そのために常に心がけるべきことなのである。

PDFファイル活用のおすすめ

公開日: : SEO, コンテンツマーケティング

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PDFファイルって意外にあなどれないのだ。

Web上に公開してやると、意外と検索順位が上がったり、アクセスを集められたりすることもある。

PDFだからマークアップもへったくれもないのだけど、Googleは中身をそれなりに評価しているってことなんだろう。

そこでだが、社内にある公開文書としてPDFって結構多いのではないか?
と思うのだ。

例えば取扱説明書とか、カタログとか、会社概要とか・・・、色々あるのではないか?
あるいは、PDFにはなってないけど、プレゼンをするときに使っているMicrosoft WordとかPowerPointといったデータもあるだろう。

こういったものも公開可能なものがあれば、 PDFに変換してじゃんじゃんWebに公開してしまえばいいと思う。

HTMLのコンテンツを作るのはかなり手間がかかるが、既にあるものをPDFに変換するだけなら全く手間はかからない。
それでアクセスが集められるかもしれないのであれば、これは非常にいいというか、やらなきゃ損じゃないか?

プレゼン用のPDFやカタログなんかはユーザーにとっても利便性があるし、そこからコンバージョンが得られるって可能性もなくはなかろう。

ローリスクどころではなくて、ノーリスクでリターンがありうるわけだからもし取り組めるのであれば、すぐに取り組んだほうがいいかもしれない。

ソーシャルの指標はSEOに関係するか

公開日: : SEO, ソーシャルメディア

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アイレップの渡辺氏が
Facebook と SEO の関係 – Facebookページの人気度は検索順位に影響するのか?
という記事を書いていた。

渡辺氏に質問している人々はみんな勘違いをしている。
まあ、この種の勘違いは氏が言うようにいつまでたってもなくならない。なんでかなぁ。

例えば高校で行う知能テストの結果があって、この結果を大学入試の選考に使っていると勘違いするのとほぼ同義である。

一流大学に受かる人は、知能が高い人が多いでしょ?

とはいっても、知能が高いからといって、大学は入学を許可してくれるわけではない。
それと一緒である。

いいね!がたくさんつくページは、価値が高く結果的にリンクがつく可能性が高いからだ。
まあ、因果関係があるように見えるが、いいね!の数と直接関係はないのだ。

さて、本題。

本当は、Googleはソーシャルの指標を使いたいのだと思う。
出来る限り多くのランキング計算に関する指標を手にいれて、順位計算の精度を高めたいはずだ。

とはいえ、2重の意味でできない。

一つは渡辺氏が書いているように、Facebookの内部はクローリングの制限が多い。

User-agent: Googlebot
Disallow: /ac.php
Disallow: /ae.php
Disallow: /ajax/
Disallow: /album.php
Disallow: /ap.php
Disallow: /autologin.php
Disallow: /checkpoint/
Disallow: /contact_importer/
Disallow: /feeds/
Disallow: /l.php
Disallow: /o.php
Disallow: /p.php
Disallow: /photo.php
Disallow: /photo_comments.php
Disallow: /photo_search.php
Disallow: /photos.php
Disallow: /sharer/

robots.txtを見るとこうなっていた。
そこまで見られたくないのかよ!(robots.txtはあくまでも指示なので見ようと思えば見えるので、見るんじゃねえよ、って感じだ。とはいえ、まったくGoogleに来てもらいたくないわけでもなく、Facebookページはクローリングしてもらいたいらしい。うーむ、なんともかんとも)
という感じだ。

だから、最大の問題としてデータをほとんど取得できない。

もう一つの問題であるが、もし仮にクローリングできたとしても、この種のソーシャルの可視化される指標にはスパムが大量に混入する。
数字で表される数少ない指標であるため、本来は判断するための重要な手がかりになりうるのだ。

しかし、数字で表されるが故に、誰でもその数字を操作することが可能で、かつ、商材になりやすい。

いいね!を1000個で2万円です。

とかそんなサービスもある。
被リンクに比べても、非常に安価でかつ、数値が目に見えるためスパマーにとって狙いやすい。

これを買う人も実際多数存在するわけなので、残念ながら指標として使うわけにはいかないのだ。

このあたりを指標化したくて(それだけじゃないんだろうが)Google+を作ったのだろうけど、今のところ繁盛しているわけではないし、この種の指標が使える日はきっとしばらくは来ないんだろうなぁって思う。

Googleの発表を疑うべきか

公開日: : SEO

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Googleの発表を「疑う」SEO人と「基本的に疑わない」SEO人の2大派閥がSEO人の中に存在する。

基本的には前者はブラックハットSEOの派閥、後者はホワイトハットSEOの派閥だ。
(ブラックハットというのは、Googleのガイドライン違反を行ってでもSEOしようとする行為を指す。その逆にホワイトハットは、Googleのガイドラインの範囲内でSEOしようとする行為のことだ)

典型的にこの2大派閥で意見が別れる問題がこれ。

ブラックハット派閥
スパム施策がGoogleにバレるのでAnalyticsやウェブマスターツールは使ってはいけない。
これらを使っていると、一つのサイトがスパムとして認定されると、 芋づる式に全部やられる。

ホワイトハット派閥
Analyticsやウェブマスターツールの解析結果をスパム検出にGoogleは使っていないだろうし、これを手がかりにして他サイトをスパム認定することはない。

Googleの公式見解としては後者である。
で実際はどうなのだろう。

ちなみに私の見解としては、Googleは積極的に嘘をつくことはないと思っている。

たまに担当者がよし知らないために間違ったことを発言してしまったりすることはある。
しかし、嘘は基本的にいわない。 
微妙な質問になった場合は、ノーコメントって感じである。コメントをしないということが、まあ一つの答だったりするわけだが。

とは言え、無条件に信じていいのだろうか。

Googleはデータを持っていることは確かである。
Analyticsといった膨大な運用コストがかかるシステムを、無料で運用しているのはなぜか?

それは、何がしかのビジネスにしたいと考えているからだと推測するのが自然だろう。
実際これを使ってどんな分析を行なっているのか?は我々には全く判断することはできない。

だから、リスクがあるということは考えておくべきと思う。
あれだけのビッグデータを持っていたら、それを使ってビジネスに活用しようと考えるのは実に自然だ。

活用の仕方はGoogleに委ねられている。 

ブラックハットをやっている人は当然Googleを恐れるべきだ。

これは交通違反取締りのようなものだと思う。
正しく交通法規を守っているならば、何ら警察を恐れる必要はないが、交通違反の常習であれば警察を恐れなければならない。 

まあ、警察を恐れないですむ生き方をするのが一番だと私は思いますけどね。

優れたtitle・descriptionをつけるたったひとつの冴えたやりかた

公開日: : SEO

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今回も釣りっぽいタイトル。
でも、釣りじゃなくってマジで役に立つと思うので必見である。

ちなみに2日前更新の「検索順位上位をとれる裏ワザ」は晴練雨読からの来訪数がかなり好調で、やっぱり晴練雨読を読んでいる人は、SEOのテクニックを求めているんだなァと実感した。

以前なんかは、人気記事っていうと、こんな感じのタイトル記事ばっかりだったし。

それはともかく、今回は、こんなタイトルだ。

titleやdescriptionをどうつけるかはすごく重要だ。

せっかく検索上位に上がっても、titleやdescriptionが良くなかったらクリックされない。
SEOでみんなが追い求めていることは、検索結果から集客することだろう。
クリックされなければ、いくら上位表示されても意味が無い。
だから、クリックしたくなるtitleやdescriptionをつけることは、順位を上げるのと同様に重要なのだ。

でも、SEO人はたいていあまりこのへんに興味がない。
なぜかなぁと思っていたのだが、

変えるのが面倒だし、変えてみても効果がなかなかわからないから。

だと思うのだ。
月間500アクセスしかないキーワードで、検索順位5位に表示されたってケースなんかだと、titleやdescriptionを変えてみてもすぐに効果はわからない。 結局効果測定しようと思ったら3ヶ月ぐらいかかると思う。
まあ、意味ないって感じかもだ。

でも、重要だから、どうすればいい?

そこで、

検索連動型広告で試してみることをおすすめする

のだ。 
例えば、

「知らないでは済まないtitle・descriptionの重要性」

「title・descriptionを変えたらアクセスが激増した話」

このどっちがいいか?
検索連動型広告だったら簡単にA/Bテストができる。
例えば、機能で訴求するか、感性に訴求するかをテストしてみよう。

知らないでは済まない?
長く使えるパソコンを選ぶための
速さ・機能・耐久性の評価ポイント」

また買った後で後悔するの?
悔しい思いをしないための
これでOK鉄板のパソコン選び」

ってな感じで、試してみれば100クリックもやってみればすぐ答えは出る。
後者がいいってことになったら、感性訴求の別のパターンを作ってみたりとかしてみて徐々にしてみればよい。

内部施策と外部施策どっちが大事?

公開日: : SEO

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たまにありますわ。
コンテンツ自体はスッカラカンなのに上位表示しているってふざけたページ。
ペンギンアップデート2.0があった後でも健在・・・。 

被リンクは相変わらず有効であり、内部施策よりも外部施策がいまだに優位だと言われるゆえんである。

確かに外部リンクは有効だ。これは間違いない。 
それから、ページランク9のオールドドメインを使ったアフィリエイトサイトとか、こんなものも強いのも事実。
(でも思うんだけど、ページランク9のドメインを買ってアフィリエイトサイトってもったいない。一体いくら使ったのかしらないけど、アフィリエイトで回収できるんかいな)・・・

それをあげつらって、「ほらいわんこっちゃない、内部施策じゃなくってやっぱりまだSEOは外部施策だよ」
っていう人もいる。

まあ、確かに間違っちゃいない。

確かに人為的なリンクと、ナチュラルなリンクを完全に見分けることができないのも確かだ。
たまに人間が見てもわからない人工リンクもあるし、原理的に無理な部分もある。
確かに外部施策オンリーで上がるケースは多いし、内部施策だけで上げるのは難しいのも確か。

だからといって、外部施策の方が重要というのは正しくない。

安定して順位をあげようと思う場合の鉄板の戦略が内部施策だ。
言うなれば、ベースとなる力をつけるって行為だ。

ゴルフを考えてみよう。
ゴルフはプロでもアマチェアに1ホールだけとってみれば負けることはある。
ちょっとしたミスや運不運が大きな差になる競技だからだ。

たまたまアマチュアがプロに勝ったからといって、じゃあ、プロがそれまで培ってきた努力は無駄なのか? 
そうではない。
でも、18ホールトータルであれば、プロはアマチュアに勝つ。

トータルで勝つためには、努力が必要なのだ。

SEOもこれと同じである。

上位表示されているページをみてみるとよく分かる。
たまにブラックハットSEO施策によって上位表示されているページもある。

しかし、ほとんどはコンテンツが充実しているページばかりだ。

そして、現在だけを見るのではなく、もっと長い目で見てみると全く中身の伴わないページが安定して上位表示することはない。 
まぐれ勝ちは長続きしない。あくまでまぐれはまぐれなのだ。

安定して、常に上位表示したければ内部施策に取り組み、かつ出来る限りナチュラルなリンクを獲得するようにしなければならないのだ。

検索順位上位をとれる裏ワザ

公開日: : SEO

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このタイトルは半分釣りだが、半分は釣りではない。
役に立つかもしれないし、役に立たないかもしれない。

とはいえ、この手の情報全てに言えることなんだが、読んでもやらない人が大半なので読んでもやらない人にとっては役に立たないのは一緒ではある。

1.自サイトと同じぐらい、あるいは順位が下のサイトが上位表示しているキーワードを探す

自サイトの検索順位を確認していると時々見かけるサイトがあったとする。
検索順位は自サイトが狙っているいくつかのキーワードで同じぐらいだったら、そのサイトは自サイトと検索エンジンからの評価が同じぐらいなのかもしれない。
自サイトより、順位が下のサイトは評価が下なのかもれない。

そのようなサイトが上位表示しているキーワードを見つけることが出来れば、それと同程度、あるいはそれより詳しいコンテンツを作れば上位表示させることができる可能性が高い。

2.QDDを狙う

検索キーワードがビッグキーワードである場合、検索意図が不明確な事が多い。
例えば、塾と検索する人の検索意図であるが、

「◯◯塾について知りたい」
「塾に通わせるための選び方の情報が欲しい」
「塾に就職したい」
「学習塾という産業の構造について知りたい」
「塾の歴史について知りたい」 
「世界の塾事情について知りたい」 

といった様々なケースが考えられる。
なるべく様々な検索ニーズをGoogleは叶えようとする。
なので、上位表示されているページの中でも、全てがものすごく評価が高いページであるとは限らない。

特定のニーズに関して言えば、上位表示しているページが、それほど強くないといったケースもあるわけだ。 
あるいは、上位表示している中には、ニーズを満たすページがないかもしれない。

なので、今現在上位表示しているページとは違った切り口で、検索キーワードに関するコンテンツを作ったら案外簡単に上位表示してしまう可能性がある。

裏ワザとは言え簡単とは言いにくいが、今現在上位表示しているサイトと同内容のコンテンツで真っ向勝負するよりは簡単かもしれない。ってなレベルの話である。 

NAVERまとめってそろそろやばいと思う

公開日: : SEO, WEBサービス

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NAVERまとめ大人気だ。

でもこれってやばいと思うわけだ。

自分でコンテンツを作ってない。
他人が作ったコンテンツを、「キュレーション」っていうと聞こえはいいのだが、言い換えればパクっているだけである。

そんな他人が作ったコンテンツで、アクセスを稼ぐなんて邪道だし、そもそも著作権違反だし、Googleからみたらガイドライン違反と言える。

こういったコンテンツ(私としてはこういったものをコンテンツとしては認めてはいないが)から集客しようという発想は、倫理にも、そもそも法律にも反するし、またガイドラインを厳密に適用されることによっていつでもアクセスがゼロになる危険性を秘めているということを書くのだ。

NAVERまとめは場合によっては付加価値があることもあるが、大半はただつなぎあわせたり組み合わせたりしただけである。

いつ、検索順位が下がってもおかしくないっていうか、下げろよ!って思う。

話を変えて、2ちゃんねるのまとめサイトの話をしようと思う。
未来を占うには過去を見たほうがいいからだ。 

ちなみにGoogleのコンテンツに関するガイドラインにはこう書いてある。

  • 複数のウェブページからのコンテンツに十分な付加価値を加えることなくそれらをつなぎ合わせたり組み合わせたりしたもの

2ちゃんねるのまとめサイトに関しては、2ちゃんねるの本体が過去ログ倉庫行きした場合は、2ちゃんねるのオリジナルは読めなくなるので、確かに利用価値はなくはない。そういう意味では2ちゃんのまとめサイトは黒ではなくてこれまたグレーだ。

黒ではなくて、グレーである2ちゃんねるのコピーサイトに対して、Googleは順位を引き下げるという対策を取った。  

2012年7月18日にGoogleから 

独自コンテンツをより高く評価するために 

この公式アナウンスがあったが、実質的に2ちゃんねるのコピーサイトを狙い撃ちしたものだったらしい。
現に、代表的な2ちゃんねるのコピーサイトである、unkar.org(リンクは貼らない)はアクセスが1/4になったそうだ。

こんなことがあったのである。恐らく、今現在GoogleはNAVERまとめについても快く思っていないと私は考えている。

もし、これらのコンテンツばかりが上位表示されてしまうことで、オリジナルが上位表示されないという事態が増えてきたら、そのうち何かするんではないか?と思う。
いや、絶対やる。

今時点では、NAVERまとめは大流行であるが、いつかGoogleの怒りが臨界点に達した時点で、ガツンとやられるはずだと私は考えている。

検索順位は評価とイコールではないから・・・

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

アイキャッチ画像には大した意味があるわけではないので、スルーして下され。

今日は
「検索順位は評価だけで決まるわけではない。」
ということを書きたい。

検索エンジンとはそもそもなんぞやという話だ。

「検索をしたい」
というのは何をしたいのか?

知りたいことがあって、その答えが書いてありそうなページを探すことである。
なので、 答えが書いてある、更に言い換えれば、

検索で知りたい意図は何か

それが重要なのだ。
検索エンジンはなるべくその意図に沿った検索結果を出そうと努力する。

だから、検索順位はページの評価と必ずしも連動しないのだ。
評価が高いから、求めている意図と合致するとは限らない。

評価が高いページを上位に表示するのではない。 

検索意図に沿うページを上位表示する。

というのが正しい。 
だから、評価が低くても、検索上位に表示される場合として以下のような例外が生じる。

  • 今現在話題になっているキーワード 
    これは、話題になった時点より後にできたページが優先されて表示される
  • 検索意図が不明なキーワード
    例えば「田中」と検索した場合、会社としての田中なのか、田中という場所なのか、どの田中さんなのか、田中というお店なのかさっぱりその時点で、Googleは検索ユーザーの意図がわからない。
    だからできるだけ、どの田中においても対応できるように、それぞれの田中の中で評価の高いページをバラエティ豊かに表示させようとする。

何かここから気がつくことはないだろうか?
評価を高めなくても上位表示する方法がある?

ってことに気がついたりするかもしれない。

まあ、それは必ずしも間違いではなかったりする。
一種の検索結果の隙間である。

意外にビッグキーワードでも隙間があったりする場合もなくはない。
検索意図としては存在するのだが、検索結果の上位に検索意図を満たすページがない場合。
ひょっとしたらちょっとしたページを作るだけで、上位表示されてしまう可能性もなくはない。

やってみる価値はあると思う。
一見スパミーにも見えるが、これも立派なマーケティングであると私は考えている。

ユーザーが必要としている情報があるにもかかわらず、その情報を提供しているページがないわけなので、情報を提供するというのはマーケティングとして正しいと考えるわけだ。

とはいえ、ちょっと作っただけだと競合が出てきたらすぐ負けてしまうので、ちゃんと作るべきだと思いますけどね。

リンクは取りにいくものだ

公開日: : SEO

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これまでのSEOにおいて、リンクは
「買うもの」あるいは「貼るもの」であった。
しかし、 これらは危険が伴うようになってきた。

リンクは「もらうもの」といわれるようになった。

しかし、これも違うって思うのだ。
もらうものってただ受け身で待っていても、なかなかリンクはもらえない。

空き缶を前に置いてギターを引いて、投げ銭をもらおうと思った場合にたとえてみる。
ただ漠然とギターを弾いても投げ銭はもらえない。だからもらうための戦略が必要になってくる。

必要な戦略は3つだ。

  1. 人がいるところにいくこと
    ひとっこひとりいない広場でギターを弾いても、1円も集まらないだろう。
    だから人が多くいるところにいく必要がある。
  2.  客層を考える
    いくら人がいっぱいいるからと言って、おばあちゃんの原宿こと巣鴨ではだめだと思う。
    (おばあちゃんの喜ぶものを演奏するならそれもありだけど)
    聞かせたいターゲットとなる人がいっぱいいるところに、場合によっては電車賃を払ってでもいく必要がある。
  3. 演奏が上手であること
    いくらターゲットとなる人がいっぱいいても、 演奏が下手だったらだめである。
    そもそもこれがお金をもらうことの前提だし。お金をもらえるほどに演奏のレベルが達していなければ、 何しても無理だ。

リンクをもらうというのはこれにすごくよく似ている。
まず、 一番重要なことは、リンクがもらえるコンテンツを作ることだ。っていうかこれが前提。
ホームページのネタ帳の山田さんも書いていた言葉をそのまま引用する。

最近感じた違和感の正体とは

ここでようやくわかりました。
多くのブロガーさんや、アフィリエイターさんに質問される内容の殆どが、「アクセス経路」と「アクセス数」であり、コンテンツが最後に追いやられているのではないかと言うことです。

アクセス経路>アクセス数>コンテンツ
つまり、アクセス経路の作り方、増やす方法、テクニック、こうしたものに目が行き過ぎているんじゃないかということです。

まさしくその通り。
良いコンテンツを作っていればアクセスが集まるとは限らないが、良いコンテンツをそもそも作ろうともせずにアクセスを取ろうとするのが無理なのだ。
リンクというのは、誰かに読ませたいコンテンツを紹介する行為なので(自分というユーザーも含む。備忘録という形で残すソーシャルブックマークもこれに含まれる)、そもそも、読む価値がなければリンクを集めるのは無理だ。

その上で、適切な検索キーワードで検索に露出させる、同じことに興味を持つ人達と交流して、ソーシャルメディアで交流する、 といった集客戦略が有効になってくる。
適切なコンテンツを作り、それに興味の有りそうな人たちの目に出来る限り触れるようにする。効果的に、かつ積極的でありつつ適度にPRする必要がある。 

そうやってリンクは取りにいくものなのだ。 

ブログはまず3ヶ月頑張ろう

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

晴練雨読さんに有用ブログとして取り上げてもらえるようになった。
ありがとうございます。なのである。

ブログを書き始めて、1ヶ月ほどで人気ブログとして分類していただき、そして、ついに有用ブログのカテゴリにも入った。
人気ブログは34ブログ、有用ブログは30ブログである。

3月からブログを真面目に更新し始めて約3ヶ月。
苦労したかいがあったというものだ(3ヶ月ってそれほど苦労したって言っていいのだろうか・・・)

いつもこのサイトの記事を紹介してくださる、SEOのホワイトハットジャパンさんの記事に、

石の上にも三ヶ月 | 新規サイトを立ち上げ直後は頑張って更新してみよう 

という記事があった。
ううむ、確かに3ヶ月だな。って思った。
(ちなみに今回のアイキャッチ画像もホワイトハットジャパンさんから頂きました)

SEO会社であるにもかかわらず、ホームページを更新してもおらず、被リンクも当ててなくて、このドメインは腐り気味だった。
で、頑張って更新したらどうなるか?という実験も兼ねて始めたのがこのブログだ。
実験結果としては結構いい感じである。

晴練雨読に掲載されている対象ブログの中で、「SEO関連記事の多い順で一覧」してやると、現状43位。
なんだか知らないが、

44位がVALID SEOさん
45位がアウンコンサルティングさん
46位がかちびと.netさん
47位が運営堂さん 

とまあ、この業界じゃ有名なところより上。いいんでしょうか?って感じ。
毎日更新していれば(記事の質はともかくおいといて ・・・)、量においては3ヶ月ぐらいでその分野で結構いい線イケるってことなんだと思う。

一つの話題で毎日書くっていうことは、ネタがなくなるし、時間の確保も難しいから大変である。
逆に言えば大変なところには、チャンスがあるわけで、やった人にはそれ相応の見返りがあるってことだと思う。

多分、自分が興味のある分野、仕事として取り組んでいる分野ならきっと3ヶ月程度書き続けることはできるだろう。
まずは頑張ってそれを目指してみるということをおすすめして、今日の記事を終わりにするのである。

ブログじゃなくって整理された情報コンテンツを提供するメリット

公開日: : SEO, コンテンツマーケティング

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

ブログは確かに継続的に更新していると、アクセスを伸ばすことができる有用なアクセスアップの手法だ。

しかし、更新した日だけがアクセスが伸びて、更新しなかった日はアクセスが少ないのが普通だ。
毎日更新していればいいのだろうが、なかなか骨が折れる(当ブログは文字数が毎回少ないが、それでもかなり苦労している) 。
しかも、過去記事はあまり読まれない事が多い。
ブログを運営しているとよくわかるが、ある程度アクセスが増えてきても直帰率が高く、PV数はなかなか増えて行かない。 

ブログの場合は、RSS配信によって読者が来訪する、ソーシャルメディアによって来訪する、はてなから来訪する、gunosyから来訪する・・・(としつこい)、これらは一過性のアクセスしかもたらさない。

これらは瞬間最大風速的なアクセスをもたらして、その後は、検索エンジン経由でのみ細々とアクセスをもたらす(瞬間最大風速は本当にぜんぜん違う、風速50メートルと風速1メートルぐらい違う感じ)。
ビッグキーワードで上位表示されない限り、1つの記事は微々たるアクセスしかもたらさないのが普通だ。

なぜ、ブログの記事は一過性なのか?

それは整理されていないからである。
読者が読みたいと思う記事があったとしても、容易にアクセス出来ないのだ。
ブログだと、記事は過去に追いやられていって、 簡単に目に触れないようになってくる。

実際、このブログでも(大したブログでもないんだけどね)そのような現象は起こってきている。

過去に書いた記事が、整理整頓され、容易にアクセスできる状況にしておくのが正しい。
読む人の利便性を高め、もっと多くのページにアクセスするようになる。

なかなか大変なことなのであるが、今ブログをやっている人は取り組んでみる価値があると思う。

住太陽氏が運営している SEO 検索エンジン最適化 – by 住 太陽 のようなコンテンツが理想である。
難しいとは思うが、やってみる価値は大いにあるだろう。
検索エンジンを介しての来訪者数を50%増やすのは困難だが、今までまったく整理がなされていなかったブログを内部改善によって来訪者数をその程度増やすのは、それほど困難ではない。

是非、取り組んでいただきたいと思うのだ。
(と言う前に、自分がやれよって感じですね。すいません) 

スーパーアフィリエイターだからってSEOを任せていいのか

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

SEOはアフィリエイトにおいて稼ぐための重要な技術要素ではある。
しかし、SEOとアフィリエイトはまったくもってイコールではない。

  • アフィリエイトで稼ぐための発想のスタートは
    これをPRしたら稼げそうだ
  • 一般的な企業が考えるSEOのスタートは
    うちの商品を売るためにどうすればいいか

である。
アフィリエイトはこれを売らなくてはいけないというものが存在しない。
何を売ってもいい、自由だ。

だから、競合がない領域を他人が押し寄せる前にいち早く発見して、そこを自分の狩場にして稼ぐという戦略を取る。 

ところが、企業サイトのSEOであれば売るべきものは既に決まっていて、競合があろうがあるまいが、そこで勝負するしかない。
(とはいえ、同じ物を売るにしても、出来る限り競合がいないキーワードを狙うことは基本戦略ではあるが)

もう一つ大きな違いがある。 

  • アフィリエイトでは
    最小の労力で最大の収益を上げるべき。ペナルティになる可能性があったとしても、リスクと利益をバランスに掛けて、利益が上回ればペナルティの可能性を甘受してもよい。
  • 企業のSEOは
    自社サイトに対してペナルティになりうる施策をとってはいけない

といった違いがある。

例えて言うと、アフィリエイターの場合は、狩場をいち早く見つけて、そこで狩れるだけ狩って、狩れなくなったら撤収して次の狩場に行く。
企業のSEOは自分の持っている畑でとれる作物の量を最大化する。

といった考え方になる(アフィリエイターでも、企業のSEO的な戦略で稼いでいる人もいる)。

アフィリエイターはSEOに詳しい人が多く、かつ教科書的な知識ではなく経験に根ざした実務経験の豊富な人が多い。
稼いでいるアフィリエイターが持っているSEOの知識や経験は、そんじょそこらのなんちゃってSEOコンサルタントをはるかに凌駕する。

とはいえ、アフィリエイターに企業のSEOを全面的に任せていいのか?
これが私の言いたかったことだ。

企業サイトの重要性を理解してくれて、絶対に安全という施策をとってくれるのであれば良かろうと思う。
しかし、そうでないケースが多いはずだ。

ペナったらドメイン捨てて、新ドメインにすればいいじゃない。

って内心思っている可能性もある。
そのような人に頼んでしまったら悲劇である。

アフィリエイターにSEOを依頼することそのものは悪くはないとは思うが、どのような手法・戦略を取るのかよくよく確認するべきだ。
自分自身がSEOについて理解していないがために、 

「ぜーーーんぶお任せします」

っていう頼み方をするのだけは避けたほうが懸命だろう。

エゴサーチのすすめ

公開日: : SEO, ブランディング

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

アイキャッチ画像は作家としての制作日誌から頂きました。
いいなあ、こういうフリー画像。

エゴサーチという言葉を聞いたことがあるだろうか?
日本語で言うと「自分探し」って感じだろうか?ニュアンス的にはだいぶ違うなっていうか、ぜんぜん違うな・・・。 

エゴサーチというのは自分の名前とか、ブランド名とか、自分の会社名とかで検索して、どんなふうに評価されているかを知ろうとする行為だ。

実は今回のタイトルとして

「エゴサーチなんかするな」
にしようか
「エゴサーチのすすめ」
にしようかかなり悩んだのだ。

エゴサーチなんかすると、有名人などの場合は、誹謗中傷したりするページが多数表示されたりとかする。
本当に支持される人っていうのは、大体嫌っている人も多い。
Amazon.comの電子出版で100万部を売ったというジョン・ロック氏は、自分の本のレビューを見て、好きだという人が7割、嫌いだという人が3割が適正であると述べていた。

まあ、誰からも好かれるというのは無理だし、誰からも好かれるようなものは、誰からも熱烈に好かれたりはしないっていうことなのだ。

というわけで、ファンが存在するようなものは、必ずアンチが存在する。
エゴサーチをすると、そういうものを必ず目にすることになる。

掲示板か何かに書かれた誹謗中傷に傷ついて自殺してしまったという韓国の女優がいたが、まあ、確かにこれは精神的にしんどいものだ。
まあ、 アンチは必ずいるとはわかっていても、しんどいものである。たいていみんな苦労している。

ネットで色々書かれた人から実際話をきいてみると、実生活においてかなりタフな人でも、精神的にかなりへこたれるらしい。確かに実生活において、あんな汚い言葉で面罵されるなんてシチュエーションはないから、まあ当然だろう。 
(ネットもね、読む人の一人ひとりは生身の人間なんだから、その人に直接それを言ったらどう思うか?って考えて書けよ。って私は思いますね。マジで) 

ってなわけで、それが嫌な人はエゴサーチはしないほうがいいです。
これ絶対。

ひとたび自分が2ちゃんねるの掲示板で話題になっているのとかを見てしまったら、見ないようにしようとは思いながらも、気になってしょうがなくなってしまうはずだ。

でもそうでなかったら、あるいは、自分が会社の広報担当とかであったら時々みてみるのがいいと思う。
ブログとかをやっていたら、自分のサイト名を検索してみたりとかすると以外なところに、以外な影響を及ぼしていたりとかそんなことが発見できる。

好意的に取り上げてくれた人に対してお礼のコメントをしたりとかすると、自分のブログや、自分の会社に対するファンを増やすこともできる。
その逆に、ネガティブな書込にも真実がある。

良かった。

という言葉は、気持ちがいいけど、そこから何を改善すべきか?という行動の指針は出てこない。
ダメだったという書込は、その言葉になんらかの有意義な示唆が含まれている可能性がある。

そんなものをたまにみてみるのはいいんじゃないかなってな話であった。
終わり。 

上位表示を必ずしも目指す必要はない

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

目指さなくたっていい。
とまで言い切るのはアレなのだが、 かなり真面目にそう思っている。

上位表示するかしないかは時の運だっていうか、頑張ったって無理なものは無理である。
そこを被リンクを貼り付けて無理やり順位を上げるという方法もなくはないが、しょせんドーピングなのでいつかバレて順位が落ちる。オリンピックだったらバレれば出場停止になるが、検索エンジンの場合はペナルティやインデックス削除がある。

といったわけで被リンクを使わずに、自分が作るコンテンツの自力だけでやるのがいいわけだが、どこまで順位が上がるかはやってみなきゃわからない。
大学に行く人の全員が東大に入れるわけではなくて、入れるところに入るのだ。

まあ、それが現実で、検索順位も1つの順位には1つのサイトしか入れないので、仕方がない。

納得の行くレベル、自分としてはこれ以上の品質のページは作れない、と思えるページを作って、その順位が低かったら、それがあなたの実力なのである。
残念ながら東大には行けませんでした・・・。っていうのと同じ。

とは言っても、悲観することはない。

東大だけが大学ではないのと同様に、狙っているキーワードだけがサイトにユーザーを運んでくれるわけでもない。

例えば「SEO」ってキーワードを狙っていたとする。

でも「SEO」なんてキーワードは超激戦で、競合はどのサイトもとてつもなく強い。
これに勝とうっていうのは無理。
このブログもSEOを扱っているブログではあるのだが、10位以内に入ろうなんてこれっぽっちも考えていない。

でも、やっぱりSEOってキーワードにはこだわらざるを得ない。
それはなぜか?

