スパムになるのかどうかの証拠なんかいらない | 大滝詠一「オリーブの午后」
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今回はとっても微妙な話題で、しかも、選曲も微妙・・・。
大滝詠一氏が12月30日に、急死したのでどうしても書いておきたかったっていうか、まあこじつけってやつである。
昨今では1月3日のやしきたかじん氏の死去が大ニュースだったのだが、私はずっと東京圏に住んでおりやしきたかじん氏を残念ながらみたことがない。
やしきたかじん氏の名前を初めて知ったのは、インターネットの利用状況の調査を行った時だ。
大阪圏ではやしきたかじんというキーワードの出現頻度がかなり高いのに、関東ではまったくないという報告を見て初めて知ったのである。
「確かにしらないわぁ」
って感じであった。
その調査以降、やしきたかじん氏のことを耳にすることはなくってニュースを見て、
「そんなに有名だったんだぁ」
って驚いたのである。
見ることがなかったのが残念である。
といったわけで、私にとっての昨今の物故の話題は圧倒的に大滝詠一氏である。
大滝詠一氏なかりせば、日本の現在の歌謡曲の有り様そのものが大きく違っていたかもしれない、と言われるほどの影響力を持ったミュージシャンである。
しかし、1984年の「EACH TIME」発表後ほとんど活動せず、大多数の人々は知らない存在となっていた。
それにもかかわらず、「A Long Vacation」「EACH TIME」この2枚のアルバムの放つ光芒は余りにもまばゆく、日本の音楽史に燦然と輝く金字塔であると言っても全く言い過ぎではない。
といいつつ、「オリーブの午后」はこの2つのアルバムに収録されていない、隠れた佳作と言える(あまり隠れてないか)作品である。
けだるいのに爽やかさのあるメロディ、甘酸っぱい夏の情景が鮮やかに切り取られたような、青春ドラマを思わせる描写。
全てにおいて素晴らしい曲である。
なんで、この曲を選択したかというとただ単に、「いらない」っていうだけで、はい、こじつけです。すいません。
って、今日は普段書く程度の記事の長さを既に前置きで使ってしまったので、「これで終わります」って言いたいところなれど、やっと本題に入ることにする。
さて、今回書きたかったのは、スパムかどうかのエビデンスの話だ。
エビデンスって妙な横文字だが、要は信頼に足る根拠っていう意味。
「被リンクについてIPアドレスを分散させないとスパム扱いされるかどうか?」
誰も確固としたエビデンスを持たない中で語っているから議論がおかしなことになっている。
という意見を述べている専門職の人がいらっしゃる。
私はこの意見に対して同意する。
「IP分散させないとだめだよ」
「いやそんな必要はないわ」
と熱く感情的に語りつつも、どっちの意見を述べている人もエビデンスを持っていないというケースがほとんど。
確かにわからない人同士が自分の思い込みや推測で、熱くなって意見を戦わせても不毛だというご意見。
ごもっともである。
しかし、この問い自体に意味がないとしたらどうだろう?
結局被リンクを貼って無理やり上げるって手法は、IPを分散させようがさせまいが遅かれ早かれGoogleにやられるんだから、そんな方法をとるのは懸命な選択肢ではないよ。
ってことである。
実はIP分散だけではなくって、人為的被リンク施策に関しては全て当てはまる。
一度に大量にリンクを貼るとスパムになってしまうのか?
とか、
アンカーテキストがどれくらい偏るとスパムになってしまうのか?
といったような質問にはそもそもあまり意味がないのであって、だから「こうすればスパムになる、ならない」っていう方法論についてエビデンスがあろうがあるまいがどうでもいいのである。
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