テレビCMとWebの販促はまったく違うんです! | 鈴木雅之「違う、そうじゃない」
公開日:
:
集客コラム
超大手企業のWebサイトやスマホアプリなどはすごく残念なモノがよくある。
根本的な勘違いである。
面白くもおかしくもないWebサイトやスマホアプリを作っていることが多々ある。
かなりデザインとかは作りこまれていて、金はかかっていそうなのにつまらないものだ。
大手広告代理店がやっているからなのだろうなぁって思ったりもしている。
テレビCM、新聞広告、雑誌広告、ラジオCMといった4大マスメディアにあって、Webにないものがある。
Webにはこれがないにもかかわらず、4大メディアと同じ発想でやってしまうのがその理由だと思うわけだ。
世の中にある広告媒体は、4大メディアだけではなく様々な媒体がある。
駅の看板広告とか、ラッピングバスとか、電車の中吊りとか、はたまた薬局の薬袋に印刷された広告とか・・・、まあ、イロイロある。 これらに共通してあるものとは、
「強制的に誰かの目に触れる仕組み」
である。
Webにはこれがない。
いくらカッコイイWebサイトや、PR用のアプリを作ったとしても誰も見ない。
インターネットの自社メディアには人の目に露出させる仕組みがない。
ここを勘違いしてしまうのだ。
マス広告ばかりをやっていると得てしてこういう間違いをやってしまう。
だから、どうすればいいのかなのだが、ネットというのは、それそのものがコンテンツである。
広告代理店っていう発想ではうまくいかなくて、番組や雑誌記事といった制作側の発想が必要になってくる。
人を集めるところがむしろ重要で、ここができなければ話が始まらないのだ。
広告をうまく作って、コンバージョンを上げるというのは集客が前提で、集客がなければ全てゼロである。
特にマス広告をやっている大手の会社の方には是非、制作側の発想でWebのメディアを作って頂きたいと思うのだ。
関連記事
-
LP(ペライチページ)の有効性
有限会社アズモードの宮脇氏のWeb担当者Forumの記事、「ページを開いたらまずスクロール、という
-
プレゼンにこそKISSメソッドを
KISSメソッドである。 って言われても知らない人も多いかと思う。そういう自分も住太陽氏のWebサ
-
広告を出す前に、自分のサイトを見直そう
ウェブサイトの運営は、個人でも非常に簡単にできる時代になりました。 新しいところで「Wix」というH
-
誰でも参加できる市場の未来
インターネットは利便性だけでなく、ビジネスの幅を大きく広げました。 最近ではショッピングサイトを無
-
今日の更新はお休みにしこれからは毎朝更新にします
通常平日の夕方に更新をしているのだが、まあ、会社員だったら誰も見ない時間だとおもう。 もうそろそろ
-
テレビCMをやっている会社はtwitterを見たほうがいい
我が社のクライアントにもテレビCMを頻繁にやっている会社がいくつかある。(実はいくつかあるんです)