SEOってキーワードで上位表示できなくっても、関連するキーワードでは上位に表示されるようになってくるし、
「SEO + ホニャララ」
といった想定していないキーワードで集客できるようになってくる。

このようなキーワードの一つ一つは大したアクセスはないが、チリも積もればなんとやらである。
狙ったキーワードで上位表示をする必要は必ずしもないが、キーワードを意識することで、結局は集客できるようになるので意識はする必要があるってことだ。

そうして、意識してコンテンツを作り続ければ、いつの間にか上位表示されているという時が来るかもしれない。

晴練雨読について思うこと

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

SEOをやっている人だったら誰でも知っている、そんな業界人にとっての超有名サイトが

晴練雨読

である。
玉石混交、ありとあらゆるSEOの情報を集めた上野のアメ横的なSEOの総合情報サイトだ。
SEOの情報が最も充実しているサイトである。

私は仕事柄様々なSEOの情報を仕入れておく必要があるので、晴練雨読に目を通す機会が多い。
また、毎日ブログを更新していると、ネタがないときもあるので、新着記事を見てネタを考えるときもある。

まあ、ホントにイロイロあるわぁって感じ。
SEOの有用な記事はもちろんたくさんあるのだが、SEOに全く関係ない記事、単なる企業の広告でしかないページ、逆に有害なページなどイロイロ。まあごった煮の様相である。
(最近は有害なページについては非常に減ってきたのは、とっても喜ばしいことだと思っている。
おそらくは、ブラックハットをやっていた人たちがだんだん上位表示できなくなってきたために、ブログなんて書いている余裕がなくなってきたんジャマイカ?って気がしているのだがどうだろう)

この新着では、キャッチーなタイトルがついている記事を開いて見てみる。

で、中が単なる広告だったりしてガッカリすることが多い。
まあ、いわゆる釣りなのだが、懲りることなく毎回釣られるのである。

まあ、このブログももうちょっとそんな記事に見習ってキャッチーなタイトルをつけろよって感じだ。 

さて、もう一つ思うことがある。

「晴練雨読」というサイトのタイトルである。

これがブランディング上大変残念だと思うわけだ。
2つの理由がある。

「せいれんうどく」と入力して漢字変換しても変換されない。 

なので、仕方なく、「せいれんうどく」と検索してサイトに行くのだが、

せいれんうどく

このようなページにランディングして、非常に申し訳ない気持ちになる。
同じような故事成語であっても「晴耕雨読」とかだったら、ちゃんと変換されるので残念だ。

できれば、せめてIMEで普通に表示されるタイトル名がよかったなあ・・・

そしてもう一つ。

「SEO」というキーワードで検索しても、全く検索上位に表示されない。
これほどSEO関係者からは有名なサイトであるのにだ。

確かにSEOというキーワードをタイトルに入れないという態度は潔くていいのだけど、すごくもったいないなあって思う。

晴練雨読 | SEOの総合情報ポータル

とかにすればいいのになぁって、他人ごとながらいつも思うのである。

最後に管理人の方にお願いです。
SEOに関係している話題を書いた場合でも、新着に拾われないことが多々あります。

何卒、掲載してくださいませ。よろしくお願いいたしますm(__)m

検索下位の大きな順位変動は当たり前だ

公開日: : SEO

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パレートの法則ってご存知だろうか?

ヴィルフレド・パレートって経済学者の名前からとっているらしい。
まあ、非常に有名なので私が書くまでもないのだが、

「経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説。」
のことだそうだ。出典:Wikipedia

よく引き合いに出されるのが、
「商品の売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している」
という例だ。

このような経済に関する出来事だけではなく、 
「故障の8割は、全部品のうち2割に原因がある。」
といった自然科学に関する分野でもパレートの法則が持ち出される。

パレードの法則の説明

なんとなくグラフ化するとこんな感じである。
売り上げ金額が多い順に商品を並べ替えたり、故障率が高い順に部品を並べ替えたりするとこんな感じになるというのがパレートの法則という経験則だ。

さて、私はSEOもこれに当てはまると思う。 
1位と2位の間は、こんな感じでぶっちぎりに違う。
2位と3位の間もかなり隔たりがある。
3位と4位の間も結構・・・

でも30位以下ぐらいからはほとんど変わらないっていうか、どんぐりの背比べ状態。

30位も100位も大した差はないって感じだ。
30位と100位の差よりも1位と2位の差は言うまでもなく、3位と4位の差のほうがはるかに大きい。

で、私の言いたいことである。

32位から75位まで転落しちゃったんですけど、そんなに大きく順位が下がっちゃう何かがあったのでしょうか?

というような質問がある。
この質問に対する回答が上のグラフなのだ。

確かに5位にいたページが48位になってしまったという状況は大きな問題なのだが、32位から大きく転落したなんていう状況には何の意味もない可能性が高いのだ。 

Googleは年間に数百のアルゴリズムの改善を行なっている。
また、頻繁に順位の再計算を行なっているため、そのようなタイミングでちょっとした評価の下落が起きると、順位が大きく下落するってことが起きる。
しかし、これは大した話ではない。

よく起こることだ。
気にすることなく、他を圧倒するようなコンテンツを作るように努力すべしなのだ。

SEOはシステムエンジニアリングではない

公開日: : SEO

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コンピュータ将棋がついにプロの将棋指しを破る時代になった。
ちなみにプロの将棋指し(プロ棋士って言いますね)は強烈に強いのだ。

「将棋好きなんですって?棋力はどれくらいなんですか?」
「そうですね、将棋道場ではだいたい三段で通っているぐらいですかね。」 

三段というと相当強い。
市町村の将棋大会などに出れば、優勝が狙えるかもしれないくらいのクラスだ。
私の感覚的に言えば、全将棋人口の中において偏差値70ぐらいな感じである。
(実際に、将棋倶楽部24ランキングチェッカー使うとサイトでは段位を数値化したレーティングという指標から、偏差値の算出が可能である。三段に相当する、レーティング値2000点だと、偏差値64.57である。しかし、駒の動かし方を知っているだけといった人は、コンピューター将棋をやらないので、全将棋人口で考えればかなりの違いが出る)

しかし、そんなに強い三段であってもプロには全然ちっとも、これっぽっちも歯がたたない。

プロ棋士の段位についてであるが、つい先月プロ棋士に晴れて仲間入りをした、竹内雄吾氏は四段である。
(ちなみに四段以上をプロという)

では、市の大会で優勝が狙えるクラスの、三段に比べてちょっと強いだけなのか?と事情を知らなければ思うかもしれない。

しかし、大違いも大違い、天と地ほども違う。

プロ棋士になるような天才は、だいたい小学生の頃に四段ぐらいまでなるのだ。
市町村の大会で優勝しちゃう、あるいは県大会でもいいところまで行っちゃうぐらいの実力である。
しかし、プロ棋士の養成機関である奨励会に入ると、なんと、六級とかになってしまうのだ。

アマチェアの四段というのは、プロの段級位でいうと六級レベルってわけだ。

プロ棋士の四段がどれほど強いかはこれから推して知るべし。
一説によると、プロとアマチェアの実力の差が最もある競技は、相撲と将棋だとも言われるぐらいだ。

さて、最高位まで上り詰めたプロ棋士をコンピューター将棋がついに破ってしまったのだ。
昔は、アマチェアの十級ぐらいしかなかったのに、本当に強くなったものだ。

コンピューターはついに人間を超えたとまで言われた。

でもこれは正しいとは言えない。

オリンピックのメダリストは100メートル走を10秒程度で走る。
でも、 原付のスクーターにも負ける。
暗算のチャンピオンは100円ショップの電卓に負ける。

それでもメダリストは偉大だし、暗算のチャンピオンは素晴らしい。

人間は、厳しい努力に耐えるだけでなく、今までのやり方を創意工夫によって打ち破って自分の記録を塗り替えていく。
そうして、創意工夫されて新たに生まれたノウハウは言語化されて、他の人と共有することができる。

しかし、機械にはそれがない。

同じやり方でやるだけである。
そこに新たな発見はない。

将棋では人間はある局面において、ある手を指した場合にその手の理由を説明することができる。
それは人類共通の(というと大げさか)ノウハウとして残すことが可能だ。

しかし、コンピューターは様々な手を計算して、その先の局面の有利不利を数値化して、一番数値として良かった手を採用するだけである。
そこには何の発見もない。ただ、この手が結果的に一番数値が高くなりましたってだけなのだ。

さて、やっとSEOの話。

いつも前振りが長いのだが、今日は特に長かった。
時間かけ過ぎである。

SEOはプロ棋士のアプローチである。

それに対して検索エンジンのアルゴリズムはコンピューター将棋と同じだ。

アプローチの仕方は全く違うが、順位評価という目的は同じである。
人間はコンピューターと同じような全てを計算しつくしてというアプローチを取ることはできない。

でも結果として同じ目的にたどり着く。

システムエンジニアリングと人間の思考は全く違うが、同じような結論になるのである。

システムエンジニアリングでは利便性を様々な指標で数値化して、順位付けする。
人間は経験、直感で順位づけする。

でもつまる所は結局同じであって、 システムエンジニアリングなんてわからなくたって、SEOはできるってことなのだ。

SEOサービスもモノからコトに進化しなくてはいけない

公開日: : SEO

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とある県庁所在地のある駅で約束まで時間があったので、スターバックスで時間を潰すことにした。

アイスコーヒーを注文した若い女性が、一口も飲まずに一人でずっと座っていた。
30分以上はそうしていただろう。
氷も溶けて薄まってしまっていたはずだ。

彼女に対して通りかかったスターバックスの店員さんが、

「新しいのをお持ちしましょうか?」

と声をかけた。
これを見て、

「おお、スターバックスってやっぱりすげーーー」

と思ったのだ。
スターバックスはコーヒーというモノを売っているのではない。

味わうという体験、くつろぐ時間、そういう価値、即ち、「コト」をスターバックスは売っているということに気がついたのだ。
やっぱり一流のサービス業は違うと思ったのだ。

(※ 追伸 私はそのあと30分ほど店内にいたのだが、彼女の待っているであろう人はその間現れなかった) 

さて、ひるがえってSEO業界はどうなんだろう?

  • 成果報酬型SEOサービスは「上位表示ってモノ」
  • 被リンク提供サービスは「被リンクってモノ」

を売るのがこれまでのSEO業界だった。
しかし、このようなモノを売ることには限界がある。

そもそも「上位表示ってモノ」を売るのがアルゴリズムの進歩によって難しくなってきている。
そうして、クライアントも気がついているのである。

「上位表示ってモノを買っても売上につながるとは限らない」

クライアントが欲しいものは、上位表示ではなく、ましては被リンクでもなく、

「売上が上がるというコト」

である。
SEOはそのための手段にしか過ぎない。
SEOサービスは、 SEOを通じて売上が上がるという、素晴らしい感動体験をクライアントに与えることが目標なのだ。

そのためにはSEOだけではなく、様々なソリューションを知り、売上が上がらない要因となっているボトルネックを潰すための広範囲な知識が求められてくる。

単に自然検索について知ってますというだけでは、これからはダメだってことである。

答えは検索結果の中にある

公開日: : SEO

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以前「卓球とブラックハットSEO」という記事を書いた。
全く余談なのだが、「卓球 SEO」ってキーワードで1位になるだろうなって思って記事を作った。
思った通り1位を獲得した。

そうして、思った通りアクセスはない。 
まあ、人生なんてこんなものである(意味不明)。

さて、本題。実は今回も卓球に例えてみる。

卓球のプレーで重要なことは、相手プレーヤーを見ることである。
玉を見ることも重要なのだが、それよりもむしろ相手プレーヤーを見なくてはいけない。

玉だけを見てもほとんど何もわからない。
玉はただ軌道を描いて飛ぶだけ。

玉がある1点を見るのではなく、それよりもどうやって飛ばされたかという全体像を捉えるのが重要なのだ。

とまあ、ここまで話してきてSEOの話。

SEOの初心者は、自サイトの順位が上がった下がったと一喜一憂する。
でも、それだけでは捉えられないことの方が多い。
いうなれば、卓球のボールだけ見ているようなものだ。

もっと大きく周囲を見渡すことが必要なのだ。

自サイトの順位は極論すればどうでもいい。
順位というものは上げるものではなくて、しかるべき順位まで上がるものだからだ。

だから、順位が高いサイトについてどこが優れているのか?と考えながら見ることのほうがよっぽど大切だ。

それも自サイトで狙っているキーワードだけではなく、様々なキーワードで見るのが良い。
特定のキーワードだと、上位に表示されているページのSEO手法が似通っていたり、アフィリエイターばっかりだったりするためである。
(アフィリエイターが悪いわけではないが、アフィリエイターは自サイトがペナルティを受けたとしても、それほど大きなダメージを受けないケースが多いため、かなり危険な施策をしているケースが多い。だからあまり参考にはしないほうがいい)

上位サイトを見たあとで、下位サイトを徐々に見ていくと必ず気がつくことがあるはずだ。

これをいつもやっていると、サイトを見ただけで、

「おお、こいつは上がりそうだな!」
とか
「これはダメダメだな」

って感じるようになってくる。

Googleを人格として捉えてみると、

「Google君はこういう人が好きで、こういう人が嫌いなのね」

っていう好みが徐々に分かるようになってくるって感じである。
SEOの勉強としてこの方法はいい方法なので、ちょっとした空き時間にやることをお勧めするのである。

SEOは検索エンジンに対してシグナルを送ること

公開日: : SEO

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アイキャッチ画像は記事とは関係ないので悪しからず。
とはいえ、隠れた名曲なので一聴をおすすめ(昭和歌謡って感じだね)。

さて、 SEOって何をすればいいのだろう?
って思っている人向けのヒントとなる記事である。

SEOなんて別にやらなくたって、検索結果を介して価値のある記事はしかるべき人にかなり届くようになってきている。
とはいっても、何も考えないと、しかるべき人に届かないケースが今でも多い。

ポジショントークを抜きにして、やっぱりSEOはまだ必要だと言わざるを得ない。
本当はSEOなんてなくなってしまうのが一番良いと思うのだけど。

一番大切なことは、

「このキーワードで上位表示させてください」

ってGoogleに対してシグナルを送ること。
授業の時に、発表で手を挙げるようなものだ。

いくら、回答がわかっていても、手を挙げなければ、先生から指名してもらえない。
シグナルを送ることはスパムではない。

正当な方法で、通知するのである。

最も重要なシグナルはtitleタグにキーワードを入れること。
titleは書籍のタイトルと同じような役割を果たす。

書店で多数の本が並んでいる時に、欲しい本を探すときにはまずタイトルを見るはずだ。
これと同じである。

読者に対して、

「この本はこういう内容の本なんですよ」

とシグナルを送るのが、書籍のタイトル。 
検索エンジンに対して、

「このページはこのキーワードについて書いてあるんですよ」

と通知するのがtitleタグだ。
これがなければ始まらないといっていい。

書籍にタイトルがなかったら?あるいは、書籍の内容を表さないタイトルがついていたら探せるか?っていう話である。

まずは一番大切なのがtitleタグなのだが、あともう一つ重要なシグナルがある。
アンカーテキストである。

リンクの部分の文字列。例えばこういう感じのもの。

集客コラム

クリックすると集客コラムといった内容のあるページが開くのだなと人間が判断することができる。
人間はアンカーテキストを元にして(画像の場合もあるが、その場合は人間は画像を読み取れるが、検索エンジンは画像を読み取れないので、検索エンジンにも読めるようにalt属性を付与してやる)、どこをクリックっしようか判断する。

人間が判断できるシグナルは、検索エンジンにとっても重要なシグナルである。
だから人間のためにも検索エンジンのためにも、キーワードを適切に設定してやる必要があるのだ。

重要なシグナルは2つである。

他にもシグナルの送り方は多数あるのだが、そのあたりは専門書などを読んで勉強していただければと思う。

Yahoo!カテゴリは登録するに越したことはない

公開日: : SEO

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今となっては全くといっていいほど利用価値がないYahoo!カテゴリ。

お金を払えば原則的にリンクしてもらえることから有料リンクになるのではないか? 

と心配する人が多い。
その気持ちはとてもよくわかる。
お金を払ってYahoo!からリンクを買ったような気になるため、ガイドライン違反になるという心配である。

でもこれはまったく問題ない。
Yahoo!に払う料金は審査料という名目であって、リンク代ではないからだ。

って書くと、

「それって建前でしょ?」

って反論が返ってきそうだ。
でも、大丈夫。

Yahoo!は目視でYahoo!カテゴリに登録してよいサイトかどうかを判別している。 
実際に、審査に通らないサイトも存在する。

審査基準をここに掲載してみる。

Yahoo!ディレクトリ審査基準

  • 審査以前の問題として、そのサイトのPRのために52500円を支払ってもいいとWebマスターが考えていることが前提となっている
    この時点で、大多数のアフィリエイターのサイトや、しょうもないバックリンク目的のサテライトサイト、まったく運営する気のないPRサイトなどがふるいにかけられる。
  • 企業、団体、個人事業主が運営するサイトでなければならな
    実在の何らかの事業主体によって運営されていることが保証されている。
  • 会社概要、運営元情報が記載されている
    詐欺的なサイトではない可能性が高い。最近流行りの偽ブランドを売る中国のサイトなどは登録が難しい(できないわけではないが、詐欺がバレたらサイトをたたんで、新しく作るといったことは簡単にはできない。だからある程度の安全性は担保される) 
  • 不適切な内容が含まれていない
    違法性のある商品などは売られていない。 

といった観点において、安心・安全なサイトであることがある程度保証されているのだ。

  • サイトの内容や目的が明確である
  • サイトのデザイン、ナビゲーションがわかりやすい
  • 審査を開始する時点で十分なコンテンツが含まれている
  • ページが完成している
  • 独自のサービス、コンテンツが含まれている

上記は良いサイトの条件そのものである。
これをクリアするサイトは、ある程度以上の最低限の品質が確保されているといって良い。

さて、2つをまとめてみよう。

Yahoo!ディレクトリに登録されているサイトは、運営者が確かで、かつある程度以上の品質が保証されたサイトであると認められたサイトであるといえる。

検索エンジンから評価を受けるのは当然過ぎるほと当然である。
逆にこれを評価基準から外すことは、ユーザーの利便性を損なうことになる。
言い換えれば有用なサイトを見出す重要な指標を見ないことはもったいないのだ。

とはいえ、大きな評価を与えることはこれまた望ましくない。
なぜなら、Yahoo!カテゴリに登録すべきサイトであったとしても、その中の全てのサイトが掲載されているわけではないからである。
だから、Yahoo!カテゴリに登録されているサイトに対して極端に加点するわけにもいかない。

ある程度の加点はあるだろうが、あくまである程度にとどまるはずだ。

まあ、だから、52500円を払う余裕があれば、登録するのは良いと思うが、あまり多くを期待するとガッカリする結果になるというのが結論である。

SEOは気楽に考えればOK

公開日: : SEO

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医学書には載っていないが(実際見たわけではないので、載ってたらごめんなさい)、

SEO病

という病がWeb担当者の間で根絶されることなく根強く残っている。

「SEO的にはこれはOKなの?」

という質問を年中繰り返すことを主訴とする、神経症の一種である。
以下の項目のうちの項目のうち2つ以上がYesであれば、この病気にかかっている可能性が高い。

  1. 「こんなことをしたらペナルティになりませんかね?」 
    コンテンツの更新や、デザインの修正をする場合にこんな不安をよく口にする。
  2. 「あのサイトは上がって、なんでうちのサイトはあがらないの?教えて」
    とライバルサイトの順位がむやみに気になる。
  3. 「昨日は50位だったのに80位になってしまいました。どうすればいいでしょう?」
    50位なんて順位ではそもそも集客できないのに、そのような集客に貢献できていないキーワードでの順位が気になって仕方がない。 
  4. 「よそのサイトがうちのコンテンツを勝手にコピーしてるんですよ。そのせいでペナルティにならないか心配でしょうがないです。」
    といった心配をする。
  5. 「ドメインはやっぱり.comとかじゃなくって、co.jpとかがいいですかね?」
    とか、
    「ドメイン名は検索キーワードを入れた日本語ドメインがいいですかね?」
    といったようにドメインの優劣といったことにこだわる。

これらの質問は実に無益である。
無益なことが気になるから、神経症って言っているわけだ(神経症って言っているのは冗談です。念のため)。
強迫神経症の人の中には、別に手が汚いわけではないとは理屈では分かっていても、手を洗わずにいられないという人がいる。1時間以上も手を洗い続けることもあったりする。

無益だが気になるのである。

気にしても仕方のない無益なことは気にしなければそれでいいのである。
極端に言えば、手なんか洗わなくても生きていけるし、登山中なんかは泥で汚れた手でそのまま食う。
それでも、たいてい大丈夫なのだ。

SEOもこれと一緒。
上記のようなことは別にさほど気にすべきことではない。というか、どうでもいいことである。
しかし、気になってサイト運営にさしさわりがあるのであれば、実害がある。

手を洗わない害よりも手を洗いすぎる害のほうがはるかに大きいのと一緒で、SEOも気にしすぎることのほうが、気にしない害よりもはるかに大きいのである。

一言書いておこう。

「SEOは気楽に考えればOK」

ってことである。 


ペンギンアップデートがきたけど

公開日: : SEO

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ペンギンアップデート2.0(Penguin 2.0)ついに来ました。

晴練雨読変動量異常履歴を見てみるとわかるのだが、確かに5/22は入れ替えが大きく、判定が「異常値」としてまっ赤な感じである。

ペンギンアップデートは低品質な被リンクを狙い撃ちするアルゴリズムである。

今回はGoogle社としてもかなり自信があるようだ。
というわけで、前々から目をつけていたスパムサイトの順位を確認してみる。

ほとんど変わってない。
がっかりである。目視で見れば一目瞭然みたいなものも大量に残っている。

もっとGoogleには頑張ってもらいたいって思う。

スパムがなくなることはおそらくはないだろうとは思っているのだが、これほど影響がないと、スパムがなくなるまでの道のりは長いなあってしみじみ思う。
道のりが長いだけでなく、原理的に100パーセントスパムを撲滅することは無理だ。

それはメールのスパムフィルターを考えればよく分かる。

どうしてもフィルターを潜り抜けるメールがあるし、たまに間違えてスパム扱いされてしまうメールが出てくる。
結局アルゴリズムで排除するっていうのはそういうことだからしかたがない。

とはいえ、やるべきことは変わらない。
スパム的な手法を使わずにコンテンツを作る。
これしかない。

寝室に巨大な剣が細い紐で吊り下げられていることを想像しよう。
剣は重いので常に紐にはストレスがかかっている状況。
いつかは切れる。
それは、50年後かもしれないし、5年後かもしれないし、5ヵ月後かもしれないし、5日後かもしれないし、5時間後かもしれないし、5秒後かもしれない。

その部屋で寝るということに対して対価として、毎日1万円づつもらえるとしたらどうだろう?

そんな部屋で寝たいですか?

私は、すぐにスパムが排除されるという期待はしていないけど、そんな部屋で寝るという選択はしたくないし、クライアントさんにもそんなことをしてもらいたくないと思っている。

まあ、そんなわけです。

 

 

もういい加減アメブロなんてやめようよ

公開日: : SEO, ソーシャルメディア

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今だに企業経営者向けのWeb集客セミナーみたいなところで、

「アメブロがいいですよ~」

って言っているコンサルタントがいるらしい。
もう何なんだかなぁって思う。
他人のことをDISるのは、気持ちがすさむので好きじゃないんだけど、 そんなことを言っているWebのコンサルタントは廃業したほうがいいと言いたい。社会にとって有害。

アメブロはまあ、個人がコミュニケーションのツールとして使うにはとてもいいサービスだ。
画面賑やかだし、楽しいじゃん。
それでOK。趣味ってそういうもんだ。

でも、企業のPRには全く向かない。

アメブロの規約を読むべし。禁止事項に、

② 商業用の広告、宣伝を目的としたブログの作成

と書いてある。
そもそも企業がPRとして使ってはいけないのだ。
それなのにそんなものを、ちょっとばっかりSEO的なメリットがあるからと言って(本当はデメリットの方がずっと多い) 、企業のPRに使うことをおすすめしているコンサルタントは、イカれているとしかいいようがない。

実際に最近ではこの規約を厳密に適用していて、企業ブログが大量に削除されたりしている。

それに対して、

「こうやって運用すれば削除されませんよ。」

ってノウハウを伝授するコンサルタントもいるらしい。
なんというか、トホホって感じ。

「このランニングシューズすごく軽くて走りやすいですよ。
 右足と左足をつなぐヒモがあって、50cm以上両足を開くことができないのがまあ、唯一の欠点ですかね。
でも走り方を工夫すれば、ちゃんと走れますから大丈夫。」

そんな靴を陸上競技選手に勧めるようなものだ。
そんなハンディキャップのあるものを最初から勧めるなよ。ってな話。

  • いつ削除されるかわからない
  • QDDというGoogleの仕組みによって上位表示に制限がされる。
    原則アメブロ全体で検索結果の中で最大4ページしか表示されない。 
    しかも、検索結果1ページ目には原則アメブロ内で1ページしか表示されない。
    自分が、PRしたい内容について、同じような記事を芸能人がアメブロの中で書いていたらもう上位表示はほぼ無理だ。
  • リンクジュースが自分のブログ以外のところに大量に流出する。
    専門的な話になるので割愛するがこれも重要。詳しく知りたい人は、ググってみて。
    この意味では、他の殺風景な無料ブログを使ったほうがまし。 

てなわけで、アメブロで企業ブログを運営している方々、今すぐ対策を考えましょう。
対策を立てないまでも、記事のバックアップだけはとっておこう。
いきなり削除されて泣かないための転ばぬ先の杖である。

プルトニウムの再処理とSEO業者

公開日: : SEO

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今回はこんなテーマで書いてみる。

このブログって自分で書きながら思うのだが、すごくワンパターンだ。

SEOのことを何かに例えてて、例えの話をダーーーっと書いて、それで最後にSEOはこうだってチョロっと書いてまとめて終わり。
去る先週の金曜日、光栄なことにWeb担当者Forumの「海外&国内SEO情報ウォッチ」に「エイジングフィルターってあるのか」という記事を取り上げて頂いたのだが、やっぱりその時もそんな感じ。

まあ、これが私のスタイルなんだからしょうがないというか、当面こんな感じで行こうかと思う。
楽だしね。

唐突だが本題に入ろう。

福島第一原発の事故後の処理は収束に向かうことなく、絶え間なく放射性物質を出し続けている。

最重要の問題は原子炉そのものなのだが、実は原発の最大の問題は使用済み核燃料にある。
原子炉で燃やした(大雑把な表現だなぁ)燃料棒は、そのあと再処理施設に送られる。
再処理施設でウランやプルトニウムを取り出すことができる。

再処理で取り出して回収できる量は非常に多いため、使用済み核燃料をそのまま廃棄してしまうのはエネルギー資源の膨大な無駄遣いと言える。
とはいえ、再処理施設のキャパシティは使用している量に比べると非常に少ない。
かつ、再処理の工程は複雑で、比較的事故が起こりやすい状況にある。そんなわけで再処理はスムーズに行われていない。

そうして、もし再処理が終わったとしても取り出された、MOX燃料を燃やす原子炉がない。
MOX燃料を燃やして発電する「常陽」も「もんじゅ」も重大なダメージを追って停止中、いつ復旧できるかは定かでなく、もう無理という感じだ。

で、結局再処理工場へ送られる日まで、原発敷地内にある核燃料プールに延々と使用済み核燃料は放置保存されている。
核兵器でも作るのでなければほとんど使い道がない。

もし脱原発したらどうなるか?
使用済み核燃料は会社の資産(有価物)ではなく、ゴミとなる。
そうすると、会社の資産が大きく減少してしまう。

ちなみに平成25年第2四半期の東京電力の貸借対照表を見ると、6861億円が加工中等核燃料という項目の資産となっている。
まあ、ほとんどが使用済み核燃料であろう。

もし、ゴミということになったらこれを資産から除外しなくてはならなくなる。
このインパクトは大きくて、債務超過に大きく近づく。債務超過とは会社の借金が財産を超えることで一般的な評価としては「あんたの会社終わり」って状況だ。

経理上の問題でも脱原発するとなったら原発の建屋とかその辺りの施設すべてゴミとなるし、あるいは再処理そのものだけでも断念することは難しいのだ。

で、やっと本題。

SEO業者にとって資産とはなんだろうか。
あるとすれば被リンクのサイト群ではないだろうか。

SEO業者は多数のIPアドレスを保有し、無数とも言えるサイト群を保有している。
更に高価なオールドドメインも保有している。

これらの費用はどのように処理されているか。
おそらくは「無形固定資産」として計上されていると思われる。
(当社の場合は、被リンクを持っていないのでそのあたりの経理処理は知りませんが)

ペナルティを受けたような被リンクのページや、サイトはどうするか?

