ナチュラルなリンクと人工リンクの見分け方
公開日:
:
SEO
これはあくまで原則論である。
しかし、この原則論をおさえておけば基本的にはOKである。
現在ではペンギンアップデートの導入によって、人工リンクへの対処が強く求められるようになってきた。
人工リンクは原則的にはすべて外さなくてはならない。
しかし、人工ではないリンクはサイトの評価アップにつながっており、これに対してリンクの削除依頼を行うと、プラスだった評価も失うことになる。
だから、どれが人工リンクなのかを見分ける方法が重要なのだ。
どう考えるか?
こう考えればよいのである。
- リンクが存在するページ自体に存在する意味があるのか?
「日記のように他人に読んでもらうことを意図している」
「アフィリエイト収入を得ることを期待している」
といったものだ。よく間違えられる、unkar.orgといった2ちゃんねるのまとめ系サイトなどは後者に属し、間違えられやすいのだがこれらは無害である。 - リンクの貼られ方は自然か?
リンクを貼る動機というのは普通は以下のようなものであろう。
「記事内容を補足するような詳しい情報があるので、そのページを見てもらいたい」
「知人のページを紹介したい」
「自社ではこのようなサイトも運営しているのでそれもついでに見てもらいたい」
「面白いページなのでみんなにも知らせてあげたい」
「とても役に立ったので備忘録的に残しておきたい」
といった理由であるはずだ。実は、これらの理由には共通するポイントがある。
もし、わからないのであれば3分ぐらいは考えてから読み進めて欲しい。さて、答えだ。
そのリンク先のページを誰かに(自分を含む)読ませたい。
という理由のあるリンクが意味のあるリンクなのだ。
そうでないリンクには意味がない。
さて、これでお分かりであろう。
リンクのあるページそのものに何らかの価値があり、リンク先を読ませる意図があるリンクだけが意味がある。
それ以外のリンクは基本的にはゴミだと言って良い。
例えば、SEO目的でのみ設置されたYomi-Searchとか、相互リンクのページに雑多に何十何百とあるリンクである。
これらは、基本的にマイナスになりこそすれ、プラスの価値はないと言って差し支えない。
もし、このリンクが仮にGoogleからの評価がネガティブなものでなかったとしても、プラスの評価はごく微々たるものなのだ。
関連記事
-
SEO情報との距離の取り方について | THE ALFEE「星空のディスタンス」
SEM-LABOの阿部氏の記事「一次情報に踊らされない能力」にとても良いことが書いてあるので引用し
-
リンクは取りにいくものだ
これまでのSEOにおいて、リンクは「買うもの」あるいは「貼るもの」であった。しかし、 これらは危険
-
中小企業のWeb担当者が自分一人で結果を出す方法 | 井上陽水「青空、ひとりきり」
中小企業の担当者は忙しい。 ホームページの担当者として任命されたのはいいものの、中小企業の場合だいた
-
最近面白いと思うSEOブログ
SEOブログを日々更新しているので、やっぱりネタ欠乏症に陥るのである。そんなわけで、晴練雨読の新着
-
スーパーアフィリエイターだからってSEOを任せていいのか
SEOはアフィリエイトにおいて稼ぐための重要な技術要素ではある。しかし、SEOとアフィリエイトはま
-
過去のイベント・商品のページをどのようにして残すのがSEOの観点から正しいのか? | 堀江淳「メモリーグラス」
Web&モバイル マーケティング EXPO【秋】に出展してみて色々なことがわかったので、せ
-
SEOの相見積もりに意味なんてない
画像はフリー画像の女性の写真。あっちこっちで見かける。ひっそり隠れた有名人ってところかもしれない。
-
コンテンツSEOは達成すべき目的を明確にしなければならない | 吉田拓郎「人生を語らず」
コンテンツSEOって大抵失敗する。 その原因は大体、 「コンテンツさえ作ればなんとかなる」 という
-
SEO業者にとって顧客とは誰か
私は顧客でなければコンテンツは作れないとは思っていない。要は、集客をしたいと考える主たるコンテンツ
-
SEOはToDo志向でもいいと思う
よく言われるのが「ホワイトハット」と「ブラックハット」この2種類である。「ホワイトハット」とはGo
- PREV
- Web制作会社とSEO
- NEXT
- ミラーサイトなんか気にしなくていい
Comment
[…] のリンクが不自然なリンクなのかわからないという疑問を解消してくれそうな記事が、SEOだけじゃない Web集客コラムのナチュラルなリンクと人工リンクの見分け方で公開されています。 […]