マーケティングのセンスを育てるSEO | 郷ひろみ「よろしく哀愁」
公開日:
:
SEO
SEOはマーケティングと分かちがたく結びついている。
っていうか、ネット上で行われるマーケティングのごく一部である。
マーケティングという言葉は、わかるような分かんないような微妙な言葉なので、ここで認識合わせをしておいたほうがいいかもしれない。
アメリカ・マーケティング協会の定義では(Wikipediaからひいてみました)
マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。
だそうである。
つまり、企業の行う販売活動のほとんど全てがマーケティングということになろう。
しかし、売りつけるセリングとは異なる概念とされている。
「セリング」とは、顧客が欲しくない商品でも(極端に言えば)詐欺的ないし強迫的に売りつける意味合いを持つ。対して「マーケティング」とは、商品について顧客に知ってもらい、関心を持った顧客にはよく理解してもらうための情報を提供することである。
ということ。
顧客になりうる人に広く、深く自社の商品なりサービスを知ってもらい、利用してもらえるように促すような仕組みと今回は定義しておくことにしたい。
SEOはまさにこの仕組みの一つであろう。
SEOは何かを求めている人がいて、自発的にWebサイトを見つけてもらい、自分の意思によって購入なり利用してもらうように手助けする行為である。まさしく、マーケティングの仕組みそのもので(っていうか、他のWeb上の販促手法もそれだけどね)ある。
では、SEOではどんなマーケティングができるのだろうか?
アイレップの渡辺氏は研修などで、一見SEOによって何もPRする必要がない商品なり、サービスについてどうSEOを行うか?
という問いを行うそうである。
これこそまさにマーケティングの発想を養う、いい訓練だと私は思っている。
例えば「東京ディズニーランド」はどのようなSEOを行うか?「警視庁」は?
といった感じの問題を出すらしい。
これはとっても面白い問題である。
私もこんな感じで問題を作ってみたので是非考えてもらいたい。
1.地方ローカル鉄道会社
2.着物をもっと普及させようとしているNPO
3.郵便局による年賀はがきのPR
さて、今日の懐メロは郷ひろみの「よろしく哀愁」である。
「会いたい時間が愛育てるのさぁ~」
育てるって言いたかっただけかもであるが、大好きな曲なので前から書いてみたかったのである。
関連記事
-
検索順位が飛ぶことを恐れてはいけない | 円広志「夢想花」
今日のアイキャッチ画像は円広志の「夢想花」だ。 円広志って言えば夢想花ってぐらい有名。曲名も、歌手
-
ブログはまず3ヶ月頑張ろう
晴練雨読さんに有用ブログとして取り上げてもらえるようになった。ありがとうございます。なのである。
-
上位表示を必ずしも目指す必要はない
目指さなくたっていい。とまで言い切るのはアレなのだが、 かなり真面目にそう思っている。 上位表示す
-
SEOはシステムエンジニアリングではない
コンピュータ将棋がついにプロの将棋指しを破る時代になった。ちなみにプロの将棋指し(プロ棋士って言い
-
ソーシャルの指標はSEOに関係するか
アイレップの渡辺氏が「Facebook と SEO の関係 - Facebookページの人気度は検
-
-
SEOの実験結果といわれるものを鵜呑みにするな
こんなことをやったら順位が上がった。 っていうような実験結果ってよく見る。しかし、この手のものは
-
企業サイトとアフィリエイトサイトはSEOにおける出発点が違う | 山口百恵「イミテイション・ゴールド」
検索エンジンから集客するためにはリンクが必要であり、Googleのガイドライン違反をしないで集客する
-
お勧めできる同業他社について | 爆風スランプ「よい」
最近ブログの更新をさぼりがちだ。 まあ、週に2回ぐらいつづボチボチ更新していこうかなって思う。 最近
-
レンタルサーバーの選択は死活的に重要である | 来生たかお「君の選択」
ひどい目にあったのである。 付き合い自体は結構古く、色々お世話になったのだが今はコンサルティング契約
-
WikipediaのSEOの定義は間違っている
「Wikipediaに書いてあることは正しい」 と思ったら大間違いである。Wikipediaは誰で