今度やってくるペンギンアップデート2.0でみんなダメになってしまったら?
これらは資産ではなくてゴミになってしまうのかもしれない。

そうした時に、経理上これを捨てることができるのか?
という話だ。

そうなると多くのSEO会社は債務超過に陥ってしまうことが予想される。

そんな経理処理をするわけはないと思うのだが、正直に処理すると実質的に会社の資産の状況はそういうことになる。
今まで積み上げてきた資産がなくなったという状況であり、ピンチと言える状況である。

正直に書くことで、会社の経営の健全度が浮き彫りになるのが貸借対照表だ。
貸借対照表はごまかす事が可能だ。

しかし、真実の貸借対照表は会社の経理状況の危機を反映するに違いない。
貸借対照表をごまかしても、実際の会社の台所が苦しいことを変えることはできない。

今年はまだ半年しか経過していないが、どういう年になるのだろうか?

 

 

 

サイトへのリンクはトラフィックである

公開日: : SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

最近被リンクの話しばっかり書いているのだが、今回も被リンクの話題。いい加減しつこいって感じ。

でもそろそろペンギンアップデートの2.0も来るみたいだし(Googleがペンギンアップデート更新を数週間後に実行予定。次世代ペンギンは大規模変動をもたらす予感)、タイムリーでいいかもしれない。

しかし、正直なところ私自身はほとんどこの手のアップデートに興味がない。
だって、そんなものがあろうがあるまいがやるべきことに変わりはないわけなので。

スパムサイトの順位が下がったり、インデックスから抹殺されたりすると、
「おお、Good Job!」
って、時代劇に出てくる悪者が懲らしめられたときのような愉快さがあるぐらいで(そこまで愉快でもないし、爽快なこともない。めったにそんなことはないし・・・)、その程度の下世話な興味しかなかったりする。

さて、本題。ウェブマスターツールの画面で、「サイトへのリンク」はなぜ、トラフィックに入っているのだろう?

ウェブマスターツールのナビゲーション

と、思ったことはないだろうか? 
何で健全性とかじゃないの?

そう思っちゃうのであれば、リンクとは何かを理解していない証拠である。

リンクとはそのページにトラフィックをもたらすものである。
トラフィックとは元々「交通」という意味で、そこから転じてネットワーク上を流れる情報あるいは情報量を指すようになった。

「トラフィックを増やす」

と言えば、一般にはサイトへの来訪者を増やすことを指す。
サイトに来る経路としては、検索も重要なのだが、リンクも重要である。

関連性のあるページからのリンクからは来訪者がある。
だから、どこから自サイトに来訪するのか?を判別する大きな手がかりがサイトへのリンクだ。

被リンクによるSEO効果を見る目的が第一義ではないということである。

被リンクはSEOじゃない

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SEOとはそもそもなんぞや?
という話だ。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略だ。
オプティマイゼーションは日本語で言えば

「最適化」

である。
最適化とは、最も効率よく動作するように調整することだ。
例えば、パソコンのハードディスクを長期間使用していると、だんだんと遅くなってくる。
時々デフラグという処理を行う必要が出てくる。
これを行うと、様々な箇所に分断されていたファイルが、連続した領域に再配置されるため早く読み込み書込ができるようになる。

もう一つ例を上げてみると、最小の人数で店舗を運営する方法である。
一人ひとりの仕事の適性、習熟度、体力などを適性考慮し、担当する業務を正しく割り振ることができれば、人員を少なくすることが可能だ。

最適化とはこのように最適な状態にすることである。

そこで被リンクを人工的に当てることで検索順位を上げるという行為は最適化なのか?
なのである。

自らのサイトの内容がその順位に相応しくない、10位以内のサイトに比べてはるかに見劣りするのに10位以内に表示されたとする。
これは最適な状態なのか?

ユーザーから見た場合には、価値の低いページが検索上位に紛れ込むため、無駄なページを読まされてしまう可能性が確実に増える。
検索結果が、ユーザーの検索ニーズを満たせなくなる確率が増えるので、効率は逆に下がる。

最適化ではなく、その対義語で表現されるべきである。
私は「最適化」の対義語をググってみたのだが残念ながら見つけることができなかった。
まあ、多分言葉としては存在しないのだろう。

アンチ最適化、反最適化、不適正化、非効率化・・・

まあ、いろんな言い方があるかもしれないが、被リンクは最適化ではなく、この手の言葉で表現すべきものである。
誰か言葉を発明してくれないかなあ。

できることなら、母さん助けて詐欺みたいなベタな表現じゃなくって、かつカッコ悪い表現がいい。

「暴走族」を「珍走族」って言おうって誰か言っていた。
暴走族って言葉には一種権力に反抗する的なかっこ良い雰囲気が含まれてしまっている。これを抜いてカッコ悪い言葉にするべきだという意味だ。
確かに暴走族ではなくて、珍走族と言われたり、暴走行為ではなくて珍走行為って言われるようになったら暴走族は減る気がする。

だから被リンクによる自称SEOにももっとかっこ悪い名前をつけたらいいのではないか?
と思うわけである。

 

 

SEO業者にとって顧客とは誰か

公開日: : SEO

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私は顧客でなければコンテンツは作れないとは思っていない。
要は、集客をしたいと考える主たるコンテンツについて、価値のある記事を作れるかどうかだけだ。

だから普通は、会社の中で中核的な人財がコンテンツの制作に携わる必要がでてくるといった話しである。

社外であっても有用なコンテンツを作れる人がいるのであれば、その人にコンテンツを作ってもらうことは可能である。
現にAllaboutなどは社外の有識者を募って価値のあるコンテンツをたくさん作っている。
これをSEO会社がやってはいけない理由もないし、やれない理由もない。

それでは料金が折り合わないケースが多いのだろうが、集客出来れば収支はついてくるはずだ。
現にAllaboutは広告収入で食っている。

広告収入で食えるぐらいなのだから、自社がそのビジネスそのものを所有していればもっと儲かるはずだ。

っていうわけで、SEO業者がコンテンツを作って供給してもいいはずである。

しかし、SEO業者ができないというか難しい理由が一つあると思う。
ドラッカーは顧客とは誰か?を熟考の上で正しく定義づけることが重要だと言った。 

「SEO業者にとっての顧客とは誰か?」

誰なの?である。
大体のSEO業者は、自社のクライアントであると答えるのではないだろうか。

しかし、 SEOはWebサイトの提供側の都合だけではできない。というか、やってはいけない。

もっと踏み込む必要がある。
自社のサイトを見に来るユーザー、言い換えれば自社のクライアントの顧客。

自社のクライアントの顧客が顧客なわけだ(ややこしいので、顧客と略することに)。
で、SEO業者は顧客の側を向いて仕事することができるか?
ここが問題だと思う。

今までは、検索エンジンの側しか向いて仕事していなかったわけだし、生身の人間に向かって仕事をするという習慣がそもそもなかったりする。
そこから、一足飛びに一般のユーザーに向かって何かを提供するというように、考え方を大きく転換することが難しい。コペルニクス的転回ってやつだろう。
これができるかできないか?

発想を180度転換できなければコンテンツは作れない。
だからSEO業者がコンテンツを作るのは難しいと思うわけだ。 

ドメイン名をキーワードとして評価することは間違いではない

公開日: : SEO

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ドメイン名にキーワードを入れることはスパムになるのか?
あるいは、
ドメイン名にキーワードを入れても順位の評価対象から除外されるのか?

最近はこのあたりの議論が結構盛んである。
というか蒸し返されまくっている。

でもこんなことは原則論から考えればだいたい答えは出るし、議論するまでもない話だ。

ドメイン名ってそもそも何?

ドメイン名はURI(Uniform Resource Identifier/統一資源識別子)であり、インターネットの広大な空間(インターネット以外を含むこともできる)で識別させるものである。
言うなれば全世界の中で唯一無二のものとして識別させることができる名称である。

この名称は自分で付けられるわけなので、

「自分が一体何者なのか?」
「まわりからどう見て欲しいのか?」

といった観点で設定するのが当然過ぎるほど当然である。

だからドメイン名の中に含むキーワードは、そのサイトのテーマとして非常に重要だと考えられるのは当然過ぎるほど当然だ。

アイドルの話題を扱っているWebサイトがidolというキーワードをドメイン名の中に入れるのは当然。
SEOの会社ならSEOというキーワードが入っているのも当たり前だろう。
そうしてその逆は基本的にはない。

キーワードと、そのWebサイトで扱われているテーマは分かちがたく結びついている可能性が高いということである。
なので、 サイトの中の重要なキーワードを認識するするための手がかりとして、Googleが使うことは非常に自然だ。

でもここで一つ注意してほしいことがある。
こう書くと、

「じゃあ、ドメイン名にキーワードを入れると順位が上がるんだな」

と思う人が出てくる。
実際それは間違いではないのだが、そう短絡的に考えてはいけない。

これはあくまで「手がかり」であるということだ。

SEOの施策とは、検索エンジンに対して自分のWebサイトの各ページについての重要なキーワードとは何か?をきちんと伝えることである。

SEOの施策とは、順位を上げるのではなく、順位を正しく判断してもらうことだ。

そのために

「このキーワードがうちのサイトとしてはとても重要だと思っているんです。」

とGoogleに伝えることは決して悪いことじゃない。
Googleは一応そのメッセージを受け取って、あとは総合的に判断を下す。

結果的には順位が上がることもあるだろうってことだ。
上がらないこともあるはずだ。

まあ、結論としてはそんなところである。

相互リンクとはそもそも何か

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相互リンクってそもそも何なの?
って話だ。

私が初めて趣味でWebサイトを作ったのは1996年である。
その当時はホームページは少なかった。
同好の士が集まる場としては、その頃はまだパソコン通信のフォーラムが活用されていた時代だ。

その頃は同じ話題を扱っているWebサイト同士が相互リンクを貼るという習慣があった。

検索エンジンも未発達な時代で(っていうか、使い物にならなかったという方が正しい)、 他の人のページを見つけることに苦労した時代だ。

だから、自分の興味のあるページを見つけたり、同好の士がいると、そのWebサイトを盛んに自分のページで紹介したものだ。

「このページは面白いページでした、是非見てくださいね。」

ということだ。
その頃は、リンクをする前にリンク先のWebサイトの運営者に、

「リンクしたいんですけどいいですか?」

とたずねる習慣もあった。
自分のページがリンクされるとかなり高い確率で把握できたのだ。

Webサイトを運営している人としては、自分の書いている内容を世の中の人々に広く読んでもらいたいと思っている。だからこのような申し出は基本的にウェルカムだ。

感謝の気持ちとして、自分のWebサイトから相手のWebサイトに対してリンクを貼る。
そんな時代だった。

WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)という言葉は、蜘蛛の巣状にWebサイトがつながっていることから名付けられた言葉である。
WWWとは言い得て妙な表現だと思った。

蜘蛛が自分の張った糸を伝って渡り歩くようにWebサイトを次から次へと渡り歩くのが、当時のインターネットの使い方だったのだ。

相互リンクはWWWにおける重要な位置を占めていたといってよい。
このような意味であれば、相互リンクには価値がある。

しかし、現在相互リンクには価値はほとんどない。

ほとんどがSEO目的の人為的被リンクに堕している。

相互リンクは、原初に立ち返って考えるべきだと私は考えている。

相互リンクをしている人に一度問いかけたい。

「そのリンクは、本当に価値があるのですか?」
「先方がリンクしてくれなかったとしても、それでもあなたはリンクしますか?」

この質問にためらわずYesといえるのであれば、その相互リンクには価値がある。
でもそんな相互リンクはほとんどないと思うのだ。

そう思いませんか? 

SEOはサイト制作に含まれる

公開日: : SEO

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今回はSEOの技術的な話だ。

SEOをやるのはいつがいいのか?

「今でしょ」

では残念ながらない。
SEOはコンテンツを作っていく過程でもあるので、その意味では常に行い続けるものであるのだ。
しかし、今回取り上げるのはSEOの技術的な観点でサイトを改善する場合である。

ちょっとした修正は可能なのだが、その程度では影響がない可能性が高い。 

titleタグがすでに最適化されていて、重複ページがないといったケースであれば、サイトの微調整程度で効果が望めるケースは少ない。 
もうサイトが出来上がってしまってからでは、大幅な改善は望めない。

だからこそ、サイト制作の時点でSEOを正しく要件に盛り込むのが重要なのだ。

Webの制作会社はSEOを正しく理解する必要がある。
今のSEO業者は完成したサイトに対して、微調整を行うことによって内部施策をする。

しかし、やれることなど高々知れている。
共起語をちょっと増やしたり、パンくずリストをつけたり、hnで段落を整理したりとかそんなもんだ。

この程度のことで、目に見えて順位が上がったりとかまずない。
自然の順位の変動とほとんど差のないレベルしか普通は影響しない。

だから、最初に正しくSEOを実装しなければ効果がないのだ。

というわけで、Webのデザイン会社様向けの研修などもやります。
ぜひお問い合せください(と宣伝して終わってみる)

卓球とブラックハットSEO

公開日: : 最終更新日:2017/06/21 SEO

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

今回もSEOの話なんだけど、最初からちょっと外れてみる。

卓球の現状がSEOに似ているってことを書いてみたい。

さて、卓球が実にやばいことをご存知だろうか?

陸上競技などであれば、ドーピングは厳しく罰せられる。
この種の不正がないかどうか必ずチェックは行われており、かつ発覚した場合は出場停止といった厳しい処分がくだされる。

しかし、卓球に関しては不正がまかり通っているのである。

卓球というスポーツはラケット及びラケットに貼るラバーの性能が大きなウエイトを占めている。
卓球用品の専門店に行くと、実に様々なラケットやラバーが売られていることに驚くだろう。

ラバーは一見ただのゴムの板のように見えるが、実に様々な種類がありそして高性能なものになると高価である。
高性能なものになると1枚1万円ぐらいするものもあり、ラケットの両面に貼る必要があるので両面合わせると2万円ぐらいになったりする。
しかも、困ったことにラケットと違って、ラバーは消耗品で年間に数回貼り替えなければならない。

卓球は気軽にできるスポーツだと思われがちなのだが、 競技として取り組むと実は金がかかるスポーツだったりするのだ。
まあ、脱線が長くなったが、これほどラバーが高価でも買うのは、ラバーの性能が競技結果に大きく影響するからだ。 

このラバーの性能を増す不正が全世界的に横行している。
「補助剤」の使用だ。
補助剤を塗ってからラバーをラケットに貼り付けると、ラバーの性能が増し打球の速度が段違いに高まる。

しかし、外側からでは全くわからない。
補助剤を塗っているかどうかは、ラバーを剥がさなければわからないのである。

ラバーは一度剥がしてしまったらもう使えない。
だから、不正の検査はできないという。
ルール違反のラバーのドーピングはこうして放置されている。

世界のトッププロでも補助剤を使用しており、これは卓球の世界ではこの話題に触れることは一種の禁忌とされている状況だ。

しかし、日本の選手は補助剤を使うことを潔しとせず、不利な状況に置かれている。

この状況はアンフェアであるとして、トッププロの一人である水谷隼選手はこの状況が改善されるまで、世界大会に出場しないことにした。大会に出ないという選択は旬の短いスポーツ選手にとっては重い決断だ。

水谷選手の願いはただひとつ。

すべてのプレーヤーと平等な条件でフェアに戦いたい

それだけだ。それが叶うまでは、今の状況であり続けるだろう。

補助剤を使うことによってどれほどラバーの性能が変わるのかは水谷選手のブログの記事に詳しいので、ぜひご覧頂きたい。

この水谷選手の行動に対してITTF(国際卓球連盟)会長のアダム・シャララ氏は雑誌「卓球王国」に意見を寄稿している。

「補助剤を使ったからといって、勝つとは限らないのだから、水谷選手は大会に出るべきだ」

という意見をはっきりと述べていた。
(これは意見の一部を切り取ったのでもなんでもなく、本当にそういう論旨の文章だった)

あまりにもひどい話なのだが、これが卓球界の現実らしい。

前置きのほうが長くなった。

ブラックハットSEOが悪いとするならば、誰が悪いのか?
である。

ブラックハットSEOを行ってるWebサイトをGoogleが放置して、ペナルティを与えないのであればこれと同じような結果を招くのは当然の帰結である。
上位の選手はみんな不正をしている。不正を行わなければ勝てない。そして、不正を行なってもなんらペナルティがない。
というのであれば、不正が広く蔓延してしまうのは当然過ぎる程当然である。

被リンクによるブラックハットSEOも昨年までは特段ペナルティがなかったため、不正が横行していた。
ごく一部にルールを守らない人がいるという状況ではなく、ルールを守らないのがデフォルトであれば、ルールを守るのがバカだということになってくる。
(実際日本選手が海外に行くと、「え?補助剤塗らないの?」みたいなことを言われるらしい)
実際卓球の場合は、日本だけルールを守っているのはおかしい、日本でも補助剤を使えばいいじゃないかという意見も多いのだ。

卓球では、選手に非があるのは当然だ、しかしそれを野放しにしたITTFの責任は同様に重い

SEOに関してだが、ペンギンアップデートをはじめとして現在Googleは積極的にペナルティを課すようになってきた。
対応として遅かったと思うのだが、このことを歓迎したい。
これによって行いを改めるWebマスターが多くなってきている。
徐々にではあるが、ガイドラインを守るのがデフォルトであるという観念は定着しつつある。

本来は検索順位はコンテンツの価値を競うことである。
卓球よりはSEOはずっとましで、本当のSEOの時代になってきたと思うのだ。
 

※追伸
「卓球 SEO」で検索したら多分この記事は1位になると思うのだが、ならなかったら笑っちゃう、いや泣く・・・

SEOはToDo志向でもいいと思う

公開日: : SEO

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よく言われるのが「ホワイトハット」と「ブラックハット」この2種類である。

「ホワイトハット」とはGoogleのガイドラインを守って、SEOを行うというタイプ。
ちなみに当社がおすすめするのもこちら。 
「ブラックハット」とはGoogleのアルコリズムの欠陥を見出して、それを利用して上位表示させようとするタイプ。
ちなみに当社がおすすめしないのはこちら(笑

まあ、これはあまりに言い古されていることだし、当ブログでも書いたことなので今回はこれ以上は書かない。

もう一つ重要な違いがあることに最近気がついたのだ。

今までこのような切り口で切った人がいなかったので、初めて名前をつけてみようと思う。

「分析志向」と「ToDo志向」 

だ。

ここで言う分析志向とは、 アクセス解析に基づいて修正していくアプローチのことだ。

SEOコンサルタントの辻氏は、 
SEOのスキルセット/あるいはSEO業界へのお誘い
という記事の中で、

ではどのような職種ならSEOに向いているのかと考えますと、「アクセス解析」以上の職種は無いのではないでしょうか。
アクセス解析の専門家もWebの全領域の知識が求められる場合が多いです。Webの全体を把握する必要があるのですから当然と言えば当然です。

と書いている。
はまさしくそのとおりなのだけど、実際のところ、アクセス解析を得意とするSEO人はさほど多くはない。 
確かに辻氏がコンサルティングを行なっているような大規模なサイトの場合は、アクセス解析の重要性が高い。というかそれなくして商売にならないといったほうがいいだろう。

そこで「ToDo志向」だ。

一般の数十~数百ページ程度のサイトの場合は、 それほどアクセス解析の必要性が高いというわけでもない。
ウェブマスターツールだけ見ていればSEOはできる。
一般のサイトは、SEOとしてやるべきことは無数にあり、 まずはそれらを解決することが必要になるのだが、資金も社内の人員も非常に限定された中では、現在問題となっている課題を解消することがまず難しい。

だから、SEOでまず必要になることは、「課題の洗い出し」と「優先順位付け」である。
特に資金と人員といった制約条件のある中で、どれを優先すべきかを見極める目が重要だ。

辻氏がアクセス解析が最も重要だと書いている文脈は、これからSEOをやるとしたら、どんなスキルを持っている人が一番向いているかということだ。
アクセス解析ができなければいけないとは言っていない。
アクセス解析が出来る人は、サイトの様々な問題点の分析ができるので、向いているということだと思うのだ。

例えるなら、コンピューターのエンジニアになるなら、何を勉強した人がいいかという質問と一緒だと思う。
コンピューター以外を勉強したのであれば、「数学科」の人がいいんじゃない?っていう感じかと。
確かに数学科出身の人は、複雑な処理を考えたり、規則性を見出したりするのに向いてそうだけど、コンピューターそのものは数学じゃない。
文学部出身の優秀なエンジニアだっていっぱいいるし。
強いて言えば、「数学科」がいいっていうぐらいの意味だ。 

とは言え、 SEOでアクセス解析ができることは大切であって、更に言うならばアクセス解析ではなく、その背景となるサイトの状況を理解する能力は必須である。
その上で、ToDoをまとめる能力が求められるのではないかなぁと思うのだ。

SEOは情報があれば誰でもできるのか

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中学に入学した時に和英辞典を買ってもらった。そして、すごく興奮したことをよく覚えている。

「これがあれば自由に英語を書ける!」

と思ったのだ。
簡単な文章を英語にしてみようとして、

「ダメだ、でも、何でダメなんだろう」

しばらくの間辞書と格闘していたのだが、結局断念した。
まあ、今となってはわかりきっていることなのだが、辞書だけあっても英語は書けない。

英語というものの骨格、つまり文法がなければ単語だけで英語を綴ることはできないのだ。
文法なんてってバカにされるが、確かに買い物するぐらいだったら単語だけで通じるが、ちょっと込み入った話になるともう無理だ。 

あと、もう一つ重要なことがある。

辞書はたった今、必要のないことが数多く書かれている。

どれが、今、文章を綴るために必要な言葉なのかがわからない。
膨大な情報の中から、どれが適切なのかを見極めなければならない。

実はSEOもこれと同じだったりする。
SEOの情報は本当に膨大にある。

書籍も非常に役に立つものから、これは微妙・・・ってものまである。
それでも書籍はまだまだましで、微妙な本でも8割ぐらいは正しいことが書いてある。

それに比べると、WebにあるSEOの情報(このブログもそうですけど)はまさしく玉石混交のカオスの世界。
もう、釣り、ポジショントーク、個人の勝手な憶測、Googleへの憤懣、へなちょこな実験結果、などなど。
読み物としては面白いのだが、まあ、8割以上は役に立たない。

これらから自分にとって必要な正しい情報を見出すことが難しい。

英語の場合は、英語の骨格となる文法の知識があれば、あとは辞典があれば文章を綴ることができるようになる。

SEOの場合も同じく、SEOの骨格となる知識を体得することが重要なのだ。
骨格となる知識があれば、どの情報が正しく、どのような情報が改善のために必要なのかを判別することができる。

そのための骨格となる情報が何かということは難しいのだが、
Google社の公式文書である、ウェブマスター向けガイドラインを熟読し、その上で書籍であれば、

検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書

ウェブサイトなら、
SEO 検索エンジン最適化 – by 住 太陽

を読むことをおすすめしたい。
まずはこれ以外の勉強は必要なく、骨格ができるまでは逆に有害であると思う。

検索エンジンはえこひいきをするか

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何をいまさら・・・、みたいな話なのだがYahoo!カテゴリの話しをしてみる。
勘違いしている人が今でもいるので書いておきたいと思ったから書いてみる。

「Yahoo!に金を払うと順位を上げてくれるって不公平だ」

という勘違いだ。まあ、ひどい勘違いだ。
これに類する勘違いとして、

「Adwordsをやると、Googleは検索順位を上げてくれる」

というものもある。

検索エンジンは営利企業なのだけど、検索精度に関してはお金の入る余地はない。
金で検索順位が買える、左右できる余地がほんの僅かでもあれば、検索エンジンに対する信頼性は完全に損なわれる。
そんなことはあってはいけないのだ。

ごくまれに起きるミスがあり、10万回に1回計算ミスが起きる電卓があったとする。
10万回に1回というのは1日に1回ずつ使って273年に1回という確率だ。
ほぼないと思っていい。

しかし、残念ながらこの電卓は役に立たない。

1994年という大昔(コンピューターの世界だと昔だよね)インテルのCPUで、特定の条件が重なると必ず計算ミスが起きるPentium FDIV バグという不具合が発見され、大問題になった。

そのミスが起こる確率は100万分の61というごく低いものである。
当初は、インテルはこの程度の確率は隕石にあたるようなものだから、無視してもかまわないはずだと強弁した。しかし、世論の高まりを受けて結局最終的には修正品と交換せざるを得なくなった。

計算結果が100%正しいという前提があるから電卓は使い物になる。
99.9999%正しいのでも使えない。

実は検索エンジンもこれに似た部分がある。

検索エンジンの精度は電卓に比べたらはるかに低い、というか精度をそれほど求めるものではない。 
しかし、重要な社会インフラとなっており、ほんの僅かでも自らの意志によって、身勝手に検索結果をゆがめることは許されない。

その可能性がわずかでもあるとすれば、検索結果の信頼性は失われてしまう。

検索エンジンは巨大なシステムであり内部がどう動いているか一般の人にとっては謎である。
それ故にほんの少しでも検索エンジンが自分の私欲のために強大なパワーを使うことがあるとなったならば、疑心暗鬼が募り信頼は完全に失われる。

電卓と一緒である。
疑いを完全に払拭できなければならないのだ。

というわけで、Yahoo!やGoogleに金を払ったりして検索順位を操作することはありえないし、今後もないはずである。

 

 

被リンクの危険性とタバコのパッケージ

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  • 喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。(詳細については、厚生労働省のホーム・ページwww.mhlw.go.jp/topics/tobacco/main.html をご参照ください。)
  • 喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は心筋梗塞により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。
  • 喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます。疫学的な推計によると、喫煙者は脳卒中により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります。

とタバコのパッケージには書いてある。

本人がそのリスクを理解しているのであれば、まわりがとやかくいう事ではなくて。ご自由にドーゾってことである。

さて、成果報酬型のSEOを業者に依頼するのは実はこれと同じだ。

タバコが自分に及ぼしうる不利益は、
重大な病気を発症すること、あるいは「死」だ。

SEO業者による不利益は、
ペナルティになること、あるいは「インデックス削除」だ。

インデックス削除は事実上のサイトの死といってよい。

それだけのリスクを引き受ける覚悟がありますか?
ってことだ。
大体においてSEO業者は

「うちのリンクは安全です。」

って言うのだ。
その根拠は?って聞いてみると、

「IP数百保有して数多く分散しているから」
「Googleがペナルティにするパターンを研究しているから」

といった、根拠とも言えないことを言う。
前者なんかは、そんなことでカムフラージュできるわけもないし、後者にいたっては、

「俺、タバコ吸ったって大丈夫なんだよ。タバコ吸っても肺がんにならない方法見つけたから」

っていうような不規則発言とまったく同じだ。
まあ、無根拠と言っていい。

SEOブログでは老舗の「パシのSEOブログ」に
ホワイトハットSEOでもブラックハットSEOでもグレーハットでも何でも良いと思う
という記事がある。
ここより引用してみる。 

「ホワイトハットSEOで上位表示できるの?」というような声を良く聞きますが、「検索ボリュームの少ないキーワードでないと無理」というのが答えだと思います。

完全ホワイトでビッグワードやミドルワードで上位表示することはほぼ不可能です。ほぼというのは、リンクを集めやすいIT系のジャンルや、半端ないほどのコンテンツ力を有するサイトの場合には、完全ホワイトでも上位表示される可能性があります。

ただ、いわゆるビッグキーワードと呼ばれる、そのキーワードで上位表示すれば、ある程度の売上が見込めるキーワードというのは、完全ホワイトで上位表示することはできないでしょう。上位表示の定義にもよりますので、10位以内が上位表示と言われればだいぶ可能性は広がりますが、1位という事で言えば限りなくゼロに近いと思います。

確かにそのとおりではある。
上位表示されるとカネになるキーワードで、ナチュラルな被リンクがつくことが期待できない分野は、ブラックハットじゃないと検索上位は不可能といえるほど難しい。

ならば、リスクを覚悟の上で(倫理的な問題を抜きにすれば)被リンクを買うという選択肢はあり得る。
しかし、リスクがあることはじゅうじゅう認識しておかねばならない。

逆にSEO業者にはそのリスクを正しく伝える責務があると思う。
タバコと同じである。 

 

検索エンジンが評価することを予想する

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どうすれば検索エンジンから評価されるようになるか?

