*

Over Optimization 過剰最適化は最もやってはいけないこと | 大滝詠一「さらばシベリア鉄道」

公開日: : SEO

Over Optimization 過剰最適化は最もやってはいけないこと | 大滝詠一「さらばシベリア鉄道」

「過剰最適化」Over Optimizationて言葉がある。

何をもって過剰最適化と定義するかっていうのはなかなか難しいのだが、ニュアンス的にはSEOのし過ぎってことである(って見たまんまだ・・・)。

詳細は海外SEO情報ブログにこんな記事があるのでご覧頂きたいと思う。
なので、過剰SEOは何かについてはここでは触れない。
「過剰SEOサイトにはペナルティを与える」というGoogleマット・カッツの発言について

過剰最適化はSEOの最大の罠であり、SEOをやったものであれば誰しも一度は通過する道である(と思う)。
SEOを勉強するとこんな過程をたどることが多いと思う。

1.最初は全然わからない
2.本などを読んで勉強する
3.サイトに知識を適用してみる
4.適用してみたものの順位が上がらない、あるいはもっと上げたいと思う
5.色々調べて色々やってみる
6.やりすぎてペナルティを受ける
7.懲りる 

こんな過程だ。
SEOをかなりやりこんだ人になると、5~7を何度も繰り返した経験あったりする。
その結果、大抵はほどほどの無難なところに落ち着く。
(一部のSEOマニアや業者はギリギリのところを狙って、どこまでやったらペナルティになるかずっと追求したりするが)

このほどほどの無難なところを見極めてその辺を目指すのは、SEOに対してのあきらめでもあり、そしてSEOの知恵でもある。
ある程度以上の経験者になると、あんまりゴリゴリSEOしないことが多いのだ。

ほどほどまでSEOすれば、それ以上はコンテンツ力で勝負だわ。

って考えるのだ。

なぜ、過剰にSEOをしてはいけないのか?

実際悪いことをしていなくても悪いと思われてしまうからである。
過剰なSEOは大抵スパムの領域に踏み込む。

もし、スパムを疑われる箇所が複数あった場合、このサイトはスパムをやっているとGoogleから判定されてしまう可能性が高い。

軽微な違反、もしくはガイドラインに触れるか触れないか?という箇所が多少あったとしても基本的には問題ない。
しかし、そのような箇所がたくさんあると、スパムサイトと判定される可能性が出てくる。

人間関係でもそうだよね?

自販機の前で、
「あ、ごめん、100円ないわ」
って、初めていわれたら、

「あ、いいよ、100円やるよ」

って言って100円あげるかもしれないが、こんなことが度重なると、

「お前、わざとやってるだろ!」

って思われる。
それと一緒である。

だから、過剰なSEOはやってはいけないのである。
やり過ぎたら疑われる。
一度疑われたら、過剰な部分は全てスパムのためにやった施策だという疑いの目で見られるようになる。

そうならないために、過剰なSEOは避けなければならない。
過ぎたるは及ばざるが如しってことだ。

さて、今日のアイキャッチ画像は大滝詠一の「さらばシベリア鉄道」だ。
(どうでもいいのだが、大瀧詠一って書くべきかいつも迷うw)

この曲は邦楽の中における最高傑作の一つであることはあまり異論がないだろう。
もともとは太田裕美のために作られた曲であるが、太田裕美よりもこっちのほうがずっといい。
(太田裕美をDISる意図はまったくなくって、太田裕美も大好きなシンガーで、この曲に限ってはということで。太田裕美についてもそのうち語りたい)

世界で初めてこの曲が収録されたアルバム、「A Long Vacation」は世界で初めてCDとして発売されたことでも知られている。

私もこのアルバムで、初めてCDを聴いたのである。
(おっと、今日は熱く語ってるぞ)
レコードと違って、音楽が再生されるまで全く無音であることに驚いた。

レコードの場合は、音楽が始まるまで「ジジジジジ」って溝の上をレコード針がこすれる音がするのだが、それを聞きながら音量調節をしたものだ。

ところがCDでこれをやると、いきなり大音量が出てスピーカーが壊れるという事件が発生する。
あの当時のCDプレイヤーの説明書には必ず、

「再生されるまで音は出ませんので、音量を大きくしないようにして下さい。スピーカーが破損する危険があります」

ってなことが書いてあった。

シーン、と静まり返ったスピーカーから突然、透き通ったサウンドが響き渡ったことにあの頃の自分は天地がひっくり返るほどの衝撃を覚えたものである。

それが、このアルバム。

ちなみに大滝詠一はこのアルバムを初めてCDで聴いた時に、

「あんまり変わんないじゃん」

って言ったそうなw

関連記事

SEO業者がテレアポやダイレクトメールなどを送る理由

SEMラボの阿部氏が「SEO会社が何故電話営業するのか?に答えます。」という記事でこんなことを書い

記事を読む

SEOは検索エンジンに対してシグナルを送ること

アイキャッチ画像は記事とは関係ないので悪しからず。とはいえ、隠れた名曲なので一聴をおすすめ(昭和歌

記事を読む

no image

SEOはサイト制作に含まれる

今回はSEOの技術的な話だ。 SEOをやるのはいつがいいのか? 「今でしょ」 では残念ながらない。

記事を読む

レンタルサーバーの選択は死活的に重要である | 来生たかお「君の選択」

ひどい目にあったのである。 付き合い自体は結構古く、色々お世話になったのだが今はコンサルティング契約

記事を読む

no image

検索エンジンの先にいる人こそが重要

SEOって結局何のためなの? って話だ。 このコンテンツを必要としている「誰か」対して、自分が書

記事を読む

SEOで一番重要なことはSEOし過ぎないことだ | 「愛されてばかりいると」井上陽水

技術的な事柄を文字通り覚えて、それをやり過ぎることからSEOにおける悲劇が起こる。 「タイトルには

記事を読む

PDFファイル活用のおすすめ

PDFファイルって意外にあなどれないのだ。 Web上に公開してやると、意外と検索順位が上がったり、

記事を読む

SEO業者にとって顧客とは誰か

私は顧客でなければコンテンツは作れないとは思っていない。要は、集客をしたいと考える主たるコンテンツ

記事を読む

相互リンクはもう終わってる

今でも相互リンク集ってあるのだが、正直、相互リンクは無駄だなって思う。これほど無意味なSEO施策が

記事を読む

リンク規定の危険性

リンク規定があるサイトを時々見かける。 通常は問題はない。なぜ問題ないかというと、幸か不幸か誰もリ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

arigatou-anata
広告はすべて否認をすべきか? | 山口百恵「ありがとうあなた」

被リンクのチェックはかったるい仕事である。 しかも、被リンクはウェブ

anatanara-dousuru
Googleがスマホ対応をランキング要因として重視すると発表 どう対応すべきか? | 「あなたならどうする」いしだあゆみ

Google、「スマホ対応」をランキング要因に利用することを決定。4/

alice
スマホ対応が難しい真の理由 | アリス「未青年」

「スマホ対応と安易に云う勿れ。」 もう一度云うのだ。 「ス

nichijyo
SEOはプレゼンテーションであると考えよう | 嘉門達夫「日常」

オーバーオプティマイゼーション(Over Optimization )

Visitors
ブログのタグをSEOの観点からどう扱うのが正解か | 佐野元春「SHAME-君を汚したのは誰」

「そのタグ大丈夫? Webサイトにタグを貼る前にチェックしたい2つのこ

→もっと見る

  • 順位は上げるものではなくて上がるものです
  • 2024年12月
    « 3月    
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    3031  
PAGE TOP ↑