一般的には、実験するべきであると言われている。
しかし、「SEOの実験結果といわれるものを鵜呑みにするな」に書いたように、SEOの実験は苦労する割には、そこから得られる成果は少ないものだ。

実は実験をするよりも、もっといい方法がある。

自分がGoogleになったつもりで考えてみる

のがいいのだ。
もし、自分がサイトを評価して順位付けをするならば、どこを評価するだろうか?
と考えてみるとよい。
色々考えながら、検索結果を見たりしていると、少しずつわかってくるだろう。

例を挙げてみることにする。

  1. 文字数が多いページのほうが評価されるのか?
  2. h1で文字を小さくすると逆に評価が下がるのか?
  3. 発リンクを多くすると評価が低くなるのか?
  4. titleタグの中にキーワードを複数回入れると評価は高くなるのかあるいは低くなるのか?
  5. 直帰率が高いページは評価されないのか?
  6. クリック率の高いページは評価されるのか?
  7. go.jp / ac.jpやといった公的機関のみが取得できるドメイン名は評価されるのか?
  8. co.jpはそれ以外のドメイン名に比べて評価が高くなる傾向があるか?

これらはSEOの中でも微妙な問題とされている部分であるが、googleになったつもりで考えたならばどうなるだろうか。

  1. 文字数が多いページのほうが評価されるのか?
    「文字数ではないだろうなぁ。必要な情報が載っていれば文字数はどうでもいい話じゃないか?
    [富士山 高さ]って検索する人は、高さが書いてあればいいわけで、高さが簡潔に載っているページを見たいんじゃないか?
    これに対して、 [富士山 歴史]って検索する人は、詳しい歴史を知りたいわけだから、簡潔なページよりも文字数が多いページを見たがるんではないか?
    文字数の多い少ないは単純な問題ではなく、検索ニーズによって文字数が多いほうが評価される場合もあるってことだろう。」

  2. h1で文字を小さくすると逆に評価が下がるのか?
    「 読めない程小さく書かれているということでなければ、評価を下げる必要はないんじゃないか?」
     
  3. 発リンクを多くすると評価が低くなるのか?
    「アフィリエイトなどの宣伝目的のリンクばっかりのページは、ユーザーにとって役に立たないページだな。
    でも辞典の目次的なページだったら、ページを選んでにアクセスする必要があるから、そんな目次的なページにはむしろ価値を認めたほうがよいだろうな。」
  4. titleタグの中にキーワードを複数回入れると評価は高くなるのかあるいは低くなるのか?
    「スパムSEO狙いだったら、評価を下げたほうがいいだろうけど、そうでなければ別に関係ないんじゃない?
    スパムSEO狙いかどうかは、titleタグだけじゃわかんないから、他の部分がスパムっぽいかどうかを見る必要がありそうだな。他の部分でスパムっぽいところが多ければ、多分titleもスパムSEO狙いなんだろう。その場合は、評価を下げてやったほうが良さそうだ。」
  5. 直帰率が高いページは評価されないのか?
    「直帰率が高いケースは二通りあるんじゃないかな。
    そのページを読んで、検索した人が満足して直帰する場合と、見た瞬間検索ニーズに合わないと判断して直帰する場合。 直帰して、検索結果に戻って他のページをクリックした場合は、ニーズに合わないページだった可能性が高いと判断してもいいか。
    ・・・でもなあ、原則的にはそうなんだろうけど、検索結果をクリックするって操作は誰にでもできるから、それを順位の重み付けで重要視しちゃうと、スパマーは自サイト以外の直帰率を人為的に操作しまくるだろうな。
    この種の操作が人為的かどうかを見ぬくことは難しいから、判断材料として直帰率はすごく有効だけど、残念ながら評価の基準としては使えないなあ。まあ、少しぐらいは判断基準にしてもいいかもしれないかな。
  6. クリック率の高いページは評価されるのか?
    「評価すべきなのかもしれないけど、5.と同じでスパマーから簡単に操作されちゃうから、これも残念ながら評価の基準としては使うべきではなさそうだな。 まあ、少しぐらいは判断基準にしてもいいかもしれないっていったところか。」
  7. go.jp / ac.jpやといった公的機関のみが取得できるドメイン名は評価されるのか?
    「サイト運営者がSEOスパマーであるという可能性はほぼ排除してもいいと思うな。
    公的で重要な内容を多く含んでいそうだから、インデックス削除やペナルティを与えるといった対応には特に慎重さが必要そうだ。
    とはいっても、すべてのページにおいて常に有用な内容を含んでいるとも限らないから(ゼミ生のブログとか、そんな内容のものもあるし)、えこひいきするのもどうかなあ・・・。ちょっとぐらいえこひいきしてやってもいいかなって思うけど・・・。」
  8. co.jpはそれ以外のドメイン名に比べて評価が高くなる傾向があるか?
    「実在する法人しか取得できないから、信頼度は高そうな気がする。とは言え、co.jpドメインでもスパマーはたくさんいる(むしろ、商売が絡んでいるだけになりふり構わず集客するって会社もたくさんありそう)。だからなんとも言えないかな。」

といった感じだろうか。
5以降は微妙な問題なので結論が微妙だ。
とは言え、実際こんな感じかもしれない。検索結果に必要なのは、妥当性なので、どのような内容を評価することが妥当なのか?を考えると、大体答えは出るだろう。
5以降については、加点はありうるが、ないかもしれなくて、あったとしてもごくわずかという結論が導けそうだ。 

 

「わからない」と言うSEOコンサルタントはどうなのか?

公開日: : SEO

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「何で順位下がったんでしょうか?」

これはよく聞かれる。
しかし、順位の変動が微妙なケースなどは、全くわからない。
原因がないから理由なんてわかりようがない。 

titleをGoogleが勝手に書き換えて表示するが、

「何でこんなふうに書き換えられてしまうのでしょうか?」

これも自分はGoogle自身じゃないからわからない(Googleの社員という意味ではなく、Googleそのものではないからという意味)。
誰にもこんなことはわからないのだ。

しかし、SEOのコンサルタントが、

「わかりません」

と言うと、

「あんたはそれでもコンサルタントなのかね?」

と不信感を持つ人もいる。

だからわからないものをわからないとはっきり言い切ることは、かなり勇気がいることだ。
コンサルタントと名乗るからには専門領域において、卓越した知識と経験があることを求められている。
だから、知らないとことは「恥」だと普通は思う。

それを「わからない」と言い切るためには、「これは地球上の誰もがわからないことだ」という自信が必要なのだ。

「私がわかんないんだから、誰もわかりませんよ」

ということ。だから、

「わからない」

と言い切るSEOのコンサルタントはかなりレベルが高いコンサルタントである可能性がある。

スッポコで自信のないコンサルタントや、コンサルタントとは名ばかりの営業担当者だと、わからないことは適当に専門用語を言ってごまかしたり、うやむやにする。もっとたちの悪いコンサルタントになると、嘘八百を言うケースもある。

とは言え、ただ単に正直だけど、不勉強なコンサルタントというものも存在するので、本当にダメってケースもある。
なので、「わからない」と言い切るのは本当にダメなコンサルタントと、優秀なコンサルタントの2パターンに分かれる。
この2つの見分け方は、「わからない」理由を説明させればよい。

「わからない」理由を理路整然と、わかりやすく納得行くように説明してくれるのであれば、そのコンサルタントは恐らく信頼が置けるのではないかと思う。

人工リンクとナチュラルリンクを区別しなくてもいい

公開日: : SEO

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「リンクを貼っても大丈夫でしょうか?ペナルティになりませんか?」

って質問が多い。っていうか、多すぎる。

心配になる気持ちはわからなくもない。
Googleがブラックボックスであると考えていると、むやみに不安になる。
自分が会社員だとして、自分の待遇を決定するのが見たこともない社長で、社長の機嫌を損ねたらクビになるって状況と一緒。

まあ、そんな風に思えば不安だろう・・・。
色々な人の意見を聞いて、

「社長は、こんなことをすると喜ぶらしいよ」
「こんなことをがあると機嫌が悪くなるらしいよ」

って不確実な情報を収集し始めて、それに踊らされるようになるかもしれない。

まあ、今のSEOの現状ってそんな感じだ。
むやみに不安を煽る人、大丈夫だっていつも言う人、

どっちが本当なんだよ!
って感じで疑心暗鬼になっている人が多いのである。

で、むやみに不安を煽る人は、
「自分のSEO会社のノウハウがないとGoogleからペナルティを受けるよ」って営業する意図であり、

逆に、「そんなこと心配しなくていい」
という人は、クリーンなイメージをPRしたいだけかも、

ってポジショントークのためだと考え始めるともう何もかも信じられなくて、わけがわからなくなってしまう。
このようなわけがわからない、SEO初心者を不安におとしいれるありがちな問題が、このリンクの問題なのである。

自社が運営しているサービス内容をPRするサイトから、自社の会社PRサイトにリンクを張ったりすることは自作自演リンクだとみなされないのか?

この質問が絶えることなく繰り返し繰り返し行われる。

そして、一番切迫している動機は、不自然リンク警告が来た場合であろう。
どのリンクを否認するべきか?見てもよくわからない。
どうすればいいんだ?

考え方の原則はこう考えるとシンプルだ。

  1. バックリンクのあるサイトに見る価値があるのか?
    被リンクのみを目的とするサテライトサイトはたいていまったく価値がない。
    一目瞭然である。
  2. バックリンクのある「ページそのもの」に見る価値があるのか?
    ほんの少しでもいい。「面白い」「ためになった」「親しみを感じた」といった何らかの心の動きがありえないページには価値がない。 
  3. バックリンクそのものをクリックする意味があるのか?
    誰もクリックしないであろうリンクは意味のないリンクである。
  4. 1~3をクリアした場合、パクリコンテンツではないかチェック
    記事の中の特定の箇所をそのまま検索してみる。
    例えば、
    「ポジショントークのためだと考え始めるともう何もかも信じられなくて、わけがわからなくなってしまう。」
    といった文章をそもまま検索してみて、バックリンクサイトよりも上位に他のサイトが表示され、まるっきり同じ記事があった場合。
    この場合は、単なるパクリであり、Googleは基本的にパクリ側を評価しない。

これらすべてをクリアするかしないかで判断すれば良い。
これをすべてクリアできているバックリンクは、ナチュラルリンクであろうがあるまいが、良いリンクであり、評価するに値するのである。 

 

 

時代遅れのSEO情報と古くならないSEO情報の見分け方

公開日: : SEO

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高倉健さんの言うところの時代遅れっていうのは素敵である。
しかし、時代遅れのSEOには本当に困ったものだ。

百害あって一利ない。
今回はその困った時代遅れのSEOの考え方である。

さて、「ホニャララしなければならない」というSEOの情報には実は2種類ある。 

  1. ユーザーにとっての利便性を高める手法
  2. 検索エンジンにのみ影響がある手法 

1.の手法の例を挙げると、

  • sitemap.htmlを作りましょう
    ユーザーがコンテンツを見つけやすくなるメリットがある。
  • 画像には適切なalt属性を付与しましょう
    目の不自由なユーザー、ネット環境が遅い環境でブラウズしているユーザーなどにメリットがある。 
  • パンくずリストを作りましょう
    ページの移動がしやすくなる。自分がどの階層にいるのかわかるため迷子にならなくなる。 
  • コンテンツを構造化しましょう
    同種のコンテンツを様々な場所に置くのではなく、目次を作ってひとまとめにすれば、1つのページから様々な関連情報にアクセスでき飛躍的にコンテンツの閲覧性が高まる。
    (例 エンジンオイルの交換時期 / ATフルードの交換は必要? / ブレーキオイルの劣化は危険)

これらの内容はユーザーにとっての利便性があるため、仮に検索エンジンがなかったとしても実施すべき内容である。
検索エンジンが究極的に目指すものは、

ユーザーへの利便性が高いページを上位に表示する

ことである。 
つまり、

ユーザーの利便性を高めるSEO施策は常に正解」 

なのだ。
更に言うならば、将来何らかの技術革新が起こって、検索エンジンというものが不要になってしまったとしてもこのような施策は無駄にはならない。つまり普遍的に正しいのである。

さて次に、2.の検索エンジンにのみ影響がある手法について述べてみよう。

  • meta keywordsは検索キーワードを含めた方がよい
  • キーワードの出現頻度は5%を超えないほうがよい
  • 拡張子は.phpよりも.htmlがよい

これらは古くなったSEO知識の代表格みたいなものだ。
今となっては完全に嘘である。
それに対して例えば、

  • sitemap.xmlは送信したほうがよい
  • titleには検索キーワードを入れるべき 
  • 共起語が入っていたほうが上位表示しやすい

といったSEOの知識が現時点においては正しい。
しかし、 これらの正しさはあくまで「現時点において」という留保がつく。

検索エンジンは徐々に進化しているので、これらについても将来的には不要になる可能性もある。
いや、逆にこれらがなくても、コンテンツを正しくクローリングし、評価できるように検索エンジンは進化していかなくてはならない。

つまり、検索エンジンにのみ関係する事柄は、あくまで「現在は正しい」あるいは「もう正しくない」の2つしかないのである。
 

 

キーワード出現率などの数字について考える

公開日: : SEO

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昔、具体的に言うと2008年頃までは、キーワードの出現率がSEOにおいて重要視されていた。
「キーワード出現率が5%を超えるとペナルティ確定」といった言い切りすらあった。

しかし、これは実にナンセンスである。

実はキーワードの出現率に限らず、「値」ってものをSEOにおいて考えることがそもそも不毛なのだ。
キーワード出現率だけではなく、

  • 文字数
  • hnの出現数
  • 発リンク数
  • 被リンク数
  • タイトルの文字数

まあ、いろいろある。
でも、これらを単体でそれぞれ考えることには意味がない。
何で意味が無いのか?
一言で言うと、

Googleは多岐にわたる指標を元に評価しているから

なのである。
時速50kmピッタリになるために自動車で走ることを想定してみよう。

自動車の速度には様々な要因がある。
一般的にはアクセルのペダルをどれだけ踏むかが一番重要だ。
しかし、同じアクセルの踏み方であっても、
「道路の傾斜具合」「風向きと風速」「変速機が何段目に入っているか」といった様々な要因によって速度は全く変わってくる。

時速50kmを維持するためには、これらの様々な変動要因が関係してくるため、変動要因に応じてアクセルの踏み方を変えなければならないのだ。
すごい登り坂だったら、アクセルをかなり踏まないと50km出ない時もあるし、下り坂であればアクセルを完全にオフにしてもそのスピードを超えてしまってさらに減速する必要があるかもしれない。

ここまで書けばもうわかってもらえるだろう。

結果に対して複数の要因が関係する場合は、その中の1つの要因だけを取り上げて論じても意味が無いということなのだ。

もし、あるスピードを超えたらおまわりさんに捕まるというのであれば、アクセルの踏み方について「2cmを超えて踏んだらアウト!捕まります」っていうのはナンセンスだ。

SEOもこれと同じである。

キーワード出現率が5%を超えたとしても、その他の状況がGoogleが必要と考える何かを満たしていれば全然問題ないのである。

で、Googleが必要と認める何かについて正確に我々は知ることはできないので、結局そんなことを考える事自体が無意味だというのが私の言いたいことである。

canonicalとかわからないことはやらなくていい

公開日: : SEO

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「SEOは簡単になった」
「SEOは難しくなった」

どっちも最近言われることである。

実際どっちなんやねん?

ってな話だ。

SEOが難しくなった理由をまず挙げてみよう。
canonicalであるとか、ページネーションとか、noindexといったような技術要素が増えてきてこれらを覚えないといけなくなった。SEOは難しくなったねえってな理由である。

確かにそういう意味では難しくはなったことは事実だ。

CSS Nite LP, Disk 24「インハウスSEO」(2012年9月22日開催) というセミナーでアイレップ社の渡辺隆弘氏が語っていたのは、

「SEOに必要な知識は増えました。昔は新人研修で最低限のことを8時間で説明できたのですが、今は5時間かけても3分の1ぐらいしか説明が終わりません。」

と語っていた。
そういう意味では知識的には難しくなっている。

しかし、総じてSEOは

簡単になった

のである。
わからなければ、

使わなければいい

だけなのだ。
確かにアイレップ社のようなSEOを社業として行なっている会社であれば、担当者にはSEOのテクニカルな部分における正確な知識が求められる。
しかし、一般の企業であればそんな知識は不要なのだ。

むしろ、中途半端に勉強してcanonicalを使うことはとんでもない逆効果になる可能性がある。
全部のページをすべてトップページにcanonicalしてしまうなんて壊滅的な結果を招くミスもよくある。
(これが何で壊滅的な結果を引き起こすのかわからないのであれば、canonicalなんか使わないほうがいいですね)

そもそもこれらの技術的な要素はGoogleが親切心で、よりGoogleに対してコンテンツの重要度を指し示すな手段を提供しているだけである。

使わなくても全然問題ない。

無料ブログを使って、普通に記事を書くだけで、内容が良ければ普通に上位表示するのだ。
無料ブログであればcanonicalとかそんなものは使えなかったりする。
それでも、問題ない。

コンテンツをきちんと作る、その上でソーシャルを運用しているのであればソーシャルで流す。

SEOで必要なことはこれだけといっても過言ではない。

検索エンジンの先にいる人こそが重要

公開日: : SEO

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人々

SEOって結局何のためなの?

って話だ。

このコンテンツを必要としている「誰か」対して、自分が書いたコンテンツを見てもらうことがSEOの目的だ。
だから、まず大前提は、

必要とされるコンテンツを作る

ことが重要なのだ。
コンテンツがなければ、SEOなんてありえない。

最近コンテンツマーケティングって言葉がWebで大流行しているが、なんとなく違和感がある。
動画かもしれない、テキストかもしれない、写真かもしれない、音楽かもしれない、いずれにせよコンテンツを提供することがネットを利用する人々に、何らかの行動なり感情の変化をもたらす。コンテンツがなくては何も始まらない。

コンテンツがあるのがインターネット上のマーケティングの始まりなわけで、それがないマーケティングってなんなのよ?

釣りに出かけて、一匹も魚を捕まえることができなくて、

「釣竿を使うことが釣りで重要なのか!なるほど、これからの釣りは釣竿を使うことが重要視されるのか!」

って、あたかも素晴らしい発見をしたかのように叫ぶようなそんな光景に近い。
今までがそもそも根本から間違っていたって話。

SEOもまさしくこれ。コンテンツを人々に届けることが重要なのに、コンテンツを軽視してSEOは成り立たない。
コンテンツを軽視したSEOとは、新聞チラシをまくにあたって、

「読売新聞がいいかなあ、朝日がいいかなあ、毎日も重要かもなあ 。
地域はどこにすればいいかなぁ。
チラシの大きさはどのサイズがいいかなあ。」

といったことばかりを考えて、肝心のチラシに印刷する内容について気にしないようなものだ。
無意味である。

SEOは検索エンジンを介した、ユーザーに対する働きかけなのだ。
だから、 どんなメッセージを届けるのか?
そこが最重要ポイントであり、 検索エンジンの側を向いて何か施策を行うだけでは何も生まれず、まずはユーザーの求めるものが何なのか?をまず真っ先に考えて、それを行動原理として実践して行かなければならない。

 

ニッチを狙うのはたいてい失敗する

公開日: : 販売戦略

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今回の画像素材は、「アイデアの無料販売サイト INTERESKINE」から頂きました。
微妙感がなかなか良いのでオススメ。

桜もち枕

「ニッチなビジネス領域を狙え」

という言葉がある。
確かに、そのニッチなビジネスの領域にニーズがあり、競合がいなければオンリーワンになれるかもしれない。しかし、そんな幸運なことはほとんどない。

私はかつて様々なネットビジネスの立ち上げを見てきた。

その中で、ビジネスの立ち上げをに携わった創業者たちは異口同音にこう言う。

「まだないビジネスです。絶対ニーズがある。絶対成功する。」

最初は私はこういう話を聞くたびにワクワクした。
しかし、最初は意気揚々と始めたサービスが実を結ぶことなく 、資金が尽きて次々と撤退していく様を見ていくうちに、「新規ビジネス」というものを懐疑的に考えるようになった。

話題はちょっと変わるが、私は職業柄アフィリエイターの人と話すことが多い。

アフィリエイターには「これを絶対売らなくてはいけない」という制約がない。
だから、儲かると考えるビジネスの分野のどこにでも進んでいくことができる。

言うなれば、

アフィリエイターは自由な起業者みたいなもの

なのだ。
で、元手がほとんどかからないので、儲からなければ、「パッ」と撤退することができる。 
どんな商材を扱ってもいいし、取り扱いをやめても誰からも怒られたりしない。それなのに稼いでいるアフィリエイターはほぼ例外なく、

激戦区の商材で稼いでる

のである。
月に数百万とか稼いでいるアフィリエイターになると、新しいテーマに取り組むにあたって、競合が多数ひしめき合っていたりしてもそれほど恐れない。
逆に競合があるということは、儲かる証拠だと考える。

競合があったとしても、競合を押しのけてシェアを奪えばいい。
そう考えるのだ。
彼らは激戦区で稼ぐことが効率がいいと知っている。 
(とはいっても、激戦区の中でも競合が少ないところをできる限り見つけて、その中で勝負するという発想は忘れてはいけない)

コンテンツの作成力、SEOのノウハウ、リスティングの経験、などWebでの集客の武器を持っているのであれば、臆することなく激戦に進めばいいと思う。

しかも、現在は集客の最もコアとなる手法であるSEOは今までになく簡単になった。
ユーザーニーズを満たすコンテンツを作りさえすれば、それだけでSEOは終わりだ。

競合はどれだけの質・量のコンテンツを作っているか?見ただけでわかる。 
それをただ、凌駕すればいいだけなのだ。
作っていけばいずれ競合を凌ぐことができる。

それまで頑張ればいい。

今回はニッチを狙うより、激戦区で勝負したほうが手堅いという話であった。

SEOブログってしょうもない

公開日: : SEO

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「SEOブログなんてあんなもんはゴミだ」

とSEOの大家が言っていた。
自分でSEOブログを書いておきながらこれには深く同意する。

だいたいのSEOブログが、すでにどこかにある情報を手を変え品を変えしながら、切り口や表現を変えたりするだけで別の記事として公開されている。

ネットというのは、まず最初に自分の実体験から作られた「一次情報」が先にあり、その次に、「一次情報」を見た感想やそれを書き換えた「二次情報」が大量に出回る。

私が、最初にネットに触れたのは1996年頃なのだが、その頃は「二次情報」はほとんどなかった。
しかし、ネットが普及するにつれ、「二次情報」ばかりが氾濫して逆に本当に重要な「一次情報」が埋没してしまうようになった。
検索エンジンが進歩してもこのあたりについては改善がないのが残念なところである。

さて、冒頭の話題に戻ろう。

SEOブログがゴミである理由だ。
まあ、つまりほとんどすべてが「二次情報」であるということによる。

「一次情報」を発信している人は非常に少ない。

貴重な「一次情報」を発信している情報源は、

ぐらいなんじゃないか?
と思っている。 
このブログを含めて大半のSEO情報は、 書籍や上記の記事に書いてあることの焼き直しに過ぎないのだと思うのだ(一番最後に書いてあるリアルタイムSEO日誌は、まさしくオリジナル情報で、誰も焼き直しできないほどオリジナリティに優れていると考えている)。

じゃあ、なんでSEOブログなんて書くの?

って疑問が出てくるだろう、それに対して自分でも、

「さあ?」

ってとりあえず答えるが、それでももっと突っ込まれたら、

「うーん、それはやっぱりぶっちゃけSEO目的ですかねぇ」

って答えるかな(笑

GoogleとYahoo!のキーワードツールの検索数が違う理由

公開日: : SEO

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孔明曰く

GoogleとYahoo!はそれぞれキーワードツールを公開している。

Google Adwords
Yahoo!プロモーション広告 キーワードアドバイスツール

キーワードの検索数を調べるにあたって、この2つだけが公式な数値を得られるシステムであり、否が応でもこれを見るしかない。

しかし、この2つを日常的に使っていると様々なことに気がつく。
通常はYahoo!の検索数がGoogleより多いが、 専門的な分野のキーワードなどはGoogleが多いことがあるといった感じである。

しかし、明らかにおかしい検索数が存在する。
例えば、

「美容整形」

というキーワードだ。完全一致での検索回数を比較してみると、
Googleのローカル月間検索ボリュームは5400回、Yahoo!はなんと170,000回である。
実に31倍も違う。

違いすぎだろ!

なのだ。
このような現象がなぜ起きるのか?

色々なSEO人に尋ねてみたのだが、明確な回答を得られたことはない。

ひょっとして、Yahoo!はリスティング広告を出稿して欲しいばかりに、大きく検索数のサバをよんでいるのか?ってなことまで思ったりするが、そんなことはないはずだ。
サバを読むなら、分からない程度に巧妙にやるはずだろうって、SEOの大家の先生はチラッと言っていた・・・。まあ、そのはずである。

基本的には本当にその数が検索されているっていうことだ。

じゃあ、何で?

ここからさきは私の仮説である。
なので、間違っていても責任は負えないのであしからず。

  1. GoogleとYahoo!で検索APIの制限が異なる
    検索APIというものをGoogleもYahoo!も提供している。
    これを使うことで、GoogleやYahoo!のシステムと自分のサイトでのシステムを連携させることができる。自サイト上で検索結果を表示させるといった使い方が可能だ。

    GoogleもYahoo!もこの機能を無料で提供していた。
    (ちなみにYahoo!は2013年3月をめどに有料化すると公式にアナウンスをしているが、有料化されたかどうかは不明。っていうか知らない)
     
    しかし、どちらも無料でありながら、Googleは制限が厳しく、大量に自動の検索を送り込むと同一のIPからのアクセスはすぐに遮断されてしまう。
    それに対してYahoo!は制限がゆるく、比較的寛容だった。
    だから、むやみに使用されているという可能性がある。

    数十万という検索数は、人間が行なっているとは考えにくく、システムが自動で検索を行なっていると考えると辻褄が合う気がする。

  2. お小遣い稼ぎ稼ぎサイトなどで利用されている
    検索するだけでポイントがもらえるといったサービスがある。
    このようなサービスで、金目のキーワードを自動的に検索させているのではないか?

    たとえば、ECナビではこのようなキーワードを検索してもらいたいらしい。

    これらの中のキーワードをざざっとしらべたのだが、 

  • 就職
    Yahoo! 500,000
    Google 18,100
  • ヘアケア
    Yahoo! 360,000
    Google 18,100
  • ローン
    Yahoo! 360,000
    Google 6,600

といった感じで非常に大きな乖離がある。
サイト内で検索をさせて、広告をクリックさせたりしたいらしい。
このような地味なクリック課金狙いといったサイトの存在も実は関係あるのかもしれない。

とこんなことを書きつつ、決定的な理由は結局のところわからずグダグダっぷりを遺憾なく発揮する記事であった。 

SEOの実験結果といわれるものを鵜呑みにするな

公開日: : SEO

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実験の画像

こんなことをやったら順位が上がった。

っていうような実験結果ってよく見る。
しかし、この手のものは眉唾である。

自然科学の論文においては、実験の内容を詳しく記載し、厳密性が精査された上で正しいとされる。

しかし、SEOの実験は実にいい加減なことが多い。

10のサイトで、キーワード部分を赤文字にしました。
そうしたら、順位が4つのサイトで順位が上がり、1つのサイトだけは下がりました。
つまり、 赤文字にすると順位にポジティブな影響があるということです。

ってな話である。
実験の結果なんてものはこの程度の論拠かもしれない。

なんでこれは正しくないのか?

あなたがどこかにいった時に横断歩道が3つあり、渡ろうとした時に全部青だった。ってなときに、

「俺が渡ろうとすると、横断歩道が青になるなんて俺ってすげえ!神だな俺って」

とは思わないだろう。
たまたまだって思うはずだ。

さて、順位の話に戻ろう。

1・2・3の数字が振ってあるルーレットがあって、これを10回回してみました。

さて、1が4回、2が5回、3が1回出ました。
といった結果が出た時に、 2が5回も出ました。
だから、このルーレットは2が出やすいはず。

といった結論にはならない。
この程度の結果の偏りは日常生活でしょっちゅう経験することだ。

SEOの実験もこれと同じ。
たった10程度の実験結果で、結論を導くことは誤りのもとだ。
また、実験を行う場合には、対象となるものを設定する必要がある。

今回の件で言えば、文字を赤くした部分を設けたページと、それ以外の何らかの変更を行ったページを対象として比較しなくてはならない。
(まったく変更しないページとの比較ではいけない。更新されたことによって評価が変わった可能性もあるからだ)

それらを数百とかそんなレベルで比較しないと、誤った結論に陥る可能性がある。

SEOの実験結果がよく発表されているが、たいていどのような実験をおこなったか?という前提条件は公開されていない。
だから基本的には眉唾であると考えたほうがいいのである。

SEOについてすべて知る必要はない

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ソクラテスの石像

SEOについてすべて知ることは不可能だしまたその必要もない。

SEOは基本的には、ユーザービリティを考慮すればだいたい正解が導けるのだが、非常に難しいケースも存在する。

近年は、SEOそのものの難しさは減ってきているのだけど、覚えなくてはならないことがらはむしろ急増している。

  • モバイルとPCのページがある場合のSEO
  • ページネーション
  • Ajaxを用いたページをインデックスさせる方法
  • canonicalによる正規化

などなど。
これもひとえにGoogleが様々な便利機能を提供してくれているからなのだけど、これらを正しく理解して使いこなすことは非常に難しくなってきている。

そこで考えるべきことであるが、

「これらはすべて理解して使いこなせなければいけないのか?」

ということである。
実際は、その必要がないケースが大半だ。

Ajaxを使っていなければAjaxのインデックスについて知る必要はないし、重複ページが出来ないサイト構成であればcanonicalについてとりあえず知る必要はない。

必要になったら、その時ちゃんと勉強して覚えればいいだけである。
なので重要なことは、そのような事柄が存在するということを知っておくことだ。

Ajaxのコンテンツをインデックスさせるための方法としては、「pretty (AJAX) URL」や「pushState」って方法がある。ということを、必要になったら知識の片隅からそれを引っ張り出せればよいのだ。
SEOにおいて必要になったらその時勉強すれば十分間に合う。 
そこが英語の勉強などとちょっと違う所で、普段からいつでも準備しておく必要はないのだ。知っておきさえすればいいのだ。 

逆にそのような方法があるということは知っておかなければならない。
そうしないと、設計において考慮することができないからである。 

SEOを担当するようになったら、鈴木謙一氏の海外SEO情報ブログについては最低限軽く目を通しておきたいものだ。

キーワード検索は過渡的なものに過ぎない

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Google画面イメージ

イギリスの首相であったチャーチルは

「民主政治は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた、他のあらゆる政治形態を除けば、だが」

という有名な言葉を残している。
私もこれに深く同意するのであるが、検索エンジンにも同じ事が言えると思うのだ。 

「キーワード検索は最悪の情報へのアクセス手法と言うことが出来る。これまでに試みられてきた、他のあらゆる手法を除けば、だが」

  • ディレクトリ型検索
    (旧Yahoo!など)
  • 自然文検索
    質問文を入力することで、答えに合致するページを表示するシステム
    (gooなど) 

とはいっても、他にはこの2つしかないのだが。

キーワード検索は検索エンジンに登録されているページをすべて対象にすることができるという利点がある。

情報爆発と言われるほどの大量の情報から探すためにはこの方法しかないのかもしれない。

しかし、我々が本当に欲しているものはこれではない。
私がはじめてキーワード検索をした時に感じた不便さとは、

「キーワードが思いつかない」

ことだった。
今は検索に慣れてしまったので、あらゆるキーワードで言い換えたり、複数の語を入れて検索したりするようになったが、今でもこの不便さは基本的に変わっていない。

本当は「キーワード」ではなく「概念」で検索したいのだ。

「あの大会のさ、あの選手の成績ってどうだっけ」

って必要な固有名詞が一つも思い出せないといった切ない状況が時々あるが、頭の中には概念としてはちゃんとある。 概念をわざわざキーワードに置き換えずに探せればそれが一番いい。

そうすると、「ゴミ 減らし方」「廃棄物 減らす 方法」といった似たようなキーワードで再度検索し直す必要もなくなる。

また、

「東京都民と大阪府民の休日の過ごし方の違い」

を知りたい。といったニーズはキーワード検索ではほぼ無理っていうか、絶対無理。
人間が東京都民・大阪府民と思われる人を沢山抽出して、休日の過ごし方の記事を大量に集めて、分析してみるしかない。

キーワード検索から手がかりを得ることはできるが、とても手間がかかる作業だ。

自分が今、心に浮かんだ知りたいと思う概念を、そのまま検索エンジンに投げて、答えを返してくれたらいい。そうすると、自分の脳とネット空間にある情報がとてもスムーズに連携する。あたかも脳内に巨大な補助記憶装置ができたようなイメージだ。

今日の朝刊で読んだのだが、 眠っている人の脳の活動をモニタリングして、夢を見ている状態の時に起こして、なんの夢を見ていたか答えてもらうという実験があったそうだ。

そうすると、観測される脳の活動と見ている夢の内容にはかなり関連性があることがわかったらしい。

このような研究を続けていくと、将来的には人間が考えていることを機械で読み取れるようになるかもしれない。そうしたら、言語を介することなく、インターネットと思考が直接つながる時代が来る。

その時になったらキーワード検索は終わるのだろう。

ブログはSEOに有利なのか

公開日: : SEO

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BLOG

昔からブログはSEOに有利だと言われている。

本当にでも本当なの?
って話である。

結構言い尽くされた感のある話題なのだが、 いまだにネット上の世論は定まっていないように見える。

どっちの意見もそれなりの指示を受けている。
じゃあ、どっちが正しいのか?

実は、

「どっちも正しい」

のである。
これではなんのことやらよくわからないので、詳しく書いて書いてみる。

1.ブログが有利とは言えない理由

ブログだからといって特別順位が上がる理由がない。

これは真理だ。
ブログであろうと、静的なHTMLであろうと中に書かれている情報が、検索者のニーズに合致するか否かには関係ない。だからブログがSEO的な観点で有利とはいえないのだ。

2.ブログが有利な理由

誰が作ってもある程度SEO的に不利にならないページができるのがブログのメリットだ。
静的なHTMLで作ると、

  • トップページからどうやっても到達できないページが出来てしまったり
  • 更新漏れによりリンク切れになってしまったり
  • 複雑怪奇な階層構造になってしまったり

といったことが起こりうる。
これらは大きなSEO上のネガティブ要因になりうる要素である。
ブログで作れば、このようなことを未然に防ぐことが出来る。
それ故にブログは有利であるというのもあながち間違いではないのだ。

とはいえ、静的なHTMLであっても上記の要因を正しく考慮すれば、SEO上は全く問題がない。
言い換えると、

「ブログはSEO的に不利になりにくい」

という表現が適切だと思う。 

でも私としては、やはりブログをおすすめしたいと考えている。
その理由は、

「更新が簡単」

なことである。
ホームページは作ってハイおしまい、ではなく、つくった時がはじめてスタートラインである。
そこから地道に更新を繰り返していくことで、ユーザーや検索エンジンから評価を得ることができるようになる。
静的なHTMLで作った場合、更新の手間が大変かつ一定以上のスキルが必要になる。非常に大変だ。
それだったらブログで作ったほうがいいのである。

 

SEOエンジニアの適性

公開日: : SEO

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SEOエンジニアには独特な感性がある。
検索エンジンというシステムは、高度な数学的理論の上に成り立っているものなのだけど、SEOエンジニアが数学オタクかというと普通は違う。

というか、今まで非常に多くの SEOエンジニアと話ををしてきたが、数学が自分のコアスキルであるという人には会ったことがない。
さらに言えば、学歴ともあまり関係がなく、一流大学卒もたまにはいるが、中卒だけどかなりのレベルのエンジニアなんて人もいたりする。

様々な人の共通する経験はなんだろう?

まずは、新卒で会社に入ってそのままSEOのエンジニアになったという人は多くいるのだが、一流と呼ばれる中でそんな職業人生を送ってきた人ってほとんど見たことがない(たまに例外はあります)。

職業遍歴を聞いてみると、地べたをはうような底辺系の仕事を点々としてきた人とか、
いわゆる3K職場を次々と渡り歩いてきた人とか、

そんな人が多かったりする。
中でも多いなと感じるのは、営業系の仕事や接客系の仕事をしたといった職業履歴だ。

これは私の私感にしか過ぎないのだけど、SEOというものは定まった答えが無い学問であるせいだと思う。
数学や物理といった、唯一無二の答えを探し求める学問を経験した人のメンタリティとは全く異なると思うのだ。 

実務上OKだとか、だいたいこれでよさそうだといった、経験上から紡ぎ出される答えを頼りに進めていくものがSEOであるからではないか?

悪く言えばいい加減なところがSEOにあって、そのいい加減さに理系出身の学生などは耐えにくく、心の底から理解することが困難なのではないか?と思う。

その逆に接客業とか、営業経験者が多い理由である。
これらは相手がある仕事なので思った通りにいくことが非常に少なく、その場その場で機転をきかせて何とかやりくりする必要に迫られる。それが大きいのかなあって思うわけだ。

職業以外でも感じる部分はある。

「知的好奇心に満ちあふれていること」
「権威に縛られるのではなく、自由な発想で問題を解決しようとすること」
「根性」

この3つはすごく大事な気がする。っていうか、多分この3つがあれば、環境さえあれば立派なSEOエンジニアになれるだろう。

順位に影響がないと言い切れる要因なんかない

公開日: : SEO

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そんなの関係ねぇほとんどのことはSEOにとって考慮する必要がない事柄である。

HTMLのコーディングのほとんどはSEOにとって関係ない。

「この文字部分は右寄せなんだけど、中央に変えて大丈夫だろうか?」
Google タグマネージャを導入しても順位は下がらないだろうか?」

これらの要因は基本的にはまったくSEOにとって関係がない。
内部の要因で評価されるポイントは、

  • Googleがコンテンツを正常に取得しやすいか
  • コンテンツの適合度及び充実度
  • ユーザービリティ

である。
これらが変わらない内部要因の変更は基本的にはSEOの考慮対象ではない。

しかし、こう言っても納得しない人がいる。

「順位本当に下がらないんですか?下がったら責任とってくれるんですか?」

こういうクライアントには正直辟易する。

「下がらない保証はないですね」

と、答えるしかないのだ。

「それじゃあ、あんたの言ったことは嘘なのかよぉ」

ってなことになってくるのだが、誠に面倒なことにこれが嘘ではない。
順位が下らない保証はないのに、考慮する必要がないというのはいかなることか?

言い替えてみると

「考えても仕方がない」

という意味なのだ。
検索エンジンとして評価すべき要因以外による順位変動の可能性は否定出来ない。
しかし、それは「検索エンジンのバグ」なのだ。

バグがどこにあるか一般ユーザーは知り得ない。
多大な実験を繰り返すことで知り得たとしても、いずれは修正されるのである。

Googleのバグを突くことで、上位表示したい人(一時的には上がるかもしれないが、いずれ下がることを承知の上で)はこの手のことを意識する必要はあるかもしれない。
しかし、一般のWebマスターにとってはどうでもいいことであり、考えても仕方がないことなのである。

 

 

Googleを攻略しようなんてバカげてる

公開日: : SEO

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あんたバカァ

数学勉強しました?

って問い返したいのである。

マルコフ連鎖とかベイズ推定とかtf-idfとかベクトル空間モデルって知ってます?
多分知らないですよね。

これらは検索エンジンのアルゴリズムの非常に基礎的な部分である。
用語はすべてWikipediaにリンクしてあるので、まったくご存じないのであればクリックしてご覧頂きたい。 

文系人間にとっては一見難しく見えるが、大学で数学や物理などを専攻した人にとっては、簡単な理論に属する。

で、私は言いたいのだ。

「Googleを攻略するっていうそこのあなた!この程度の数学わかります?」

なのだ。
攻略するって大言壮語している人のほとんどはここに書いてあることが理解できないはずである。
なのに、

攻略する

っておかしくない?っていうか、私的にはへそが茶を沸かしてしまうぐらいおかしいのである。

槍と刀しか持っていないくせに、現代軍隊に立ち向かおうとする武装集団。
プロ棋士なんて大したことねえよってうそぶく田舎初段の将棋愛好家。
相対性理論なんてあんなもんは嘘だよって言いふらす文系ライター。

なんというか、イタいというか物悲しい気持ちになる。

謙虚な気持ちがないのがイタいのだ。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。

という言葉がある。
敵(攻略しようって考えているなら敵だろう)の中核となる技術を知りもせず、知ろうともせず、それでいて勝とうっていうのは甚だ馬鹿げている。
スパムサイトとしてすごい勢いで現在Googleから排除されているっていうのは当たり前としかいいようがない。だって、敵のことをこれっぽっちも知らずに戦っているんだもの。

補給が無限大にある自衛隊に対して武田の騎馬隊が勝負を挑むようなもんジャマイカ。

追伸
ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり って小説読んだ。
長長編なのだが、補給無限大の軍隊がローマ時代の軍隊と戦うっていう感じの設定でなかなか爽快だった。SEOとは関係ないがご一読あれ。 

Web制作会社とSEO

公開日: : SEO

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Web制作会社の方と話をしていてよく感じることがある。

「SEOは必要だとおもうんですけど、難しくって・・・」

じゃあ、勉強すればいいじゃん。
と思うのだ。

制作ってそもそもなんだろう?

お客さんから言われたものをそれっぽく、キレイに作ればおしまい。

それでいいのか?

お客さんが求めている目的はそもそもなんだろう。

ホームページが欲しい、わけではないはずだ。

  • インターネットを介しての売上が欲しい
  • 会社の知名度を高めたい

からホームページを作るわけだ。
ホームページそのものが欲しいのではなくて、ホームページは手段にしか過ぎない。

個人商店や、中小零細企業が制作会社にホームページの発注をするときは、インターネットに関することのプロだからと期待して発注をするわけだ。
このようなクライアントはインターネットに関しては素人であり、制作会社にすべておまかせだ。

たまたま制作会社がSEOの知識があればラッキーだが、そうでない場合、まるっきり集客力のないページが出来上がる可能性がある。

これまで制作会社はSEOを軽視してきた。
そして、今後もそうだろう。

SEOの先駆者である住太陽氏は記事「地方のウェブ制作会社が生き残るために」 の中でこのような言葉を紹介している。

「ウェブ制作会社ならお近くにもあるでしょう。そちらに相談されてみたらいかがですか?」と。そして返ってきた答えに僕は衝撃を受けました。その答えとは次のようなものです。

繁盛店運営のコツを大工さんに相談する人がいますか? 私はサイトの活用で困っているのであって、制作で困っているのではありません。それに日々の修正なら私自身でやりますし、少し難しいことでも楽天ビジネスで安く早く済ませることができます」

これである。
これに答えられなければ制作会社はダメだと思うのだ。
お客さんが欲しい物を提供するのがプロの仕事であるならば、Web制作を通じて、集客力のあるページを作らなければプロの仕事とは言えない。

ただ、作るだけの制作会社はいらないということになってくるだろう。
日本では制作会社の単価が非常に下がっているが、その理由がこれだ。
ただ作るだけなら、単なる見栄えの差だけの勝負となる。
しかし、今はソコソコのデザイナーなら誰であってもソコソコの出来のホームページがでくる。
差別化はなく、存在意義そのものが危うい。

もし、売上を作るノウハウを詰め込んだホームページを作ることが出来るならば、その制作会社は高い単価を獲得し、生きていくことができるだろう。 

これからは集客のノウハウを持つことが必要で、そして、Web制作の現場における中核技術はSEOであると断言する。

「勉強しなくちゃとは思っているんですけど」

と言い訳をしている暇があったら、勉強した方がいい。
もはや待ったなしである。

格安をうたうSEOサービスは本当に得なの?

公開日: : SEO

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結論から言ってしまえば、

「なんとも言えない」

はいおしまい。

まあこれで本当はいいのだけど、何も説明しないわけにはいかないので説明してみる。

そもそも「SEO」に適正な値段なんてものは存在しない。

だから、値段でSEOを考えてはいけない。ということだ。
リンクを貼るサービス形態のSEOにおいては提供する内容とはなんだろうか?

基本的にはWebサイト上にある記事に対して、リンクを差し込む作業である。
たいていリンクの差し込み作業は自動化されており、管理画面でチョイチョイと設定してしまえばおしまいだ。作業時間は10分ぐらいしかかからない。

もし、サイトの内部について修正する場合であっても、もうすでに出来上がっているサイトに対して大きな修正はできないので、せいぜい数時間程度だろう(検索キーワードの比率を上げるとか、タイトルを変更するとか、アンカーを修正するといったぐらい)。

原価はほぼゼロだ。
作業代を人件費に換算してもとても安い。

その気になればいくらでも安くSEOは提供できるのだ。

しかし、SEOとは何のためなのか?
が重要である。

SEOを行わなくてはならないということは、そのWebサイトはビジネスにおいて重要であることを意味している。

重要であるのに「格安」でいいんですか?

なのだ。

例えば風邪をひいた時に薬を飲む。
こっちの薬と、あっちの薬を比べて、こっちの薬の方が半額ぐらいだからこっちにしようか。
と考えても何ら不思議はない。

これに対して、心臓の手術を受けるケースはどうだろう。
あっちの病院と、こっちの病院を比べて、こっちの病院の方が治療費が半分ぐらいで済みそうだからこっちにしようか。
と考える人はほとんどいないはずだ。

病院での治療費の高低は診療の質と直接比例しているとは限らない。

SEOもこれと一緒である。施策の良否は金額と比例しているとは限らない。 
そもそも原価はほぼゼロなわけだし。それでも安いところは心配ではないだろうか?
それと一緒である。

下手なサービスを選択した場合、心臓手術だったら死ぬし、SEOだったら自サイトがペナルティを受け壊滅的に集客力が激減する。

結局のところ値段というよりも内容の善し悪しが決定的に重要だということである。 

しかし、一つだけ確実に言えることがある。

人為的にリンクを貼るサービスは、Googleのガイドライン違反である。
そのため、金額の高い安いに関わらずどのサービスもすべて危険だ。いずれペナルティを受ける可能性がある。

ペナルティを受けた場合に、リンクを貼る前の状態に戻すことができるかできないか?が最大のポイントであるといえる。

手術の例で言えば、失敗した場合にやり直しがきくかきかないかといったポイントだ。
心臓手術は失敗したらやり直しがきかないことが多いだろうが、SEOサービスはやり直しがきく。

やり直しのきくサービスを選ぶのがよいのである。

最低限ホームページぐらい作るべし

公開日: : 全般

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当社の事務所は東京都の中央区の湊というところにある。 最寄りの駅は八丁堀駅である。

八丁堀というと、有名なのは時代劇でお馴染みの江戸町奉行所に勤務する同心・与力の居住区であったことだ。 時代劇の中で、

「八丁堀の旦那」

といえば、これらの人々のことを指す。

これらの人々が住んでいたといった佇まいとか、風情のある建物とかはあるか?

現在なんにも残ってない。 びっくりするぐらい何も残っていないのである。 (ちなみに奉行所も、奉行所があったという碑以外に何も残ってない)。

さて、八丁堀の旦那以外に、湊や八丁堀で有名なものってあるだろうか? 東京駅まで徒歩で行ける場所にあるにもかかわらず、実に何もないところだ。

私としては隅田川の分流が流れていて、タグボートみたいなものが繋がれていたりとかする風情がとても気に入っているのだが、


大きな地図で見る

ちなみにこんな感じでである。
まあ、見ての通り普通のビル以外何もない感じである。
しかし、こんな場所なのだが、とある業種が密集している場所でもある。

例えば、かっぱ橋なら調理器具、 秋葉原なら電気屋(最近はそれ以外が多いけど)のようなものだ。

実はこの近辺には印刷に関する会社が軒を列ねている。

印刷屋、製本屋といった小規模、あるいは零細事業所がいっぱいある。

私の会社でも印刷物は時々作るので、せっかくなので地元の業者に依頼してみようかなあと思って、近所の印刷屋についてネットで調べてみるのだが・・・

ホームページそのものがないのである。 

Officeで作成したデータで印刷します

と茶色く変色した紙がビルの入り口に貼ってある。
これを見ていきなり事務所に入って聞いてみたりするのはサスガにこわいので、ネットで調べてから問い合わせをしようと思うのだが、

ホームページがないのである

これではさすがに無理だ。
断念して結局プリントパックにお願いしてしまうことになるのである。

これ以降気になって近隣の業者についてホームページがあるかどうかをその場でスマホをいじって調べているのだが、半分以上はない。

実に残念だと思う。

ホームページというものは作るだけではそんな簡単に集客はできない。
しかし、ホームページがないことによって貴重な新規開拓の機会を逃してしまうことがある。

だからどんな零細企業であっても、新規開拓をしたいと思っているならば最小限ホームページは作るべきなのだ。

自分でWordPressを勉強して作れば、年間数千円しかかからないし、最近は激安をうたっている制作業者も多い。10万円ぐらいで作ってくれるところもある。

最小限とはこんなこと

  • 会社の所在地情報
  • 取り扱い品目・サービス
  • 最小限のアピール
    (その店なり会社が現在、この世界に生きて存在していられるということは、何らかの理由があるはずである。それを書けば良い)

これくらいは書いておくべきだ。

そうすれば、私のような物好きが看板を見て問い合わせてくるかもしれないし、「地域名」プラス「ホニャララ」といったニッチなキーワードでは来訪してくる可能性はある。

特に後者は重要で、とりあえず貧相な餌でもいいので釣り針を垂らせば、魚は釣れる可能性はある。
釣り針をたらさなければ釣果は100%ありえないのだ。

というわけで、まだホームページを持っていない方は、ホームページ作ってみてください。特に最小限のアピール重要です。ここだけは頑張って書きましょう。

 

話題性を維持する

公開日: : コンテンツマーケティング

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大した内容でなくとも長く続けているとそれなりの人数の認知を得る事ができます。 逆にほとんどの事象は、それがどんなに素晴らしい事でもいつかは必ず忘れ去られてしまいます。

今でも残っている古き良き物の周りには必ずそれを守り受け継ごうとする人間がいるから、過去の記録が今日まで伝えられているのです。

人は無意識的に新しい物を求めます。 市場で悪質な模倣品が高い評価を受けていたりすると、記憶がいかにもろく適当な物であるかを痛感させられます。

ビジネスにおいては、動きを止めず「話題性を維持」する事が重要です。 ホームページの存在価値が薄れソーシャルメディアが評価されてきた背景には、この「動的コンテンツ」の量が深く関係しています。

一日になんども更新する事のないホームページに対し、数えきれないユーザーが中で情報を発信し続けているソーシャルメディアでは、どちらが興味をそそるかは歴然です。

 企業ホームページやショッピングサイト、もしくは個人事業のサイト等を運営する際は他のメディアに見劣りしないように動きのあるコンテンツを用意する必要があります。

簡単な方法としては、Facebookやtwitterなどのメディアをページに埋め込んでしまう方法が主流です。 それも悪い手ではないと思いますが、どうせなら独自性のあるコンテンツの方がプレミア感もあり人の興味をそそると思います。

一度作ったプロモーション用のコンテンツは他のソーシャルメディアでも転用できるので、複数のメディアから一つのウェブサイトに斡旋する方法は非常に効果的ではないかと思います。

新しいメディアが誕生しても同様の方法で対処が出来るので、いかにコンテンツがありがたい物かを実感させられます。

コンテンツは常に新しくあるひつようはありません。 大事なのは「動き続けている」ことなのです。

人はなんでもすぐに忘れてしまいますから、忘れた頃に少し形を変えて発表するだけで大喜びで集まってきます。 種を知っている人にとってはなんとも滑稽な事ですが・・・。

 コンテンツの質も大事ですが、常に新鮮に感じてもらえるような工夫する事が大切です。

良いコンテンツに賞味期限はない

公開日: : コンテンツマーケティング

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みなさんが、ウェブで提供するコンテンツは、良質なものですか?

もちろんそうですよね。 営業の立場をふまえている方なら、嘘でもそういってもらいたいところです。

 インターネットが一般に普及してから15年弱。 ITは急速に発達し、マーケティング分野ネットを通じた一つの分野が創造されました。

事実、人々の暮らしは大きく変化を遂げたのですが、ネットによって、生み出されるコンテンツの本質は変わったのでしょうか?

 ■歴史は繰り返される

モバイル産業の中で、一番大きな変化がPHSから携帯電話への移行だと私は思っています。 何が変わったかと言えば、電話とポケベル並みのメールしか送れなかったPHSが、ほぼ文字数制限がないメールと、ゲームができる「ツール」に進化しました。

「携帯ゲーム産業」が誕生し、着メロや着うたの誕生で停滞しつつあったゲームや音楽の業界を一時的ながら潤す結果となりました。

携帯からスマートフォンへ以降しつつある今、比較にならないほど進化した携帯端末によって、コンテンツは進化したのでしょうか?

 答えは「NO」です。 GREE社やモバゲーなど、スマホコンテンツの第一線と呼ばれる会社の作品を見ても、ほとんどは既にファミコン時代に作られたゲームのリメイクに過ぎません。

古いゲームユーザーからすると 「なんで今更こんなものを…」 とため息が出るものばかりです。

それが、今日本のトップの企業がやっている事です。

 何故人は、そんなわかりきった子供騙しに何度も踊らされるのでしょうか?

「人の求めるものは、本質的にはかわらない」 からです。

 「三つ子の魂百まで」 とは良く言ったもので、時代やツールの変化にあわせて形を変えるほど人は器用ではないのです。 薄々気づいていながらも、前時代的なコンテンツや自分に身近なものを好んで選択する性質があります。

自分で物を決定できないひとほどこの性質は強いようです。

 良いコンテンツは、時代を超えて形を変え、必ず生き残ります。 もし、思うように評価をされていないとしたら、今一度時代に目を向けて、表現やアプローチを見直す必要があるのかもしれません。

 

便乗マーケティング論

公開日: : コンテンツマーケティング

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現代は「リメイク」の時代だといわれています。

「無から何かを生み出す」 という創造はどのジャンルでもほとんどやりつくされ、過去のコンテンツを以下に作り直して新しい物に進化させられるかが、現代のクリエイターに求められています。

メディアに次々と出てくる新しいコンテンツも、よく見れば昔どこかで見たような・・・なんて経験ありますよね?

 要因として大きいのが 「インターネットの普及による、情報の波及の拡大、加速化」 があげられます。

誰もが把握しきれない情報をパソコンやスマートフォンの端末一つで共有が出来、話題性のあるコンテンツはあっというまに世界中に広がってしまうようになりました。

新たなマーケットが開拓されたというメリットと同時に、話題性を重視する人が非常に増加し、知名度の無い良質なコンテンツが埋もれてしまう事も少なくありません。

 そんな中、ウェブやスマートフォン市場で現在主流となっているのが 「便乗マーケティング」 です。

 話題となるコンテンツが新たにうまれたら、すぐに自社でそれ以上の規模の類似品を発売し、利益を横取りしてしまおうという考え方です。 お金と規模で制圧してしまおうというやりかたで個人的にはなんとも気に入らないのですが、それが人々の評価を得て大企業をまわすほどの利益を生み出している事は事実です。

また、数字で出た結果を元に行動を起こすため、元手のある会社にとってはリスクが少なく、訴訟等の危険性にさえ気をつけていればきわめて安全なビジネスだと言えます。

 その副作用として象徴されるのが、世の中に「ブーム」というものが無くなってしまった事です。

情報のスピードが早くあっというまに類似品が溢れ帰ってしまうため、人々はあっという間に飽きてしまい次の面白い事を探しにいってしまいます。

当然、利益は極端に減少し、クリエイターの生活そのものに大きな打撃をあたえます。 なにより、一生懸命に作った自分だけのコンテンツが、模倣品に負けて忘れられていく様は、金銭的な損失以上に辛い事となるでしょう。

 便利でありながら、弱者にとってはビジネスの難しいではあると思います。 二番煎じに足下をすくわれないよう、入念な戦略を練ってマーケティングを行う必要がありそうです。

 

 

文字は必要ない?

公開日: : コンテンツマーケティング

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「Instagram」というiPhoneアプリをご存知ですか? 簡単なシステムの写真投稿アプリなのですが、世界中のユーザーが使用しております。

「いいね!」と同じ機能とコメントが可能なのですが、文字をあまり使用しない事から世界中の人と容易にコミュニケーションをとる事が可能です。

日本人は文字による交流が好きな傾向があり、大手のSNSほどのユーザー数を持っていないのですが、多くの言語が飛び交うような国の人間にとっては言葉の壁を越える新しいソーシャルメディアの姿として注目を集めているようです。

文字による説明を極力減らすという手法は、スティーブジョブズさんがMacやiPhoneなどのApple製品で行ってきたものでした。

Windowsの合理的で使いやすいインターフェースに対し、美しく躍動感のある画面構成やフォントによって感覚的な好奇心を与える手法は多くのユーザーに受け入れられました。

「keynote」というプレゼン資料の作成ソフトは最たる例です。 堅苦しい資料のイメージのあるパワーポイントに対し、3Dグラフやアクションを多用したkeynoteで作られる物はユニークでわかりやすく「内容」ではなく「魅力」をイメージさせる物でした。

ジョブズさんがプレゼンで実際に使用している例を見ても、それまでの時代とは一線を画している事がわかります。

 マーケティングの観点からも、日本の市場だけで勝負をすることに限界が感じられてきました。

世界を視野にマーケットを広げていかなければならないこれからの時代には、言語以外の感覚的な共通認識を使用したこの手法は主流になる事は間違いありません。

日本の音楽やテレビコンテンツが海外で成功している事例からも、今あるコンテンツが日本以外のマーケットで成功する可能性は決して低くは無いのです。

近い業界の変化に備えて、より直感的で感覚的なマーケティングを視野に入れる必要があるでしょう。

文化は武器になる

公開日: : コンテンツマーケティング

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友人に、海外で音楽活動をしている方がいます。 年に数回日本に帰ってくるので話をするのですが、FacebookやSoundcloudというソーシャルメディアでたくさんのフォロワーを抱え、音楽をアップロードするたびにたくさんの「いいね!」やコメントがついています。

その友人は日本にいる間、非常にたくさんの日本の写真を公開していました。 我々には当たり前の景色でも外国人には非常に新鮮に感じられ多くの反響を得ていたようです。

個人の能力やアイデアも大事な要素ですが、文化や価値観は国や地方によって大きく異なります。 多くの物が古び忘れ去られていく中で、長い時間をかけて形成された文化には必ずそうなるべき原因が存在するはずです。

多くの人が作り上げた共通認識は、まだそれを知らない他の国の人にも高い評価を受ける可能性は非常に高いのです。

 表面的な知識は情報として得られますが、体験や長い時間をかけて感じた物事の本質はそう簡単に理解が出来る事ではありません。

どんな仕事をしている人でも必ず子供時代があり、文化の根付いた土地で生きてきた「原風景」が記憶の中に根付いています。

あなたにも必ずあなただけが知っている体験、価値観が存在するのです。

 新しいマーケットを開拓する時に、自分だけが持っているものは必ず武器になります。

「音楽」と「日本の風景」は内容のマッチングはほとんど感じられませんが、彼はそれをきっかけに多くのリスナーを獲得する事に成功しているのです。

扱う内容は写真や映像等、なるべく直感的で理解が容易な要素がおすすめです。 人は面白い価値観や知識が好きなので、あなたの投稿を気に入った人は必ずあなたのコンテンツにも興味を示してくれるでしょう。

一つの分野だけに固執せず、様々な分野や価値観・マーケットを観察する事。 そこにない価値観を提供する事で、同じコンテンツでも多くの新しいファンを獲得する事ができるでしょう。

評価と話題性

公開日: : コンテンツマーケティング

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物を作る人と売る人の考え方は全く違います。 不景気の影響もあり、現代では会社員というスタンスを捨てて個人事業主として生活をしている方も少なくはありません。

個人事業主は、様々な役割を一人でこなさなければならないので、役割同士の考え方の矛盾が生じて当たり前なのです。

マーケティングの際に陥りがちな「評価と話題性」の違いについて考えてみましょう。

■評価とは、商品およびコンテンツを利用した購入者が決めることです。 作り手は自分の作品に評価は出来ず、あくまで購入した人間の判断します。

評価が高ければ次の商品を購入する可能性が高まり、悪ければ逆になる性質があります。 「自己評価」は作り手なら常に行う必要がありますが、作り手の評価による評価はあくまで主観的な物であり、世間の評価は興行に大きく影響します。

■話題性とは、その情報を認知している人数の事をあらわしています。 ビジネスは分母が大きいほど利益が増える仕組みになっているので、どんなジャンルでもまずはマーケティングによって、市場の分母を増やす事は必要不可欠な事です。

 この二つはまったく違う性質の物ですが、よく混同して考えられてしまいがちです。

少し昔の話だと、CD販売がその最たる例なのですが、CDの店舗への出荷枚数は、前回リリースしたCDの売り上げに大してのパーセンテージで決まります。

店舗に出荷した段階で印税は発生するので、興行的には成功したという事になります。 ただ、この段階では消費者の手にすら届いておりませんので、完全に前回の作品の評価ということになります。

また、この評価は 「店舗からの評価」であり 「消費者の評価」はまた別に存在します。

 テレビ業界にも、平凡で才能の無い人間がタレントとして高い地位にいる事は珍しくありません。 業界の中には、品質に関係なく話題性そのものを実績として評価する人間もいます。

場所が変われば必要な事は変わります。 主観にとらわれず、市場にいる人間の性質を見て行動する必要がありそうです。

批判と賞賛は紙一重

公開日: : ソーシャルメディア

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ネットで商品やコンテンツを発表すると、批判をされてしまうことがあります。 有名になればなるほど多くの人に評価をされる訳ですから、誰にも批判を受けないなんて事はありません。

「2ちゃんねる」なんかを見てもらえば、ほとんどの芸能人の批判スレッドが立ち並んでおり、人が人なら立ち直れないほどの罵詈雑言が書き込まれる事も日常茶飯事です。

ブログやtwitterで数々の批判をあびて閉鎖に追い込まれた、なんて話も良く耳にしますよね。

ですが、よくよく考えてみるとそこまで悪い事ではないような気がしてくるのです。

 ■批判と賞賛は紙一重

物事に不満を持つ人はたくさんいますが、それを公共の場で表現しようとする人はごく少数です。

iPhoneのAppStoreレビューはその最たる例で、言葉遣いも汚く悪口としか思えないようなコメントでページが埋め尽くされる事も少なくありません。

ですが、ユーザーも馬鹿ではありません。 どちらかというとレビューの内容の如何よりも、話題になっているアプリという事でダウンロード数が伸びたりするから不思議です。

個人個人がネットの特性を理解し判断して行動するようになりつつあるのです。

 批判されている事より「批判する価値がある」と思われている事の方が重要です。 レビューは数秒で書ける物ではないですから、彼らもまたコンテンツのために大事な時間を費やして暮れているのです。 むしろ「未来への期待」ととらえるべきでしょう。

 つまらないものは素通りされてしまう中で勝ち取った、貴重な「クレーマー」を大切に扱い、彼らのアイデアを精査し活用する。 自分で考えずともコンテンツの問題を指摘してくれるとは、なんと心強い事でしょうか。

 虚実いりまじったネットの中で情報を精査する事は簡単ではありません。 しかし、表面だけを見ず本質をとらえる事ができれば、自分へのどんな反応も良い方向に活用する事ができると思います。

二次加工の国、日本

公開日: : コンテンツマーケティング

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日本のコンテンツや商品開発力の高さは、今でも世界でもから高い評価を受けています。

日本は固有の文化などを評価されている訳ではありません。 日本の街並には文化や面影は無く、日本固有の文化はむしろ衰退の道を歩んでいるといって良いでしょう。

日本人は高度経済成長を坂井に主に西洋やアメリカから様々な文化と技術を吸収しました。 すごい事には、日本人はただそれを吸収するだけではなく、自らの解釈で改良を重ね本家を上回るほどの品質を生み出してしまう事です。

主観を外して考えても、中華料理は日本のもののほうが確実においしいです。 アニメ等の文化も西洋から流れ着いた物ですが、今やアニメ大国と言われるほどの繁栄を遂げました。

マーケットの欧米化も進み、ビジネス面も西洋化が進んでいる日本。 ですがその国民の本質は、内向的だがストイックに良い物を生み出す職人気質な側面が強い事は確かです。

世界を相手にしたマーケティングを考える時、日本人が武器にすべきは「品質を向上させる能力」だと私は思います。

世界のユニークで大胆なアプローチに対し、島国の農耕民族であった我々がいくら真似をしてみてもそれに勝る事は困難です。

逆に、アメリカのような様々な言語や文化が入り交じる国において、一つの事に執着しストイックに追求する事は難しく、我々のような多国籍文化から隔離された立場だからこそできることもあるのです。

海外にはさまざまなアイデアがあると同時にそのほとんどは酷く荒削りな物です。 優秀なアイデアを拾い上げ洗練させた上で提供する事は、日本人が世界にアプローチをする上で非常に有効な手段であると考えられます。

現代は「0から1を生み出す時代」ではなく「1を100にする時代」です。 不況はまだまだ改善されませんが、誰もが本当に良い物を求めている今こそ日本人の時代と言ってよいのではないでしょうか?

 

伝えたい事はシンプルに

公開日: : コンテンツマーケティング

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「カリスマ」になる為の条件というものがあるそうです。 一部ご紹介します。

・相手を受け入れる ・ゆっくり歩くこと ・相手を包み込むように見る ・キャラを一貫させる ・多くを語らない

自分に心当たりはありますか? この条件だけでも、不思議と魅力のありそうな人が想像できます。

魅力のある人は、無意識に人を惹き付ける言動をとっているものです。 なんとなく「松田優作」になってしまうのですが・・・。

 多くの情報が錯綜する情報化社会においては、多くを語るよりもシンプルに本質をつくような言葉が多くの人の心に届くと考えられます。

いわばキャッチコピーという奴です。 無数にあるホームページにまぎれてしまわないように、印象に残るコピーで人の心をつかまねばなりません。

SEOの観点も含めて、どんなコピーがインターネット上で有効かを考えましょう。

■タイトルは日本語で タイトルを日本語と英語どちらにするか迷ったときは、日本語にしたほうがSEO上有利となる。 日本人が日本語のサイトを検索する際は、横文字でも日本語のキーワードで検索するのが普通だからです。

■造語や抽象的な言葉を使わない 一目で内容のわからないサイトに人はなかなか訪れません。 意味が何となく分かるくらいのオリジナリティと具体性のバランスがとるのが大切です。

■流行語は使用しない 似たような名前を冠したサイトやページが乱立する可能性があることや、流行が終わったら陳腐化してしまうので、避けたほうがよいでしょう。 ブログのタイトル等、一時的な物であれば問題ありません。

■スモールワードをタイトルに含める たとえば「電話」よりも「携帯電話」、さらに「スマートフォン」のほうが狭い概念のスモールワードです。広い概念のワードは競合が多く、検索エンジンで上位にリストされる可能性は低いので、可能な限り具体的なワードを選択しましょう。

誰でも参加できる市場の未来

公開日: : 集客コラム

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インターネットは利便性だけでなく、ビジネスの幅を大きく広げました。

最近ではショッピングサイトを無料で個人が制作できるサービスが複数立ち上がっています。

ウェブの知識が無ければネットショップのシステムなんて構築できなかったのが、ものの10分で個人事業主としてお店を開く事が可能になりました。

会社員が副業のネットショップで利益をあげる、なんて事も珍しく無い時代になったのです。

コンテンツ業界は全体が飽和状態となっています。 今現在でも供給が需要を上回り、限りある利益を食い潰しあっている状態は存在しています。

これはバブル後の日本に酷似しています。 上り調子のときは良いのですが、業界の勢いが止まってしまうとそこから生き残りの戦いが始まるのです。

この先にあるのは、現実社会と同じ「格差ある二極化」だと私は思います。 予算やプロモーション力で類似品が本家を圧殺してしまうような今の時代を生き抜く事は並大抵の事ではありません。

トップ企業も多かれ少なかれグレーな手法を使って地位を築いてきたといえます。 そんな中でトップを目指すよりは、今は土台を作って時代の浮上を待つ方が得策ではないかとも考えています。

マーケティングの手法は様々ですが、それはあくまで手法で本質ではありません。 運良く人が集まりビジネスとして成功したとしても、お客さんの満足を得られなければ次の機会に繋がらず本当の成功とは言えません。

簡単に模倣できないコンテンツを、ゆっくりと確実につみかさねることで、時代がそれを求める瞬間が必ずやってきます。

偽物ばかりのマーケットは「本物」を求めています。 本物が一朝一夕では生まれない事を人は知っています。

あなたがもし結果が出ずに焦り悩んでいるとしたら、やり方が悪いのではなく時期が早いだけなのかもしれません。 コンテンツに自信があるなら、来たるその日までじっくりと力を蓄える事も必要です。

誰がお金を持っている?

公開日: : 販売戦略

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テレビ番組のターゲットが高年齢化していることをご存知ですか? 最近ではテレビを見なくなる人も増えてきたので気づかなくても不思議ではありません。

1980年代から2000年にかけては、テレビはまさにティーンを中心に構成されていたと考えられます。

派手な演出の企画やバラエティ番組が多く、今では問題になるような内容も平然と放送されていました。 テレビマンが一番自由に番組を作れた時代とも言えるでしょう。

放送倫理の規制や視聴率悪化を受けて、テレビはその頃のティーンであった現在の30〜40歳の人をターゲットに構成されています。

「シェアハウスの恋人」 『最高の離婚』 「PRICELESS〜あるわけねえだろ、んなもん〜」

「金八先生」 「スクールウォーズ」 など、学生ドラマばかりだった昔とは大きく違い、まさにその頃ティーンだった年代の成長を追うかのようにコンテンツが変化しています。

バブル期を少しでも体験した世代は、お金を使いたがり、どこか楽観的で未来を明るくイメージする傾向があります。 逆に不況の中を育ってきた世代は、日本の未来を暗く感じており将来の不安から無駄な散財を避けるようです。

 ビジネスをする上でマーケティング戦略は非常に重要ですが、時代背景による先入観が強く根付いている若者の世代。 良いコンテンツをいくら作ってもお金を出したく無い、打っても打っても響かない人間が数多く存在しているのです。

現代の不況は、将来の不安でお金を使わない高齢者と若者で形成されています。

「良いコンテンツにはお金を払う」 という評価のあり方が破綻してしまっている以上、この種類の人間にアプローチをする事はビジネス的には無駄でしかありません。

現代にはびこる「低価格競争」と呼ばれる物は「良い物ではなく安い物が欲しい」と望む彼らにとって形成されたと言っても過言ではないでしょう。

成功をする事も大切ですが、リスクを回避し長く続ける事も大事な事です。 注目度だけを真に受けて、マーケティングの落とし穴にはまらないようにしましょう。

 

体験を提供しよう

公開日: : 集客コラム

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「理屈っぽい人」は嫌われますよね? がたがた言ってないでやってみせろよ!とつい口を出したくなってしまいます。

説明が長いひとほど要点がまとまっておらず、全部話を聞いても何を言ってるのかさっぱりだったりします。 きっと本人も大して理解していないのに、偉そうに人に教えようとするのだから救い用がありません。

これはウェブマーケティングにおいてもまったく同じです。 ウェブサイトにも制作者の性格が顕著に現れますが、グラフやデータを見せられてダラダラと有効性を語られてもウンザリしてしまうだけです。

 ウェブサイトはユーザーにとって「遊びの場」です。 いったいどんな面白い事があるのだろう?とワクワクしながらアクセスしてくる事でしょう。

そんな人たちにあなたがしなければならないのは、課金の斡旋ではなく 「新しい体験の提供」 です。

本当に人に伝えたい事は、お金の損得は関係がないはずです。 それよりも、実体験によってコンテンツの面白さを体験してもらう事こそが何よりのマーケティングであると私は思います。

これは、お土産屋の試食に似ています。

確かに冷やかしのお客さんも大勢いるでしょう。 ですがその中にいる「本当に商品を愛してくれる」お客さんこそ、あなたが将来まで長期間お付き合いするお得意様の一人に違いないのです。 どうせ冷やかしの人間にコンテンツを持っていかれたところで、何を気にする事があるのでしょう?

ビジネスの成功というと、一時的なブームなどの突発的な利益に目がいきがちです。 しかしその本質は、強い信頼関係を築けるお客さんを増やしていく事に違いありません。 「一発屋」の将来など、所詮たかが知れた物です。

これからどんなに不景気な時代が訪れようとも盤石な顧客の元にビジネスを行う為に、数字などの表面的な結果にとらわれず、本当に良質な顧客を精査し増やしていく事が大切です。

体験の優位性

公開日: : 集客コラム

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人はリアルな情報を求めています。 インターネットの最大の特徴は、情報量が多く複製が容易な事です。

情報はものすごいスピードで拡散し共有され一般常識となります。 「業界の裏話」のようなタブーとされる情報もネットでは数多く入手が可能なので(真偽はわかりませんが)一般人のもっている情報量はネットの普及前と比較すると倍以上になったのではないかと思います。

 そして時代の中で人々が求めるようになったのは「リアリティ」です。 ゲームや映画のようにインターネットにも疑似体験の要素が多分に含まれています。

行った事の無いところへあたかも行ったように感じたり、体験した事が無い事をネットで検索して満足してしまう、など。 豊富な情報による疑似体験に似た現象を体験し、実際に行動する事に対して非常に奥手になる人は増えてきました。

ほとんどわかっている事をわざわざやるのは面倒だ、と人の好奇心を阻害している一面もあるのです。

また、インターネットは仕事の作業効率にも多大な影響を与えているので、多忙で体験する暇がないという人もいるでしょう。

 情報と体験は似て非なる物です。 体験は、目や頭だけでなく、体や五感のすべてを使い感じる事です。

音楽でもライブとCDでは感じる印象はまるで違う物ですよね? 情報に出来ない要素というのは確実に存在し、それが本質をあらわしている事は非常に多いです。

人は本質を求めながら、その表面をじっくり観察しているにすぎないのです。

 体験は体験する事でしか真似をする事ができません。 それをしようとしない人にとってはいくら望んでも手に入れる事の出来ない物です。

どんな事柄においても体験した人の話には説得力があります。 それは絶大な信頼となり、あなたの評価を高める事は間違いありません。

 ウェブ戦略は非常に大事ですが、たまには実際に様々な場所に出向いてヒントを探したり、感受性を高める体験を重ねる事も必要です。

 

場所が変われば価値が変わる

公開日: : ブランディング

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ウェブサイトを作って公開する事は、路面に店を構えたにすぎません。 お店がよほど魅力的であったり、希少価値のある物を置いていなければ、景色のように通り過ぎられてしまうだけでしょう。

一言にインターネットと言っても、状況は現実社会と似た構造になりつつあります。 地球の中に国があり街や村があり家族があるように、ネット上でも様々なサイトにユーザーが分岐する状況が生じています。

その場所によって、人の考え方や物の価値観に大きく差が生じます。 国が変われば物の値段が違うように、この特徴をつかむとあなたのコンテンツの価値が大きく見直される可能性もあるのです。

 ■大手サイトと会員登録サイトの性質の違い

SNSサイトなどに代表されるソーシャルメディアはそのほとんどが会員制です。 ユーザーの情報を管理する事で、そこがビジネスやマーケティングのフィールドとしても活用されるためです。

ショッピングサイトでも専門性のあるサイトは会員制の所も多く、ユーザー層に偏りが生まれるのが特徴です。

人が一日に訪れるウェブサイトの種類は決して多くは無く、ジャンルに対して満足のいくサイトが一つ見つかると、休日等の空いた時間以外は必要なサイト以外は閲覧の可能性が極端に低くなります。

限られたサイトで得る情報がその人の一般常識となり、依存度合いが強いひとほど新しい情報を受け入れにくくなる傾向があります。

 自分が当たり前に思っている有益な情報が、その場所ではまったくの未開拓なものであることも決して珍しく無いのです。

ネットでの買い物といえば「Amazon」ですが、価格.comなどで比較してみると、個人商店でAmazonより安い価格で販売している事は非常に多いのです。 つい安心してみなAmazonを使用していますが、この市場を分析して安い商品をAmazonで販売したらどうなるでしょうか?

成功は火を見るより明らかですね。

 さまざまな場所のマーケットを分析し、自分のコンテンツにあった場所での効果的なプロモーションを心がけましょう。

 

消費嫌い対策

公開日: : 販売戦略

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不景気から「消費を嫌う」層が日本には多く存在します。

スマートフォンアプリ市場を見ても、有料アプリより無料アプリでのアフリエイトが結果を出している事から、日本のネットユーザーはこの割合が大多数である事がわかります。

だからといって何でも無料にすればダウンロードするというわけでもなく、その中で有料と同様に競争が行われています。 「質が高く価格は抑える」商品を作らなければならないのは開発者としては非常に厳しい現状です。

この実態をふまえ、消費を嫌うユーザーを集めるにはどうすれば良いのでしょうか?

■時間=お金 お金を使いたがらない人は、コンテンツをなるべく安く入手したいだけでなく 「時間を有効に利用したい」 という性質を持っています。 ある種の合理主義だとも言えます。

「短い時間で楽しい体験をしたい」 という感情が強いので、ボリュームのある多機能なコンテンツより短くてシンプルなコンテンツを好みます。。 単純な物は余計な事を考えず中毒的に楽しむ事ができるので、シンプル過ぎるぐらいのコンテンツが評価される傾向があるようです。

 ■付加価値に魅力を感じる。 「お金が稼げる!」 「アプリがもらえる」 など、コンテンツの内容に関係なく付加価値に魅力を感じます。

アフリエイトの副業のようなアプリも存在し、楽しむ為にアプリを探しているのに最終的には仕事をしているというなんとも本末転倒な結果が生じています。

これもまた 「空いた時間でお金を稼げる」 というなんともねじれた合理主義から生じた発想と言えます。

 お金を持たない人はもちろん、裕福な人までお金を使わない傾向は現実社会と同じ現象が起こっています。 それを逆手に取ってか質の低いアプリが量産される傾向が強く、業界全体の悪循環を促していることは間違いありません。

ほとんどが賞味期限付きのファーストフードのようなアプリばかりです。

インスタントなアプリばかりでは企業としての将来性も育たないので、コンテンツの質を向上させつつユーザーの傾向に応じて対策をとる必要があるでしょう。

 

実行する人と学ぶ人

公開日: : 集客コラム

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今の世の中、どんな事がビジネスになるかわかりません。

占い師は立派な職業として専門学校があるほどですし、婚活の斡旋事業やシェアハウスのプロデュース、あげくは別れさせ屋なんて商売もあったり。

不況が厳しくなる今だからこそ、人の求める事ならなんでもしよう!というアグレッシブな姿勢が新たなビジネスを創造しているように思います。

 本人にとってつまらないことでも周りの人が価値を感じる事は、かけがえのないその人固有のコンテンツになりえるのです。

あなたが当たり前に行っている仕事の中で、他の人が特別に感じる事はないでしょうか?

 昔からある職業では「経営コンサル」などはその代表といえます。 自身の成功の経験を元に経営の方向性を提示し、リスクは背負わない。

もちろん結果が出なければ評価が下がってしまいますが、非常に手堅い商売と言えるでしょう。

 どんな事でも、成功を望む人は「秘訣」を知りたいと望んでいます。

よくFXや株についての攻略サイト等で、 「○日で○○円稼ぐ必勝法!」 などキャッチーなコピーで人を集めるマーケティングを行っている方がいます。

あれもいわば主体的な「経営コンサル」と同じ手法であり、興味をもつ人だけをピンポイントに招集し、情報の対価を得るという一つのビジネスモデルの形を作っています。

 あなたが過去に行ってきたビジネスのノウハウは、他の人にとって喉から手が出るほど欲しい情報かも知れません。

ビジネスの基本は、 「欲しい人と与える人」 の構図であり 「実行する人と学ぶ人」 はまさしく需要と供給の関係性にあてはまります。

 コンサルで結果を出すという事は、その人が今行っている事業に対しても信頼性を高める事につながり、複合的に良い結果をもたらす事になります。

ひとつのやり方にとらわれず、様々な視点からアプローチしてみるのも面白いのではないでしょうか?

 

時代の一歩先

公開日: : 集客コラム

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うまく結果がともなわないときは、何かを変えなければいけません。 本当にちょっとした工夫だと思いますが、非常にセンスやビジネスの感覚が問われる事です。

新しいものに敏感な人は、非常にすぐれたセンスを持ち合わせている事が多いです。

マーケティングにおいて大事なのは、時代の一歩先を見通す事です。

ウェブ上には日々新しいコンテンツや手法が生まれていますが、ほとんどが成果をあげられずに埋もれてしまう事がほとんどです。 ウェブ以外の大きな市場においても同じ事が言えるでしょう。

 私は、口コミで面白い情報を収集できる事が多いです。

「ビジネスとして成功する」 「ユーザーが評価する」 この二つは大きく異なっております。

ネットユーザーは、お金を払う事に非常に警戒心をもつ一面があります。

ソフト一つとってもフリーで良質なソフトが多く登場しており 「もしかしたフリーでも似たものがあるのではないか?」 と疑ってしまうからです。

スマートフォンアプリでも、有料アプリよりも無料アプリでのアフリエイト広告の方が、遥かに少ない投資で大きな成果をあげられている現実から見ても明らかです。

画面を大きく使うような内容的に広告を出せないようなアプリの開発者にとっては非常に頭をかかえさせられる傾向です。

 「お金を払うのは嫌だけど、このコンテンツは好きだ」 そんな風に感じているユーザーは多数存在します。

 友人や仕事先の人間と世間話をしているとき、こうしたコンテンツの「口コミ」で情報を得る事は非常に多く、その人自身が興味をもったコンテンツなので非常に有力な情報源となります。

新しいものが好きな人は自分と違う情報を提供してくれる人間に興味をもちますので、こちらが有意義な「口コミ」を提供すれば、きっと面白いことを教えてくれるに違いありません。

 自分一人で考えすぎず多くの人間の様々な価値観を活用し、有効性の高い情報を元に時代を先取りしたマーケティングを心がけましょう。

最後は「口コミ」で決まる

公開日: : ソーシャルメディア

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ウェブマーケティングの目的とは 「人をウェブサイトに集め、利益を得る事」 です。

一言に言っても、方法は実に様々。 日々、新しいマーケティング手法が生まれ、どれが効果のあるものかを見定める事すら難しくなりました。

「マーケティング手法をマーケティングする」 とは、何とも滑稽に感じます。

 そんな中、私の知人に、20年以上ほとんど営業をする事なく、安定したコンテンツの販売実績をあげている方がいます。 ほとんど宣伝をしないで集客する、何故そのような事が可能になるのでしょうか?

 ■口コミは命!

その方の営業方法は、 「知り合いに紹介する」 「雑誌に掲載する」 「ほぼ更新しないホームページを作る」 これだけです。

販売実績が十分にあるので、その実績をもとにウェブでの宣伝も十分に可能ながら、パソコンに疎い知人はそれをしておりませんでした。

ほとんどが、コンテンツ購入者からの、現実世界での口コミで成立しているのです。 インターネットと購入者の口コミでは、アプローチする人数が圧倒的に少ないのに、結果として後者の方が結果を出してしまう理由はなんでしょうか?

 「興味を持った人にだけ、ピンポイントでアプローチをする」 という事です。

不特定多数に発信するウェブサイトに対し、口コミは 「情報を知らない可能性が高い」 というのも特徴です。

信頼している方の紹介で、しかもそれが一般性のない情報であれば、話を聞いた方は非常に有益な情報を得たと感じます。

「その気はなくとも一度は試してみるか」 くらいの気持ちにはなるでしょう。

 信頼のある人間の言葉はそれほど強く、人を動かしめるのです。

 この方法は、ブログ等を応用したマーケティングに十分に活用できます。 ただコンテンツを提供するのではなく、ユーザー層と十分にコンタクトをとり強い信頼関係を築き上げていく。

あなたのコンテンツにお金を使いたいと願う人は、ゆっくりと確実に増えていくに違いありません。

 

広告を出す前に、自分のサイトを見直そう

公開日: : 集客コラム

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ウェブサイトの運営は、個人でも非常に簡単にできる時代になりました。

新しいところで「Wix」というHP作成サービスが昨年頃から日本でも話題を集めています。 テンプレートを使ってしまえば、土台はものの10分ほどでできあがってしまいます。

ですが、そうした高性能なウェブサイトが乱立されるにつれ、ただホームページを立ち上げるだけでは、誰もアクセスしてもらえないような状態になりつつあります。

ウェブサイトが多くの人に注目されるよう、内容が適切か、今一度見直してみましょう。

 1.誰に来てもらいたいのか?

ターゲットが不明確なほど、内容は不明瞭になっていきます。

「どんな年齢の」 「どんな性格の」 「どんなコンテンツを求めている」 など、ターゲット層を可能な限り具体的にイメージし、その人がどうしたら興味をもつのか? という視点で考えると、同じコンテンツでも、並べ方や表現の仕方等、伝えたい事がより明確に表現されます

 2.「売り」はなにか?

アクセス数を稼ぐウェブサイトにとって「コンテンツの売り」は命です。

「なんか良さげだけど、ありがちだな」 「つまらない、自分に有益でない」

と感じたらもう二度と足を運びません。

どんな小さな事でも 「人と違う何か」 「有益な何か」 があるか、なければそんな要素を探してみる必要があるかもしれません。

 3.わかりやすいか?

様々なデザインのページを見ていると、非常にハイクオリティなページでなければいけないような先入観にかられますが、実はデザインは、アクセスとはほとんど関係がありません。

それよりなにより 「自分の提供しているコンテンツが、わかりやすく伝わるか」 が一番重要です。

デザインやコピーライティングなど、見直せる要素は様々ですが、がちゃがちゃ余計な物があっても、人は困惑するだけです。

あれこれ言うより「好き」の一言の方が、心に残る事ってありますよね?

 「伝わる」ことを第一に、内容を洗練するのが大切です。

改悪しない!

公開日: : ブランディング

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他のコラムで私は 「コンテンツが常に動き変化し続ける事」 が重要だと書いています。

それは間違いではないのですが、なんでもというわけではありません。

 大好きだったミュージシャンが、ベテランになってヒット曲を変な風にアレンジして歌ってしまう事があります。 大好きなゲームが、最新3D技術を駆使した半分映画みたいな退屈なものに変化をしてしまうこともありました。

ユーザーが愛したコンテンツほど、制作者がそれを理解をしているとは限らない。 私は人生の様々な場面においてそれを痛感してきました。

反響を収集しやすいインターネットの業界では、この改悪の傾向はより強くなったと感じます。

 スティーブジョブスが言っています。

「消費者に、何が欲しいかを聞いてそれを与えるだけではいけない。  完成するころには、彼らは新しいものを欲しがるだろう。」

 意見を聞くという行為はあくまで意見を聞いているだけであり、ユーザーが商品の未来を指し示してくれることは絶対にないのです。

 一部の優秀な人間が革新的な物を創造し、金欲しさに集まってきた人間たちに商品を食い物にされる 、という構図がどんな業界でも起こり繰り返されています。

スティーブジョブスがかつてApple社を追い出されてしまったのも、彼の革新性より会社の安定した未来を優先した当時の幹部の人間によるものです。

信念ある優秀なクリエイターはつまはじきにされ、残った人間がユーザーの意見を鵜呑みにして改悪を重ねてしまう・・・。

ジョブスを失ったAppleはまさに今、そんな状況に陥りつつあるのではないでしょうか?

 変化をする上で何も失わないという事はありえません。 しかし、ユーザーが何を愛し何についてきたのかを理解する事は、これからずっとその人たちを相手にビジネスをしていくあなたにとって絶対に必要な事です。

助言は受け入れつつ、底にある信念を曲げないビジネスを心がけましょう。

価格と消費者心理

公開日: : 販売戦略

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「消費嫌い」が増えていると別のコラムで書きましたが、価格が購入率にほとんど影響しない分野もあります。

比較対象の無いソフト等は最たる例だと思います。

データのみのソフト販売はその直属の代理店のみで行う事が多く、楽天やアマゾンのように価格の比較やレビューで品質の確認ができないので判断が困難です。 開発の難しいコンテンツは類似品の出るタイミングも遅れてしまうので、地力のあるソフト会社は煩わしい競争に巻き込まれずにすみます。

あわせて期間限定セールなどのプロモーションを行うと、強迫観念に負けて購入をしてしまう傾向があります。

「なんだこれ!体験版を試しておけば良かった・・・。」 なんて事も日常茶飯事です。

実用的なソフトは必要に迫られて購入する事が多いので、あまり時間を気にせずに購入してしまいがちです。 パワーポイントで資料を作らないと行けないのに、ソフトが無い!なんて状況になったら、しのごの言ってられませんよね?

 また、海外のソフトは代理店を通さずに直接ドルで購入できる事も多く、日本の代理店よりだいぶ安くあがるのですが、英語が苦手で手を出さない人も少なくありません。 知り合いにこんな情報を提供しても、苦い顔をされるばかりです。

■価格=顧客の感じる商品価値

消費者の中にも、買い物が得意な人とそうでない人がいます。 買い物上手をコントロールするのは一苦労ですが、その逆はそれほどでもありません。

企業と消費者が考える商品の価値には大きくギャップがあることがあります。

開発費や機能の斬新さだけでなく、ユーザーがどのくらい体験に価値を感じたかを客観的にとらえる事で、手持ちの商材の価値がまるで違う評価を受けるかもしれません。

商品価値を演出するには様々なマーケティング手法が不可欠です。 サイトの演出やわかりやすさ、ユニークな要素も絡めてコンテンツをより楽しめる環境を作るのも非常に大切です。

炎上マーケティングとは?

公開日: : ソーシャルメディア

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「炎上」とは、なんらかの不祥事をきっかけに爆発的に注目を集める事態または。 祭りと呼ぶ事もありますが、「炎上」の方がネガティブなイメージが強く、芸能人の方もこちらを使う事が多いようです。 主にブログやTwitterでの問題発言などから発生する事が多く、どう対処するかによって世間の人に資質を判断される一つの要素となっています。

 「炎上マーケティング」とは、わざと批判されると分かる発言をして炎上させ、自らの知名度を高める手法です。 こうして名前を付けられたのはここ数年の話です。 しかし、ワイドショーやゴシップ雑誌、新聞などを利用した同様の手法はずっと前から使われてきた古典的なものです。

AKBのプロデューサーである秋本康さんは、こうした巧妙なマーケティングのパイオニアとも言える人物です。 炎上マーケティングだけでなく、ミュージックビデオにもサブリミナルなどの心理効果を使用しています。 良いか悪いかはさておき、人の心を誘導するのがとても上手い事は確かです。

「おニャン子クラブ」というかつてのアイドルのプロモーションと同様の手法がAKBにも用いられており、確信犯である事は疑う余地がありません。

 炎上マーケティングのメリットは「コストがほとんどかからない」ことです。 いわばうわさ話・ヨタ話のたぐいから広がっていくものなので、高いお金をかけてプロモーションを打たなくとも勝手に周りが広めてくれ、報道番組で紹介されようものなら儲けもんです。

時代による変化と言えば、Twitterなどのソーシャルメディアの登場で一般人が世界中に情報を発信する事が難しくなくなりました。 Twitterや2ちゃんねるなどの批判的なユーザーは世の中に常に目を光らせていますので、やり方さえうまくやれば一気に知名度を上げる事も可能になりました。

もちろんデメリットが無い訳ではありません。 すでに知名度や業績がある場合、批判の内容に関係なく実績を傷つけてしまう可能性があります。 基本的に批判する人間を利用する方法なので、批判が正当な物であれば世論が批判そのものを受け入れてしまうケースもあります。

 逆に失う物が何も無い人にとっては、少し嫌われ者になるくらいでメリットの方が多いように思います。 その時代や心理等を読み解くセンスに自身があるかたは挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

ヤフオクに学ぶマーケティング術

公開日: : WEBサービス

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「ヤフーオークション」 使っていますか?

日本一のネットのオークションサイトで、毎日数多くの取引が行われています。

 家で不要になってしまった物を出品すると、思いがけない値段で落札される事もしばしば。

「ヤフーオークションだけで生計をたてている」 なんていう人も実際にいるようです。

 オークションを見ていると、全く同じ商品でも、落札される価格が倍近く違う事があります。

「まったく同じモノなのに、なんでこんな高い値段で買うの?」 と最初は不思議に思いました。

 が、まさにこれこそ、マーケティングの本質をあらわしており、 「安く買って高く売る」 という、商業の基本そのものなのです。

 どうすれば、商品にその原価以上の価値を感じてもらえるか。 オークション以外にも応用できるテクニックについて、お話しします。

 ■比較する人と、しない人

オークションの落札者には、2種類の傾向があります。

・少しでも安く買いたい人

同じ商品の出品を比較し、一番良いと感じるオークションに参加します。

金額だけではなく、出品者が信頼に足る人間かどうかなど、商品説明や評価等もチェックされます。 きちんとした商品説明や、迅速な質問への回答、送料無料等の付加価値をつける出品者は、多少値段設定が高くとも、入札される事が多いです。

丁寧に商品を扱う事そのものが、商品の価値を高めているのです。

・すぐに商品が欲しい人

お金に関係なく、一刻も早く商品を手にしたいと思っています。

希少価値のレア商品だけでなく、現地でのみ入手できる物等、ネットでの入手が困難な物は価値が高いと判断され、市場の値段以上の設定でも、多くの落札者が集まります。

「即決価格」で高めの値段性をする事で、入札者はその衝動がおさえきれなくなり、とんでもない値段の商品を衝動的に購入してしまうのです。

 「人の性質を見極め、売り込みの手法をコントロールする」 「時代の中で価値があるコンテンツを精査し提供する」 この2点は、マーケティングにも十分応用できるのではないでしょうか?

メルマガ販促術

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「メールマガジン」なんて古いと思っていますか?

そんな事はありません。 今でも十分に効果のある素晴らしい手法です。

今ではhtmlメール等もあり、まるでウェブサイトのようにレイアウトを組んだメールを作成する事が可能です。 しかし、私はそんな七面倒くさい事をしなくても、文章にちょっと画像があるくらいの無いようで十分だと考えています。

事実、簡易的なメールマガジンで商業的に結果を出している人は数多く存在します。 メールマガジンは万能ではありませんが、とても得意なマーケティング分野があるのです。 今回は、メールマガジンの魅力についてお話しします。

メールマガジンは、ラジオや深夜テレビの販促番組に似ています。 共通するのは「閉鎖的」で「情報が欠落している」事です。

メールマガジンは文章ばかりで実態が見えず、ラジオもまた聴覚のみを使用します。 深夜の販促番組は、ほとんど番組独自の商品を紹介するので、商品に対する客観的な情報(口コミなど)が一切失われてしまいます。

「情報」が欠落すると、人はそこをイメージで補おうとします。 イメージの仕方は人それぞれですが、いずれも現実より誇張した妄想を抱く事がほとんど。 うまく良い方向にイメージを誘導できれば事実の何倍もの価値を演出する事が出来ます。

また、「閉鎖的」な環境において人は人為的誘導にきわめてかかりやすい傾向があります。

「耳元でささやくと相手に行為を抱かれやすい」 なんて心理学を恋愛に応用したテクニックがありますが、周りの情報をシャットダウンされてしまう事で、客観的な判断力を失い言われるがままになってしまう事も珍しくありません。

日頃客観的な判断をしていればいる人ほど、自分一人の主観で物を判断する事が不得意です。

たくさんの人と関わって社会生活を送っている人は誰しも客観性と協調性を持ち合わせています。 気を使いすぎて主体性を失っている人ほど、こうした手法にかかってしまいます。

 商材の魅力をより大きな物に感じてもらうために、時には「伝えない」事も有効です。

メディアの解離

公開日: : コンテンツマーケティング

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「テレビ」と「インターネット」は既に完全に認識が解離しています。

テレビに誘導され流行が操作されていた時代から、インターネットの普及により人は各々が独自に情報を収集し選択するようになりました。

メディアの影響力は著しく減衰し、新しい世代にはテレビを見ない人間も少なくありません。 ニュース番組ではネットの記事やTwitterをソースの報道を行う事も多く、まさに立場は逆転しつつあると考えて間違いありません。

テレビとインターネットの両方で活動している芸能人を見ると、この状況を認識して賢く使い分けをしている方を見かけます。 非常に興味深い内容だったので、今回は紹介させていただきます。

■お笑い芸人のバランス感覚 タレントの方は基本的に二つの視点を意識しています。 「現場」と「視聴者」です。

ステージではオーバーでわかりやすい内容が受けるのに対し、テレビの視聴者はそれを物足りなく感じます。 オーバーに演じつつ、特定の話題やワードでモニター前の視聴者の興味を失わないようにバランスを考えて発言をしなければなりません。

現在は「インターネット」の評価もあるので、3つのメディアに共通して満足してもらう必要があります。

また、関西芸人は関西のテレビ番組では非常にローカルな関西弁を話します。 話題やテイストもその地域にあわせて調整をしており、人を見る力が優れていないと面白いだけでは通用しない世界だというのがわかります。

 複数のマーケットが存在するという事は、チャンスであると同時に実績に傷を付けてしまう危険性があります。

最高の評価をうけることも大事ですが、自分がどのマーケットに影響を与えているかを考え、バランスをとる事はウェブマーケティングにとっても非常に重要な要素です。

百点を取りにいくより、平均的に70点が取れる人の方が現代の戦略には向いているのかもしれません。

みんなネットで何してる?

公開日: : ソーシャルメディア

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「日本人のSNS利用離れが加速!外国人『日本人はネットでなにしてんだよw』」 という面白いスレッドが2ちゃんねるまとめにありました。

世界24カ国の平均で一人あたりのソーシャルネットワーク(以下SNS)利用時間は一日3.6時間。 日本はその中で最下位で、平均がおよそ2.2〜2.5時間という結果が出たそうです。 SNS利用時間が長い国はインドネシアとサウジアラビアでともに5.1時間。

SNSだけで5時間も費やすのもすごいですが、ネット大国の日本が最下位というのは意外な結果です。

日本特有の「2ちゃんねる」などのコンテンツに関してはカウントに入っていない事が予測されますので、日本人のネットの使用率自体が低いという事はないとおもいます。

要因としてはタイトルにある通り、実名での活動に疲れを感じやすい傾向がこうした結果につながったと考えられます。

では、本当に日本人はネットで何をしているのでしょうか?

 ■購買意欲の無いユーザー

マーケティングの視点ではネットを市場ととらえがちですが、ネットはいわば街のようなもの。 お店があり、住宅や公園、施設等が建ち並ぶ多くの要素がつめこまれた場所です。

無料のコンテンツを作って公開している人も少なくなく、開発者ユーザーともに遊び場として利用している人が大多数と考えて言いでしょう。

購買意欲を持っている人は限られた人になりますので、非常に少ない人数を相手にしている事になります。

個人でソフトを販売している開発者は、無料のソフトを多数提供してその中で有料コンテンツを販売する方法をとる方も多く、信頼の上で商品を購入できるので非常に有効な関係を築けるというメリットがあります。

私もそういった経緯で商品を購入する事は少なくありません。 前のめりな人間を前にするとつい肩肘が張ってしまいますが、リラックスしている隙をつかれると何とも人間の心理とはもろい物かと痛感させられます。

マーケティング学習法

公開日: : コンテンツマーケティング

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「なんでこんな物が流行るんだ?」 そう思うコンテンツに出会った事はありませんか?

本来であれば良質なコンテンツが評価されるはずのものが、どの業界でも思いもよらない一見陳腐に見える物が評価されている現状があります。

「あんなものを買う奴はバカだ」 などと見下してしまったら、あなたはマーケティングを行う人間として失格です。

どんな内容であれ成功したのは事実、そこに至までの必然があったに違いないのです。

今回は、過去の成功事例からマーケティングを学習する方法についてお話しします。

■要素を分析しリスト化する。

コンテンツが話題になるには複数の要素があります。 「マーケティングが成功した」 「時代と偶発的にマッチングした」 「コンテンツの質が評価され口コミで広がった」 など。

細分化して分析するほど自身のコンテンツに対しての客観的な視点を鍛える事にもなります。

音楽シーンで一つ例を出してみましょう。 新しい「音楽バンド」がほとんど商業的に成功しなくなった中で、2012年に国民的な知名度を得たバンド「ゴールデンボンバー」を分析しています。

・音楽性 既存の音楽のオマージュが中心 →音楽を知らない人にも受け入れられやすく親しみやすい

バンドでありながら演奏を一切行わず、ダンスパフォーマンス中心 →バンドシーンの批判を中心とした話題性を演出できる

・タレント性 奇抜なルックスと、それに反する奇策で庶民的なトーク →引かれる事無く親しみやすいオリジナル性

・マーケティング ニコニコ動画を中心とする動画サイトでの、主にバラエティ系での動画配信。 →ブレイク後に音楽面以外での再評価につながる。

・ブレイク要因 「女々しくて」の楽曲のCM起用による

 以上です。 彼らはお笑い芸人出身のメンバーがいる事もあり、非常にユニークな戦略で成功した例といえます。 お客さんだけでなく、業界の人間にも話題性を理解されたからこそ、ここまで上り詰めたと言えるでしょう。

これは例に過ぎませんが、どんな物の成功にも複雑な要因が潜んでいます。 あなたなりの目線で解釈し今後のマーケティングに活用しましょう。

 

ホームページは時代遅れ!?

公開日: : コンテンツマーケティング

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「ホームページなんて誰も見てないじゃないか!」 私は最近そんな風に思っています。

作ってる側はいきごんで作る物ですが、ホームページはいわばお店そのものみたいな物ですから、外観が立派でも中身が何も無ければ人は何の関心も示しません。

Flashサイトなんて一時期ははやって、ファッション系企業がこぞっておしゃれなフラッシュサイトを立ち上げていましたが、商業的に効果があったかというと甚だ疑問です。

フラッシュサイトは動作が重い事も問題で、ユーザー側のネット環境によっては動作が遅かったりクラッシュしてしまう事も問題の一つでした。

改めてウェブサイトのことを見直してみようといろいろ調べてみると、日本と外国のウェブサイトの作り方の違いに驚きます。 技術的に劣っているという事はないのですが、海外のサイトには「ユーモア」や「サービス精神」に溢れています。

日本はどちらかというとシンプルで地味なデザインが多く、侘び寂びといえばそれまでですが、ちょっとインパクトに欠ける印象があります。

子供でも触ってみたくなるような、おもちゃのようなワクワク感が海外のサイトにはあり、内容がわからずとも無条件に興味をもってしまいます。

ホームページは見てもらって始めて意味がある物です。 目的を伝えるのと同じくらい、興味を持って楽しんでもらう事も大切です。 言葉でごたごた言うよりも、感覚で伝えてもらう方が何倍も説得力があります。

日本のサイトにはそうした要素を盛り込んだサイトは少ないので、もっとアグレッシブに取り組んで欲しいと願うこの頃です。

ソーシャルメディアに押されつつあるホームページ。 しかし、情報や合理性を追求するよりも、落書きのようなユニークなサイトの方が夢があって、これこそインターネットの進まなければ行けない道だったのではないかとすら思います。

必要な事や便利な事だけを追求しても面白くありません。 常に遊び心を忘れずにいたいものです。

ブランディングの重要性

公開日: : ブランディング

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音楽の業界で「一発屋」という言葉があります。 大ヒットを飛ばしたのですが後が続かず、地位を確立できなかった人です。 不思議なのは、その人の作風やクオリティ自体は、その前後で大きく差がない事です。

なぜ、品質が同じなのに評価が大きく変動してしまうのでしょうか?

■ブランディングとは?

大成功してから長続きしない人は、大体この「ブランディング」に失敗している事がほとんどです。

「ブランド物」 何を連想するでしょうか? グッチ、シャネル、フェラガモといったところでしょうか。

映画で言えば「ジブリ」 アートで言えば「岡本太郎」 音楽で言えば「Mr.Children」 など。

コンテンツの内容に関係なく、ブランド力が働く事により、評価や興行的に成功しやすい土壌を作っているのが、ブランディングの力です。

そんなものなくても「良い物は良い」のですが、たくさんの人に関心を持ってもらう事は、どんなコンテンツや商品においても重要な事で、重要な要素である事に疑う余地はありません。

 「あの人は正直な人だから、嘘はつかない」 という他人の評判も、その人が培ったブランドと言えますし 「○○の作品は、常に深い深層心理を表現している」 と噂されれば、ただの花の絵が億単位の価格で売買されたりします。

 ■ブランディングに必要なのは?

これを行うのに意識するべき点は2つ。

「アイコン」と「偏り」です。

 ・「アイコン」とは、ブランド名や、人名、顔など、一言で言い表せるような、わかりやすい印のようなものです。

印がある事でブランドのものである事を認識し、過去のイメージを先入観として持ったまま、商品やコンテンツを評価します。 ひとつひとつが斬新な内容でなくとも、数を積み重ねる事により人は安心し、信用する、という性質があります。

 ・「偏り」というのは、いわば個性です。 個性と言わず「偏り」と表現したのは、数ある商品のすべてが個性的である必要はなく、 「共通した一つの偏り」が、ブランドを構築してゆくからです。

最初は良い物でなくとも、偏りをもって数を積み重ねてゆくと 「この人はこういう作風だ」 とイメージがつきます。

 作風の系統が好みの人は記憶のどこかに印象として記憶するでしょう。

 仮に一つ、ヒット商品が生まれるとします。 その中には 「○○が好きだ」ではなく 「○○のブランドの作品が好きだ」 という認識で、評価をする人が必ず一定数は存在します。

日本人の性質上、日本はむしろブランド志向を好む人の方が多いと思います。

 多くの人に評価を受ける機会には、それを結果ではなくチャンスとして活用し、ブランドに魅力を感じている顧客との関係を築いていく事で、ブランディングの効果は、ゆっくりですが確かな物となると思います。

 

テンプレ思考に注意!

公開日: : 集客コラム

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長く同じ業界で仕事をしていると徐々に効率化されていきます。 時代によってコンテンツの形は変われど、その土台となる要素は一貫していて大きな変化をしないからです。

代表する例として、iPhoneアプリの開発者に聞いた興味深い話があります。

彼は主にMac用のウェブやシステムを開発していた人間なのですが、iPhoneが登場してアプリ制作の仕事に取りかかったときもほとんど技術的に問題無く作業が行えたそうです。

iPhoneの開発言語は当時としては非常にユニークなものでした。 業界的にはパソコンといえばwindowsがまだまだ強かった時代の開発者は一からその言語を習得せねばならず、頭を抱える事になりました。

しかし、iphoneの言語はmacの言語と非常に似た傾向を持っており、時代の中でmacの進化を感じながら仕事をしてきた彼にとっては非常に自然な流れでそれを習得できたようです。

 これは非常に例ですが、システム開発とウェブマーケティングの要素は質が少し異なっています。 学習しすぎる事でデメリットになる点について考えてみましょう。

 ■テンプレ思考に注意!

作業とは「アイデアを実現する事」 企画とは「人の注目するアイデアを構築する事」 です。

いわば、設計士と現場の作業員の関係です。

実現できないアイデアばかりを提案するのは非常にナンセンスですが、実現する事だけが先に立っても良いコンテンツは生まれないでしょう。

ひとつのコンテンツを運営している間に大きく時代や流行が変化してしまう事は珍しくありません。 自分のいままでの経験だけにとらわれていると大きく時代に取り残されてしまう事になりかねません。

新しい技術を習得するのは非常に大変な事なので、開発の人間でも出来ない事を要求されるのを嫌う開発者も少なくありません。

 普段から少しずつ新しい要素を取り込む癖をつけ、時代の変化に順応できるように心がける事が大切です。

ジブリが潰れない理由

公開日: : ブランディング

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ジブリはたった二人の映画監督で成り立っています。 「宮崎駿」と「高畑勳」の二人です。

1985年に始まり、たった二人の監督がこの制作会社を守ってきたのです。 高畑監督は「蛍の墓」以降ヒットに恵まれませんでしたから、クリエイターとしては宮崎監督一人の功績と言って過言ではないでしょう。

ジブリは納期や予算にとらわれずストイックに製作をする会社として有名です。 一作品の興行が会社の運命を決める、というシチュエーションを何度もくぐり抜け今に至っています。

宮崎監督の作品としてイメージが強いもので 「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」 があげられます。

しかし驚く事に、この両作品とも興行的には失敗の結果に終わっているのです。

「魔女の宅急便」の成功から現在のジブリへの道が始まるのですが、おおげさでなくいつ潰れてもおかしく無かった事は確かです。

彼らの成功の要因はいったいなんだったのでしょうか?

 ■名クリエイターと凄腕マネージャー

ジョージマーティンとビートルズに代表されるように、世に出る天才の裏には必ずそれを支える優秀なマネージャーがいます。

ジブリでは「鈴木敏夫」という人物がそれにあたります。

彼は二人の優秀なクリエイターを見いだし、公私のバックアップと奇抜なマーケティング戦略によってジブリを杞憂な会社にしたてあげました。

ここで面白いのは、クリエイターとマネージャーの意思は、まるで正反対にあるということです。

自分を追い込みストイックに作品を追求する前者に対し、後者は興行を成功させる事だけを考え行動します。 普通はここで対立構図が生まれてしまうのですが、鈴木さん本人が二人の監督の大ファンであり良き理解者である事で、二人をうまく誘導し時に騙してでもマーケティングを強行してしまうところが彼の名プロデューサーたる所以です。

作品そのものもさることながら「宮崎ブランド」「高畑ブランド」を全面に押し出しイメージを定着させる事で、大きな宣伝等打たなくともお客さんとの強い信頼関係が築かれた事がジブリの本質ではないかと考えます。

 

コンテンツの展開力

公開日: : コンテンツマーケティング

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良い結果を長く継続する事は簡単ではありません。 たまたま一つのビジネスが高い評価を得たとしても、次にもかならず良いものが作れるとは限らないからです。 人は慣れやすく飽きっぽい生き物ですから、少し時間が空いてしまえば傾向そのものに興味を無くしてしまうかもしれません。

今回は、人の心をつかんだら長く離さずに持続させる方法について考えてみましょう。

■展開を計算にいれたマーケティング

ドラマや映画、漫画にも「シリーズ物」という手法は多用されています。

コレクションに似た感覚ですが 「ひとつを得ると、その全てをそろえたくなる」 という性質が強い人の割合は非常に多く、コンテンツに関しても例外ではありません。

現代にも実態の無いカードゲームに大金をつぎ込んでいる人が多くいる事から、時代が変わってもこの性質が変化していない事がわかります。

こういった複数を横に展開するマーケティングは、人を依存させ冷静さを失わせる傾向があります。

 コンテンツにおいても長期的に結果を維持するために、長い期間を空けずに新しい内容を発表する事で、この性質を利用する事ができます。

時代の流れやタイミングによってその結果が左右されるように、複数の商材がある場合はリリースの間の作り方によって興味をあおる演出をする事が可能です。

 こうしたマーケティングが得意な人間は逆算して考え、展開力に優れているコンテンツのみを採用し実現する傾向があります。

ひとつのアイデアを実現するのは大変ですが、その類似品を作るのには大した労力はかかりません。 一発あたれば一度に複数のヒット作が期待できます。

うまみが多くリスクが少ない、商業的に非常に合理的な手法だと考えられるでしょう。

 事実、商業的に大成した人物はこの手法を使用している人がほとんどといえます。 成果ばかりを気にして不毛なコンテンツを量産するのは考えものです。

しかし、成功と失敗のある世界。 成功した時には最大限の成果を得られるように対策を講じる事は大切な事だと思います。

 

コミュニティを活用する

公開日: : ソーシャルメディア

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ネットにあるのはほとんどが確証性のない情報です。 大手サイトは信頼性が高いというだけで、これもまた確証がなありません。

インターネットとは現実世界とは違い、虚実入り交じった不明瞭な世界なのです。 その中で利益を得るべくマーケティング戦略を練る必要があるのですが、よほどの信頼性が無い限り見ず知らずの人のコンテンツにお金を落とすような人はいないでしょう。

どうすれば人の信頼しうる存在になれるのでしょうか?

 ■コミュニティを活用する

人の信頼を得るための基本は「コミュニケーション」です。 相手が一人でも大多数でも、それぞれが個性ある一人の人である事に変わりはありません。

現実世界でコミュニティが存在するように、それはソーシャルメディアにも存在します。 言葉通り「コミュニティ」という機能である事がほとんどです。

共通の趣味や仕事を持つ人たちが集まっているので、コンテンツのターゲットがいそうなコミュニティーに参加して交流を持つ事で、直接顧客になったり市場のリサーチに利用する事が出来ます。

チラシを一枚もらうのと、直接目の前で勧誘されるのではその効果は歴然です。 一人の友人として交流し、時に全く関係ない無駄話等を積み重ねていく事で、あなたのビジネスへの警戒心は確実に薄くなっていく事でしょう。

 コンテンツのプロモーションに必要な事は 「その人にとってそれが必要だ」 ということを演出する事です。

ビジネスとしてではなく友達への助言として、自分のコンテンツの必要性を説明できる必要があります。

所詮顔も声も知らない人との付き合いはどこで関係にひびが入ってしまうか分かりません。 プロモーションを行う上で、そこのステップに進むまでの流れや内容に矛盾や強引さがないようにロジックを構築しなければなりません。

友人を飲みに誘うようなちょっと軽めのノリで取り組んでみると良いかもしれませんね。

 

キャッチコピーは迷惑メールに学べ

公開日: : コンテンツマーケティング

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「迷惑メール」たくさん来ますよね? 私はiPhoneを持つようになってからだいぶ数は減りましたが、昔のドコモ端末なんて一日何十通というペースでした。

今でもフリーメールのアカウントには日々たくさんの迷惑メールが受信されます。 (フィルターにかかってしまうのでほとんど目にする事はありませんが。)

出会い系やアダルトサイトのものです。 出会い系サイトによる今から15年近く前に始まり、多くの人が被害にあった事がメディアでも大々的に報道されました。

その情報はほとんどの人が認知しているのに、未だに年間で億単位の金額の被害があるといいます。

 決して許される行為ではないですが、何故今になっても見え見えの手法に引っかかってしまう人がいるのでしょう?

 ■人を惹き付けるキャッチコピー こうした悪質なメール等には、人の心理を実によくついたキャッチコピーが数多く存在します。 彼らとて顧客がいなければ収入はありません。 送られてくるメールも非常にバラエティ豊かで、アプローチする手法も様々です。

いかにも素人という稚拙な文体も数多く見られますが、自由にやっているからこそユニークなアイデアが多数あるのもまた事実です。

はたから見れば冗談のようにしか思えない内容でも、当事者には非常に印象強く行動を起こさせるほどのものに感じられるのだから不思議です。

もともと、ペテンというのは人の心理を理解し誘導する事が基本ですから、これは商業におけるマーケティングとほぼ同意義と言えます。

どうせ普段からこちらは迷惑させられてるのですから、少しぐらい有意義に手法を応用させてもらってもバチはあたらないでしょう。

 シンプルな言葉で本質を伝える能力というのは、ビジネスでも恋愛でも教育などどんな場所でも人の信頼性を高め、人間関係を良い方向に導きます。

 自分のコンテンツに煩雑さを感じたら、こんな生活のワンシーンからヒントを得てみるのも面白いかもしれません。 (くれぐれも悪質なサイトには手を出さないように!)

 

アンカリング効果の応用

公開日: : 販売戦略

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「通常4800円の所を、今回は特別に・・・2980円!」

お得だと思いましたか? これが「アンカリング効果」です。 効果や手法は説明するまでもないでしょう。

商品の価格なんてもともとお店が決めているのですからお得もヘッタクレもないのですが、自分が購入する立場になると無意識に得をしているような錯覚に陥ってしまいますね。

昔から使われている古典的な手法ですが、ウェブマーケティングにおいても様々なところで多用されていますね。

課金制のポイントを使用しているサイトは必ず本来の価格を提示しますし、ソフトバンクの孫社長のツイートでも通常料金を発表してから数日後に値下げを発表する等。 明らかに確信犯である事がわかります。

iPhoneアプリの市場でも、アンカリングの応用を使用している例を見つけました。

有料アプリとしてリリースしておいて、期間限定の無料セール!と銘打って集客を誘う手法です。 無料アプリはAppStoreに溢れているので珍しくも無いのですが、期間限定と言われるととりあえずダウンロードしておかないと、という心理でダウンロード数が見事に伸びるのです。

有料アプリは課金で収益を得ているので基本は広告を入れないのですが、そのアプリは開いてみるとガッツリ広告が入っています。

「騙されたお前が悪い!」 と言わんばかりの開き直りっぷりには惚れ惚れします。

一年中続く洋服屋の閉店セールぐらいたちが悪いです。

 これはマーケティングというより心理学の応用なのですが、無意識中での反応なのでわかっていても反射的にひっかかってしまうのが大きな特徴です。

知らない人は憤るかもしれませんが、もはやこのくらいのテクニックは一般常識と言えるレベル。 引っかかっても文句は言えないかもしれません。

そのまま使うのも芸が無いので、バレないようにひっそりと忍ばせるくらいがちょうど良いかもしれませんね。

 

アクセス数の罠

公開日: : アクセス解析

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「アクセス数」はインターネットの世界において、人の注目度・興味を示す重要な要素の一つです。

テレビでは視聴率がそれにあたります。 数字一つで多くのスポンサーが動き、億単位のお金の動きがある事を考えると、「アクセス数」がいかに大事か、理解いただけるかと思います。

しかし、それはいつでも正しい判断と言える訳ではありません。 テレビが視聴率を鵜呑みにして、コンテンツを劣化させている現状のように、ただ数字を得ただけでは、評価だとは言えない可能性があります。

今回は、そんな一例をご紹介します。

 ■「暇つぶし」ユーザーに注意!

最たる例として、「ニコニコ動画」が挙げられます。 「Youtube」と類似する動画サイトなのですが、 ・動画試聴に会員登録が必要 ・再生中に、コメント入力が可能。コメントは画面にスクロール表示される。 ・2ちゃんねると同様、視聴者の匿名性が尊重されている

「2ちゃんねる」が「便所の落書き」と揶揄されるように、ニコニコ動画のユーザー層も、過激な政治思想を持つ層、オタク層、若年齢層など、個性的な人間が多いのが特徴です。

「Youtube」は最近では再生前のCMでアフリエイト式に利益を上げる方法が用いられ、クリック単価で利益を挙げられるのに対し、ニコニコ動画では、動画自体で利益を上げる方法が存在しません。

純粋な宣伝のツールとして使用する他に用途がないのです。 代わりに、アクティブユーザー数が多く、アクセス数を稼ぐのが難しく無いのですが、「雑談場所」「たまり場」の解釈で利用をしている人が多く、プロモーションとしての活動に非常に警戒感があります。

「ニコニコ動画で○万再生!」 と結果を出しながら、活動が全く利益に影響していないユーザーも数多くいます。

 単に数だけを見ていると、本質が分からなくなる事はよくあります。 そのフィールドの性質と特徴を見極めて、場面にあったマーケティングを心がけましょう。

 

SMOを高めるには

公開日: : ソーシャルメディア

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■SMO【Social Media Optimization】 (ソーシャルメディア最適化)

ブログや掲示板、SNSといったユーザが情報を発信するソーシャルメディアにて、認知度や評判を高め、サイトへのアクセスや評価を向上させることの事をあらわします。 Ogilvy Public Relations社のRohit Bhargava氏が提唱した概念。

SEOがアクセス数をあげるための物理的な対策なのに対し、SMOはアクセスしたユーザーからの評価を高めリピートによるアクセス向上が狙いです。

この違いは日本野球とメジャーリーグの選手の評価の仕方に似ています。 日本では、状況に影響されない「打率」「防御率」で評価するのに対し、アメリカの評価方法は「得点圏打率」「守備防御点」という”チャンスやピンチにどれだけ活躍できたか”という数値を軸に評価が決定します。

なので日本人から見ると、打率が高いのに評価が低いという矛盾が生じるのです。 プレッシャーに勝てない選手等いらない、というのは勝負の世界で非常に理にかなっていると感じます。

不特定多数へのアプローチのSEO、リターンユーザーの為のSMO。 どちらが重要かは世の中も徐々に理解をしてきたように思います。

 SMOを提唱した同氏は守るべき5つのルールを提案しています。 「リンクしやすくする」 「ブックマークやタグ付けをしやすくする」 「リンクに対して褒章を与える(リンク元リストやトラックバックリストを表示する)」 「コンテンツをWebの外に持ち出しやすくする(音声やPDFなども置いておく)」 「マッシュアップ(コンテンツを外部のサービスを組み合わせること)を奨励する」

ウェブマーケティングの上手な方の記事をよく観察すると、上記の5項目をきちんと守っている事が多いです。 理解者であるユーザーを失わないよう、SMOの向上に徹した行動を心がけましょう。

SEOに強い「2ちゃんねる」

公開日: : ソーシャルメディア

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「2ちゃんねるコピペブログ」 「2ちゃんねるまとめサイト」 が大きな影響力を持ってきています。

SEO的な観点から見ると一見めちゃくちゃな物ばかりですが、関係のない検索をしてヒットする確率は非常に高く、ブログランキングの上位を独占したりしています。

今回は、2ちゃんねるコピペサイトのSEOの強さの理由について考えてみます。

■語彙が膨大である

2chまとめは不特定多数の書き込みをまとめているので、個人が無尽蔵の語彙を持っていること同意です。 語彙が豊富だということはブログ全体の単語数を増やすことに繋がり、検索エンジンからの流入キーワードが増えることに繋がります。 ロングテールキーワード(検索数が少ないキーワード)でも、毎日の更新で記事数が膨大になれば、決して軽視できないものになるでしょう。

■コンテンツの豊富さ

2ちゃんねるの書き込み数は1日で約200万件。 痛いニュース(ノ∀`) は一つの板に絞っているブログでありながら、ブログランキング乙で1位を維持し続けるだけの質を持っています。 コンテンツが無数にあるということは毎日ブログ更新が可能で、毎日記事数が増えるということ。

面白いコンテンツを作るのは難しいが、面白いコンテンツを探してまとめるのは難しくありません。 アクセス数が被リンクに繋がるわけではありませんが、相対的な可能性はあがると言ってよいでしょう。

■ジャンルが多彩

2ちゃんねるは700以上の板(掲示板)があり、それぞれの板に数百のスレッドがあり、 『ハッキングから今晩のおかずまで』 というキャッチコピーのとおり、バラエティに富んだ書き込みがあります。 検索数や需要、ブームなど、話題を使い分けることができます。

■ターゲット(見込み客 )が多い

犯罪予告やプライバシー侵害、2ch管理人の訴訟問題など、一部からは良い印象を持たれていないため、ネットユーザーでも 2ちゃんねるを見ないという人が存在します。 2chまとめブログの読者には「まとめブログ」だけ見るという人がいるため、潜在的読者は2ch以上と言えるでしょう。

 一人で作り出せるコンテンツの量には限界があります。 この例を参考に、世の中に活用できるコンテンツは無いか探してみるのもヒントになるかもしれません。

 

Facebook広告の効果は?

公開日: : ソーシャルメディア

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広告はもはや企業だけの物ではなくなりました。

テレビCMに莫大なお金がかかるのに対し、ウェブでの広告やプロモーションはコストが極めて安い。 ウェブ広告は世界にアプローチする事が容易で、うまくやればテレビ広告に匹敵する効果をもたらします。

そこで現在注目されているのが、Facebook広告。 ユーザーページの右部分に表示される広告です。

一日約500円前後ではじめられる広告に、いったいどれほどの効果があるのでしょうか?

 ■ターゲット層を細かく設定が可能!

FacebookはパブリックなSNSなので、ユーザーが非常に細かい情報を提供しています。 広告掲載の際にはこれを活用し、国・地域・年齢・性別・交際状況・趣味などのさまざまな条件を設定しアプローチする事が出来ます。

広告の費用は対象者の人数により変動するので、ターゲット層をしぼって設定する事で費用を抑える事が可能です。

 ■キャッチーな要素で「いいね!」を増やすのに効果的。

直接商材を売るような広告ではあまり結果を出しにくいFacebook広告ですが、Facebookページの紹介や、プロモーションとしては大きな効果を発揮するようです。

ターゲットに対しての広告の掲載率は非常に高く、一般的なFacebookページで一週間に「いいね!」が約60近く増えたというリサーチ結果もあります。

通常のウェブ広告と同様、人の目を引くようなキャッチーな要素がないと興味をもってもらえる可能性は低いです。 現状の広告を参考に、ターゲットにあったコピーやデザインを思案しましょう。

 ■新たな広告「Promoted Post」と「Facebook Exchange」

Promoted Post(プロモ―テッドポスト)はタイムラインに投稿した記事を広告とし、ユーザのニュースフィードに表示するというものである。 一般的にページの投稿はファンの16%にしか見られていないといわれており、ファンに見てもらうために始まったのがこのプロモ―テッドポスト。

「Facebook Exchange」はFacebookユーザがFacebook外のサイトを訪問した際にcookieを設定し、そのユーザのネットでの行動履歴に応じて、Facebook上に広告を表示するというもの。

 FacebookもまたSNSとして特殊なユーザーの動きと傾向を持ち、日々革新的に姿を変えています。 流れをうまくつかめれば非常に低コストでアクセス数を稼ぐ事も可能なので、是非一度チェレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

Facebookページを使おう

公開日: : ソーシャルメディア

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あなたはウェブサイト以外に「Facebookページ」を持っていますか?

Facebookページとは、Facebookの中に開設できる企業や人物、ブランドなどを紹介するページのことです。 本人や代理人であれば無料で開設することが出来ます。

主に企業やメーカーのページとして利用され、「いいね!」を押すとそのページのフィードがシェアされる構造になっています。 いわばFacebook版ファンサイトといったところでしょうか。

 この機能の最大の特徴は、コンテンツではなくメーカーのブランドに対してのファンの数が数値化される事です。 特定の商品だけが好きな人は「いいね!」を押しません。 メーカー全体のスタンスや商品のブランドを評価しているからこそ期待をこめて自分のフィードに表示したくなるのです。

また、ツイートが埋もれてしまうTwitterに対し、Facebookはボリュームのあるコンテンツの投稿が主なため、数が少なく投稿が埋もれません。

「いいね!」や「コメント」によるファンとの密接なコミュニケーションも可能で、アンケートも活用すれば信頼性の高い情報を獲得する事ができます。 新しいコンテンツの発表の際には「シェア」による情報の拡散も期待できます。

Facebookの情報の信頼性が高い理由として「実名登録」があげられます。 名前という個人情報を公開する事で、自分の名前に傷を付けないような発言や行動に責任が生まれるのです。

匿名性の高いインターネットの世界の中では、限りなく現実に近い「社交性の高い場所」である事は間違いありません。 他のSNSや匿名掲示板で見かけるような、キチガイじみた言動をする人がいないのもこのためです。

 また、Facebookでは、ページ右部に友達の行動が表示される事があります。 「○○さんが○○に『いいね!』しました」 というアレです。

「信頼性のある人が評価をしたならば、自分も一度は見てみよう・・・」 実に功名で賢い戦略を持ったツールだと感心させられます。

 最大限に活用すればマーケットを広げられる事は確実です。 是非一度試してみましょう!

 

『シェア』を活用する

公開日: : ソーシャルメディア

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人間関係の中で 「この人とは付き合っていこう」 と感じるのはどんな人ですか?

おそらく ・気が良く合う ・役に立つ、お金持ち ・面白い、ユニークな事を考える

この程度ではないでしょうか? まとめると、どんな分野であれ自分にとって有益な人という事になります。

ウェブにおける人間関係においても、同じ事が言えます。 仲良くなったり、メールやSNSでのやり取りから仕事や恋愛につながったり、形は変われど本質に大きく変化はありません。

今回は、Facebookの『シェア』という機能を使って、自分の事を 「あなたに有益な人」 と思わせる方法を考えましょう。

 ■『シェア』=共有コンテンツ!

少しでもインターネットで仕事をされる方はFacebookを使っていない人はいないと思います。

日本では、少し前まで「mixi」がSNSの最大手でしたが、時代の流れとともに現在では「twitter」「facebook」がソーシャルメディアの主流となっています。

二つのメディアの違いは文字数であり、少ない文字数でコミュニケーションをとるtwitterに対し、Facebookは日記やブログのように、近況や情報を発信、受信するツールです。 顔や実名で登録する人が多く、パブリックなイメージをもつのも特徴です。

Facebookは、世の中の傾向や趣味趣向をとらえるのに非常に便利なツールです。 有益だと感じる書き込みや記事をシェアすると、すぐに「いいね」やコメントでの反応があります。

興味がある記事を書いた人をフォローする事で友人も増え、その記事をシェアする事で、自分自身が 「面白い情報を発信する人」 となるのです。

この相乗効果で、簡単にフォロワーを増やす事が可能で、「シェア」しているだけなので、記事を盗用、引用しているわけではないのがミソです。

アンケート機能も存在し、アンケートで自身のコンテンツへの反応を試す事も出来ます。 (ユニークなアンケートアプリを開発し、市場調査に役立てている会社もあるぐらいです。)

 自らがコンテンツを作る事なく、人々の関心を得たり、趣向を調べる事ができる。 試してみても損はないのではないでしょうか?

「面倒臭い」は役に立つ

公開日: : ソーシャルメディア

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多くの発明は「面倒臭い」という視点から生まれています。

メディアではドクター中松さんが発明家として有名で、彼は数々の奇抜な発明品を残しています。 しかし、世の中に浸透し高い評価をうけている特許製品は大体生活の効率を上げる要素の物がほとんどです。

「チャック」 「石油ポンプ」 「醤油差し」 など、億万長者の特許製品は生活関連がほとんどです。 (最近では、消せるボールペンが話題ですね)

 この傾向から判断するに、人は生活を効率化させるツールが好きなようです。 現代人の生活の一部と言えるインターネットの中で、この法則は応用できないのでしょうか?

 ■「面倒臭い」をコンテンツに変える。

もともとインターネットも「面倒臭い」が発祥のツールと言えます。

「買い物をしたいが、家を出るのが面倒臭い」 「○○に行ってみたいが、そんな暇も体力も無い」

そんな様々な思いを実現させたのがインターネットです。 公私ともに人の活用できる時間は飛躍的に増加し、人々は昔とは比較にならないほどの作業をこなすことができるようになりました。

人は欲深い生き物ですから、今でも際限なくさらなる効率化を求めています。

 「ソーシャルメディア」は「面倒臭い」を利用したコンテンツであると言えます。

たくさんの人々と交流する上で生じる様々なしがらみや人間関係を排除し、必要な交流だけをシンプルに行えるツールであることで、人はそのわずらわしさを感じずに人間関係を構築し維持する事が出来るのです。

その象徴として、日本では「年賀状」という文化が年々衰退しつつあります。

ソーシャルメディアで年明けのあいさつをすませるケースも多く、一つの手段として社会的に認識されているのがわかります。 (Facebookの登録が義務化されている企業もあるほどです。)

 冷静に考えてみればソーシャルメディアはただのツールに過ぎず、プロモーションをしているのは利用者本人だったりします。 Twitterも驚くべき普及率ですが、システムとしては誰にも開発できないたぐいの物ではありません。

単純な内容でも人の「面倒臭い」を解決できるコンテンツは、社会現象すら巻き起こす可能性があります。

人が何を求め何を面倒に感じているか、良く観察し検討する必要がありそうです。

 

「伝える」を意識する

公開日: : コンテンツマーケティング

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WEBと現実の世界でのビジネスには大きく異なる事があります。 「発信者と顧客の意思の疎通が難しい」 ことです。

実際に顔をあわせての販売などであれば、会話の中で顧客の好み等を分析しリアルタイムに判断をする事ができますが、WEBではそれができません。

全てがユーザー主導となってしまうのがWEBサイトの最大の特徴です。

 WEBサイトは、ユーザーが希望しているページへ到達させることも難しいく、商品の良さを「テキストと画像」のみで伝えなければならない。 商売を考えるととても難しいツールなのですが、気づいていない人が多いのも事実。 基本的に受身にならざるを得ないのです。

我々はどうやって顧客の好みを見極め、商品の良さを伝える事ができるのでしょうか?

■「伝える」を意識する

デザインばかりが先行して、カッコいいけどなんだかわからないウェブサイトは少なくありません。

それが許されるのは 「ウェブサイトそのものが、そのひとのコンテンツの一部である」 場合に限られていると私は考えています。

芸術分野や開発の分野においては、サイト自身がセンスや技術力を判断する要因になりえます。 が、基本的にそれ以外の分野においては「コンテンツの魅力を伝える場所」にすぎません。

 良い商品を売っているからといって、派手に着飾ってくる営業マンなんていませんよね? 大事なのは商品で、営業の人間に必要なのは商品の魅力を伝える事に他なりません。

先述したように、WUBというのは基本的には発信しか出来ないツールです。 言葉一つとっても、複数のどのターゲット層にもわかりやすく明快でなければなりません。

感覚的なあいまいな要素ではなく、数値や実績や口コミなどの具体的な要素が効果的なマーケットである事は間違いないでしょう。

どんな小さな事にも「伝える目線」を常に意識し続ける事が重要になると思います。

 

「課金厨」の心理

公開日: : ソーシャルアプリ

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GREE社に代表する「課金型コンテンツ」の手法が主流になりつつあります。

コンテンツの低価格化からソフトの値段を下げる事が避けられず、その対応策として作られたのが、コンテンツ内でアイテムやカードを購入させる「課金型」というシステムです。

スマートフォンアプリの中では「LINEゲーム」などが有名です。

■ターゲットは「課金厨」のみ!

ユーザーのほとんどは企業のもくろみを理解しているので、大多数が無料もしくは少額の課金で利用をしています。

しかし企業のターゲットはその人たちではなく、中毒的依存をする「課金厨」の人たちです。

彼らの特徴は、自身の経済状況に関係なく無制限に資金を投入するのが特徴です。 「買い物病」の人と酷似していますが、本能と理性のバランスがとれず一時的な欲望に完全に従ってしまう傾向があります。

「オンラインゲーム」で社会復帰が出来なくなる人が、社会的問題になる事態も生じています。 (中国では、寝ずに50時間以上ゲームをし続け過労死したケースもありました。)

 「依存性」は人間の中でも非常に病的に強い心理であり、頭では理解をしていても本能的に行動を止める事は出来ません。

インターネットという現実と隔離された環境では、現実世界が思い通りにならないほど逃避の手段として用いられ依存度を高めてしまうようです。

 「コンプガチャ」が規制されたように道徳的に不適切な側面が多分にある手法ですが、ヒットしたコンテンツにはこの要素が隠れて使用されている事は少なくありません。

大きく見れば「ブランディング」などの手法もこのたぐいに含まれるでしょう。

 良くも悪くも強烈な効果のある手法ですが、お金を払う事に抵抗の無いユーザーは企業にとっては貴重な層であることは確かです。

飼い殺しにするような卑劣な手法はもってのほかですが、上手に心理を誘導しつつお互いが満足できる関係を構築する事が大切です。

「やりましょう」の威力

公開日: : ソーシャルメディア

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「やりましょう」をご存知ですか?

「やりましょう」とは、ソフトバンク社長の孫正義さんが使い始めた言葉です。 Twitter上でつぶやかれたソフトバンクへの要望に対して孫社長が「やりましょう」とつぶやき返すことからはじまりました。

つぶやいた要望に対しては進捗状況をソフトバンクホームページ上で公開しています。

公の場で「やりましょう」と伝えることで、一般市民に対して必ず実施するという約束をするとともに、社内への絶対実施するんだという使命を与えているようです。

 現在、日本で2位のフォロワー数を誇る孫さんですが、Twitterがまだ日本で普及をしきってない頃にはじめられたマーケティング手法は、誰もが勉強させられた事でしょう。

Softbank=iPhoneというイメージが先行していたと中、こういったユニークなアイデアや自身で手がけるCMの面白さ等はソフトバンクという会社の地位を確立するのに十分なものでした。

 現在ではマッチポンプではないか?などと批判をされ、客観的に見てもそう感じる事も少なく無い状態です。 しかし「信頼と名声を勝ち取る」という意味では、孫さんのTwitterでの使命はほとんど達成されたと言って良いでしょう。

 Twitterには批判のツイートが他と比較にならないくらい寄せられるのが特徴ですが、それが日常となる故、本当の批判か冷やかしかが判別しにくい性質があります。

それを逆手に取れれば、どんなに批判をされようともイメージダウンすることなく知名度のみを高める事ができるのです。

誰が正しい事を言っているかなど大多数の人には理解する事が出来ませんから。

 ユニークな手法をとりながらも、ツイートに真意に解答する誠実さや、自然エネルギーに代表する会社の利益とは関係ないところでの活動もまた彼の評価される要因であり、シチュエーションによってまったく違うアプローチをとれる多面性は唯一無二の物に感じます。

 ほんとにささいなアイデアが大きく物事を動かしてしまう事もあるのです。 日常の中でも少し期を配って行動をしてみると良いかもしれません。

「できるできない」は関係ない

公開日: : ソーシャルメディア

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自分の手持ちのコンテンツを使ってマーケティングを成功させようと考えると、どうしても技術や予算の問題が生じてしまい、身動きが取れなくなってしまいます。

大企業のように人材が豊富であればまだしも、個人事業主にとってはこれは大きな問題です。 「できること」で何かをしようと考えすぎてしまい、ターゲットの市場がどんどん小さくなり達成が難しく感じられてしまいます。

 でももう一度だけ良く考えてみてください。

マーケティングにおいて一番大事な事は 「多くの人がお金を出してまで望むもの」 を見つける事です。

顧客の欲求を満たし利益を上げる事こそが何より優先すべき目標であり、利益はその付加価値としてついてくるものです。 価値のあるものを作れなければ、どんなに努力を重ねたとしても何もしていないのと変わりません。

いったいどうすれば、困難な状況を打破できるのでしょうか?

■交流を有効活用する

自分が難しいと感じているとき、世の中には同じ事を考えている人がいます。 その人もまた、技術を持ちながらひとりで考え込み行動をためらっていることでしょう。

ウェブサイトであれば、技術・デザイン・コンセプトという分野があり、それぞれのスペシャリストはかならずウェブ上のどこかにも埋もれているはずです。

こうした人たちを見つけ出し自分のプロジェクトに巻き込んでしまうのもマーケティング手腕の側面の一つと言えるでしょう。

その目標が有意義かつ利益が見込める事を理解してもらえさえすれば、大金をつぎこまなくとも強力をしてくれる人間は必ず存在します。 レベニューシェアなどの話を持ちかければ依頼ではなく共同事業という形に変わるので、真剣に取り組んでくれる事は間違いありません。

リスクと責任のある仕事に手を抜く人はいないですよね?

 たとえ失敗しても、良いプロジェクトだと感じてもらえれば、そこから次のプロジェクトへの展開が生じたり、お誘いを受ける可能性もあるかもしれません。

顧客だけでなく、同じ仕事をする側に対しても、マーケティングを怠らない必要があるでしょう。

「さくら」はなぜ有効?

公開日: : 販売戦略

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「さくら」とは、顧客の購買意欲をそそるため、客のふりをして品物を褒めたり、高く買い物をする仲間の事を言います。

人だかりや行列ができていると、つい何があるか除いてみたくなりますよね? その先にお店があったりすると、なんかすごいんじゃないか?一度買ってみるか、なんて気持ちになるものです。

 ネット上にも似たような行為があります。 仲間内でアプリや商品に高い評価を書き込ませたり、最近では芸能人によるステルスマーケティング(通称「ステマ」)が問題になったりもしました。

テレビCMのようにただ広告をうつだけでは効果が無くなってしまったので、こうした巧妙な手口で商品を購入するよう斡旋する手口は至る所で用いられています。

 そもそも、他人が興味があることに興味をもってしまうのは何故でしょう?

人は「商品」と同時に「安心」を欲しているのだと私は考えます。

自分一人で商品を購入するのは不安で 「騙されていたらどうしよう」 「悪い商品だったら・・・」 など、期待と同じくらい自分で決定する事に不安を感じているのです。

 「大人気」「品切れ寸前」「限定販売!」 などとその価値を間接的に伝えられる事で人は安心し、迷う事無く商品を購入するのです。

集団意識が強い日本人は特にこの性質が強く、同じ事を海外の方で試してみると全然違う結果になったりします。

 「良い物が欲しい」と本当に願う違いの分かる人間より 「信頼できる商品を」という消費者の方が圧倒的に多く、どんなビジネスにおいても相手にするのは、ある意味素人のようなこういった層になってしまうことは避けようがありません。

質が高い事は最低条件ですが、信頼性をいかにわかりやすくシンプルに伝え、消費者の不安を打ち消す事ができるかが最大の鍵といえるでしょう。

分野によってその傾向は少しずつ違うと思います。 緻密な分析のもとに「不安な人」の心をつかむマーケティングを心がけましょう。

「SNS疲れ」を考える

公開日: : ソーシャルメディア

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昨年2012年から「SNS疲れ」という言葉が使われだしました。

ユーザー交流のツールとして普及したSNS系サービスですが、数が増え現実社会並みに関係が密接になるに従い、人間関係のネガティブな面もネット上で再現される形になってしまいました。

知り合いのツイートやコメントに返信したり、フィードを確認する事に面倒さや煩わしさを感じた事は誰もが一度は経験があるのではないでしょうか?

批判の多い「2ちゃんねる」のような匿名性の高いサイトのユーザーは、逆に長期間続けていても心的披露を感じていない事から、インターネットにおいても実名を晒しての人間関係は負担の高いものである事がわかります。

マーケティング戦略ではソーシャルメディアを軸とした手法が用いられる事は多々ありますが、そうした要素も含めて、ユーザー全体がその状況に「疲弊している」というのは確かなようです。

心的な部分だけでなく、肉体的にも同じ事が言えます。 ソーシャルメディアの普及によって、ネットユーザーがインターネットに「かけなければならない」時間は年々増加傾向にあります。

スマートフォンの普及もあり、24時間態勢で人はネットに触れる事が物理的に可能になりました。 ウェブ関連の仕事をしていなくとも、5・6時間を費やしている人はザラにいるのではないでしょうか?

メディアでは「ソーシャルデトックス」なんて造語も使われていますが、その言葉通り状況をユーザーが状況を理解し、頭脳労働をデトックスする事を意識しなければ健康面でも弊害が生じても何ら不思議ではありません。

ネットに執着している現代人がすべきことは、一度ネットから距離を置く事である事は間違いありません。 ウェブ関連の仕事をする人間がこれを言うのは非常に矛盾がありますが、ユーザーあってこそのコンテンツです。

ピンチであると同時に、誰もが望む事がある状況はビジネスチャンスでもあります。 私が答えを提示できる訳ではありませんが、打開するアイデアがある方はこれに挑戦する価値はあると思います

「kizasi.jp」をご存知ですか?

公開日: : WEBサービス

手動ペナルティがウェブマスターツール上で確認できるようになった

株式会社きざしカンパニーにより運営されているウェブサービスです。 ウェブ上のブログからキーワードを収集し、話題になっているキーワードをランキング形式で表示するサイトです。

ほぼリアルタイムで更新、ジャンル別にランキング存在します。 今現在、多くの人が何に興味をもっているかが一目瞭然でわかる、マーケティングに非常に有効なサービスと言えるでしょう。

twitterでは「トレンド」や「ハッシュタグ」が似た機能をもっており、こちらもまた言葉通りtwitter上でのトレンドを知るのに有効です。

kizasiで上位にランクインしているコンテンツは、人が現在注目している事だと考えられます。 いわばうわさ話のようなものです。

あなたがもしブログでマーケティング展開を行っている場合は、こうしたワードを記事にさりげなく含ませる事でアクセスアップを狙う事ができるでしょう。

メルマガを配信している人にも大きな力となります。 コンテンツの主題が違う場合でも、編集後記などの世間話としてキーワードを含ませておく事で、無意識下で読者の興味を維持する事ができるはずです。

メディアに現れないような情報が得られるのも特徴です。 ブログを書く人はネット以外でもいろいろな情報を収集してくるので、メディアでまったく話題になっていない要素を先取りして知る事ができる事もあります。

芸能人のゴシップ等、メディアに先導されている情報も多いのでそこは注意が必要です。 そのまま流用するとタイミングがずれてしまう場合がありますので、なるべく長期的に話題が維持されると予測できる情報を精査する必要があるでしょう。

知らない人にとっては非常に新しい情報なので、有効活用しない手はありません。 新しいマーケティングを考えている人にとっても大きなヒントとなるはずです。

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